巨人 2-5 横浜
対 横浜：7勝5敗0分
勝利投手：リーチ ３試合 １勝 ２敗 ０S
セーブ ：山 口 37試合 １勝 ３敗 22S
敗戦投手：トーレス ６試合 １勝 ２敗 ０S
投手リレー
巨人：トーレス→福田→高木→小野 捕手：實松
横浜：リーチ→山口 捕手：細山田
巨人：實松２号ソロ
横浜：
BS-TBSにて観戦
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８連勝をかけて臨んだ横浜ベイスターズ１２回戦は、先発のトーレスが序盤から３点を奪われ、２イニングでノックアウト。打線は横浜先発・リーチに８回を２点に抑えられ、２対５で敗れた。連勝は７でストップした
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今日のスタメンは左のリーチということ、屋外試合６試合目での疲労を考慮、先発がトーレスということでキャッチャーには實松を入れて、ヨシノブを休ませてサブローを入れたということなんだと思うが、昨夜２安打の亀井とチャンスで三振してしまったサブローがネックになってしまったか？
まぁ先発が２イニングで３失点ではどうしても打つ手は後手後手に回ってしまうし、犠打で１点を取りにゆくという野球もしづらい。加えて、リーチが良かった。
巨人にもチャンスは何度かやってくるが、藤村の牽制死（６回）、亀井のゲッツー（７回）と今日はチャンスを広げることが出来ずに連勝は７でストップしてしまったゲームではあるが、
まずは投手陣。
トーレスの２イニング降板はいただけないが、それ以上に福ちゃん。恐らく原監督の頭の中ではトーレスが少しでもおかしければ、ロングリリーフの出来る福ちゃんを早々に出そうとは思っていたと思う。ローテ的にも今日はキツイ日だし、この二人で７～８回くらいまで持ってくれればイイかな？くらいに考えて、勝てそうなら久保を、負けそうならロメロ、高木、小野で予想していたのではないかと思う。
（っていうか、私はそう考えてた）
せっかくのチャンスで好投できなかったのは、相当に悔やんでいると思う。
ただ、予想以上にトーレスを早く代える事になってしまったのと、福ちゃんがピリっとしなかったのが誤算といえば誤算か。ここ４試合は先に点を取って、優位な状態から継投してゆくパターンだっただけに、今日のように３点のビハインドからだと、勝ちの継投はしずらいし、打線にリズムを作ることも難しく、悪く言えば大雑把な野球になってしまうハメになってしまった。
攻撃陣も長野を欠いている状態で、阿部、ヨシノブを休ませる打線となれば、攻撃力も少し落ちる。その分、ガッツとラミレスに期待がかかるが、ちょっと今日のラミちゃんはホームランを意識していたか、随分と大降りの空振りが目立っているような気がした（特に後半）。冒頭にも触れたように、チャンスはあったがそこでサブロー、亀井が連続で倒れてしまうような事になり、得意の空中戦も實松の１本だけとなる。
ってか、リーチには前回勝っているとはいえ、それは打ち崩して勝ったわけではないし、巨人は伝統的に（？）カーブを駆使する投手（と左投手）が苦手なので、昨日までのような派手な攻撃が出来るわけではないことはわかっていたはず。實松とサブローの起用にはそういった左投手攻略のための意味も含んでいたと思うが、いかんせん前夜までが良すぎたのか、相手投手攻略を選手に任せすぎ。カーブを狙ってるのか、ストレートに的を張っているのか、まったくわからんかった・・・ま、今日まで２試合にしか投げてなくて、データが少ないというのもあるだろうけど、もう少し相手の配球にあわせた攻撃を仕掛けても良かったんじゃないかと思う。
坂本の最初の２打席は良かったものの、以降はボールを追いかけすぎて体勢崩れまくりだし、ガッツは昨日ノーヒットだったことが気になったか、最初は待ちすぎ、後は早すぎでタイミングがずれていた。
結果的に２番に上がって以降の藤村が４割６分と一番安定している。
（ま、内野安打でも安打を稼げるし）
ただ、あの牽制死はいけないね、本人も相当反省しているようだし、そういう経験も次からは失敗しないための糧になると思えば、１点が致命的な競ったゲームの時にやらかしたんじゃなくて良かったと前向きに考えたい。
全体的にどん底状態の時に比べれば、どのイニングでもチャンスは作れそうな感じはあるので、今日負けたことは余り堪えてないと思う。
連勝なんていつかは止まるものだけど、せめて欲を言えば、貯金を１つ作ってからにして欲しかった・・・・今日はヤクルト、阪神も負けたため、上位２チームとの差も広がらなかったし、阿部、ヨシノブ、山口、久保を休ませられたと思えば、明日からの東京ドームで仕切りなおしと行く切り替えは出来ると思う。
とはいえ相手は雪辱に燃えていると思うので、先週と同じ先発ローテで向かってゆくと思うが、同じように抑えようとは思わないこと。「もう負けたくない！」と気力で向かってくる相手に対し、それを上回る気迫で押し返すくらいのゲームを見せてもらいたい。
（原監督が好きそうな言葉だなぁ・・・）
