ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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6/27 巨人 2-4 横浜 → ローテの谷間、黄志龍チャンスを生かせず・・・

巨人 2-4 横浜 6月27日(日) 東京ドーム

対 横浜:8勝2敗0分

勝利投手:ブーチェック 12試合 1勝 0敗 0S

セーブ :山 口 28試合 1勝 6敗 16S

敗戦投手:ファン・ツーロン 3試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

 巨人:ファン・ツーロン→星野→MICHEAL→山口(C:阿部)

 横浜:ブーチェック→加藤→江尻→真田→山口(C:橋本)

ホームラン:

 巨人:

 横浜:内川4号ソロ

同一カード3連勝がかかっていた横浜ベイスターズとの10回戦。8勝1敗と相性の良さをみせていた相手に先制を許してしまう。七回にエドガーのタイムリーで追い上げたが2対4で敗れた。

Yomiuri Giants Official Web より

昨夜の記事の締めに今日の先発がどうなるかと書いたが、原監督はオビスポと小田嶋をファームへ落とし、マイケルとファン・ツーロン黄志龍)をあげてきた。ま、シーズン終盤じゃあるまいし、さすがに中4日で東野には投げさせないか。

さて、ローテの谷間とはいえチャンスをもらった黄志龍だが、フォームには躍動感があるもののボールが高めに浮いており、1,2回はランナーを出しながら何とかしのいだが、3回につかまってしまった。先発6人のうち最後の1人が固定できていないため、黄志龍にとっては大きなチャンスだったが今日のところは生かせなかった。

一緒にあがってきたマイケル中村だが、こちらは2イニングを0安打3三振と上々の出来だった。ファームでも17試合22イニング1/3を投げて防御率 1.61 と状態は良い。期待されて入団した昨シーズンが散々だったため、今日もファン(私も含め)は半信半疑だったろうが、なんとかOK。しかし、このくらいじゃ昨年の不信感は払拭できない。今週は週末に大事な阪神戦を控えており、そこで起用されるためにもその前の広島戦でも結果を残して、まずは久保の負担を軽くして欲しい。

(ま、厳しい場面ではまだ使われないだろうけど)

打線は坂本だけが無安打とちょっと残念なことになってしまったが、初先発のブーチェックの出来が非常に良かったのと、橋本のリードもさえていた。特に阿部に対しての攻めは昨夜「攻めどころが見つからない」と書いた私の予想を裏切って、変化球でせめて高めの直球を振らせる(第1打席)、打者の手元で変化するキレの良い球で三振に取る(第2打席)などリードと投手の気迫が両方そろった素晴らしい投球だった。

残念なのは球速が4~5Km落ちた終盤に同点まで持ち込めなかったことか・・・エドガーのタイムリーで2点を返し、代打のガッツが内野安打、坂本が四球と1打同点の場面までお膳立てするが、亀井がリキんでしまってアウト(投手は真田)。あそこは谷とか古城でもよかったんじゃないかな~~と思うが、ま、仕方ないか?

交流戦あけ初の同一カード3連勝は逃してしまったが、3カード連続の勝ち越しで貯金を3つ伸ばせたのは大きい。幸いにも阪神も負けてくれたため、ゲーム差は変わらずということで、まだまだ流れは失っていない。

広島戦からはガッツも復帰するし、クリーンアップ以外の状態も良くなってきたので、期待したいと思う。