ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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7/6 巨人 8-7 広島 → ラミちゃん決勝ホームランで28号が3人に!

巨人 8-7 広島 7月6日(火) いわきグリーンスタジアム

対 広島:9勝1敗0分

勝利投手:福 田 7試合 1勝 1敗 0S

セーブ :クルーン 26試合 1勝 1敗 15S

敗戦投手:広 池 3試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

 巨人:西村健→星野→福田→久保→クルーン(C:阿部)

 広島:ソリアーノ→岸本→広池→林(C:倉)

ホームラン:

 巨人:エドガー5号2ラン、ラミレス28号2ラン

 広島:嶋6号2ラン

本拠地・東京ドームを離れ、福島・いわきで行われた初の巨人公式戦。巨人は二回、先発の西村健が3連打を浴び、先制を許す。その裏、エドガーの2ランで追いついたものの、五回に3点を献上し、勝ち越される。その後両チーム2点ずつ加え、3点ビハインドで迎えた七回、小笠原のタイムリーで1点差とすると、ラミレスに逆転の28号2ランが飛び出し、広島東洋カープに8対7で勝利。乱打戦を制した。

Yomiuri Giants Official Web より

前回の登板も広島戦だった・・・その日の夜「西村はどこをどうしたら・・・?」という記事を書いた。ワタシが監督なら前回の登板後にファームへ送っているが、原監督はもう1試合辛抱をした。今日、試合前の西村は「ラストチャンスだと思って頑張ります」というコメントを出していた。しかし、結果的にそのチャンスを生かすことが出来なかった・・・試合前や試合中には阿部と相当話し合ったと思う。とにかくマウンドで鬼になれていない(ように見える)西村に対して、インコースを強気に要求して何とか勝利を!という配球に今日の試合にかける思いが見えた。

ただ、残念ながら5回持たず、先発野手全員に安打を許すという結果で試合後に原監督は2軍行きを決定した。私から見ればこれまでよく辛抱したと思うが、これまで結果が出なくともローテーションを守ってきた投手だけに、何とか!!!という思いは人一倍強かったのかもしれない。

ワタシも今年の西村には期待していただけに、残念な思いでいっぱい。今日は勝ち投手が転がり込んできた福ちゃん(福田)だが、野間口とあわせて、私の中では「一皮むけないトリオ」と呼んでいる。3人ともキレのいいストレートに決め球となる変化球をもっているにもかかわらず、マウンドで鬼になれなくて(攻め切れなくてと言っていい)チャンスを何度も逃している。彼らが自分の持っている良さを前面に出してくれれば、3人とも勝ちを計算できるローテーションピッチャーになれているはず。年齢的にももっとも脂が乗っている年だけに、何とか這い上がってきてチームを引っ張って欲しい。

先発がゲームを作れなかっただけに、7回攻撃前の時点で3点のビハインドと、本来なら今日は完全に負けゲームの流れだった。

ソリアーノの適度に荒れる球をなかなか捉えることが出来ず、エドガーのホームラン以外ヒットが出ない状態でヘタをすると完投されてしまうのでは?という状態。7回に坂本のヒット、松本の四球のあと、ガッツのタイムリーとラミちゃんの28号ツーランで逆転と本来の繋がりでひっくり返したが、これが対広島との相性の良さなのか?と見ながら驚きを隠せなかった。

負けゲームだと思われた試合をひっくり返すところは粘り勝ちと素直に喜びたい。

特に好調阪神も勝っていただけに、今日の勝利は大きかった。

明日は内海 vs マエケン。これも前回登板の際に「次もマエケンの時に投げさせてくださいと懇願するくらいの気持ちで言って欲しい」と書いたが、前回の試合の翌日に「次は必ずリベンジします!」とコメントしていた内海。昨日、今日も調整の中でリリースポイントの再確認をして納得できたと言っているようなので、期待して見たいと思う。

あと、阿部が月間14本塁打で6月のMVPを受賞した。これで、3,4月のガッツ(小笠原)、5月のラミちゃんと続いて巨人のクリーンアップが3ヶ月連続受賞。7月も巨人ナインがとれるように頑張って欲しい。(7月からガッツ、ラミちゃん、阿部のコンボなら超うれしい)。

何気にうれしいのが、パリーグの投手部門で受賞した木佐貫。今日は残念な投球だったが、今年はオリックスのローテションエースとしてナインを引っ張っている。投げている時の顔にも自信がみなぎっているし、移籍して本当によかったねと心からお祝いを言いたい。