ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/6 巨人 3-0 中日 → こういう勝ちを増やしてゆかないといけない。開幕以来の初戦勝利!

巨人 3-0 中日

対 中日:1勝0敗0分

勝利投手:内 海 4試合 3勝 1敗 0S

セーブ :ロメロ 8試合 0勝 0敗 4S

敗戦投手:チェン 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:内海→越智→久保→ロメロ 捕手:加藤→鶴岡

中日:チェン→三瀬→河原→平井→小熊 捕手:谷繁

本塁打

巨人:

中日:

CS TBSチャンネルにて観戦

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昨年のセ・リーグ覇者・中日ドラゴンズとの初顔合わせ。巨人・内海と中日・チェンの左腕エースの投げ合いは、六回まで両チームともゼロ行進が続いたが、七回表に坂本の適時打で2点を奪った巨人が3連戦の初戦をものにした。

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終わってみれば巨人5安打、中日4安打と投手戦のように見える。

が、四死球を勘定してみると、巨人3四死球に対して、中日は7四死球で、それを安打に換算すれば

巨人 5安打+7四死球 = 12安打

中日 4安打+3四死球 =  7安打

となる。

正直なところ投手王国であるはずの中日からチャンスを貰い、それを坂本がしっかりとモノにして勝ちを拾ったというゲームだという印象が強い。

しかし、しかしである。

昨年、散々泣かされたナゴヤドームでの中日戦。ペナントもそうだが、CSファイナルステージでも煮え湯を飲まされた苦い思い出のある場所。その悪夢を打ち払うため、今日はどんな形でもいいから勝つことが必須の試合だった。

今季初登板となるチェンは持ち前の荒々しさこそ息を潜めて1~4回までは毎回出塁するものの得点にはいたらず、5~6回は三者凡退となり重い空気がベンチ内に張り詰めた。初登板ということで、スタミナが切れたか7回亀井の安打のあと、加藤、内海の代打矢野に対して四球を連発し、1アウト満塁の場面で坂本が綺麗なセンター返しで2点を先制することが出来た。それまで好投していた内海を下げた原監督の采配が結果的に功を奏した形になったが、あそこは難しい場面だった。

その内海も試合後にコメントしているように、粘り強いピッチングを続け、しっかりとゲームを作り、4年ぶりのナゴヤドームでの勝利を得るだけでなく、久しぶりの先発に勝ちがついたゲーム作りをした。

万全の状態には遠い中日とはいえ、勝ちは勝ち。

これで、昨年の呪縛から解き放たれ、明日以降は肩の力を抜いた勝負が出来るのではないだろうか?先発が0で6回を投げきり(先に点を取っていればもっと投げただろうが)、越智、久保の勝ちパターンセットアッパーが相手の攻撃の芽を摘み、ストッパー・ロメロが相手の4,5,6番を3人で仕留める。

ひさかたぶりの完全な勝利の流れで勝てたことは非常に気持ちよいもんだ。

ま、ロメロに関しては甘い球も行っており、打者の不調にも助けられ、勢いで抑えた感もないわけではないが、こういう流れを続けることで、自信をつけ、さらにひと皮むける成長が期待できる。

この調子で明日も勝利して、勝ち越しでまた東京ドームに戻ってきたい。

情報によると先日横浜戦でデビューした小山ではないかということ。

愛知は彼の地元でもあり、家族はもとより友人・知人も応援に駆けつけてくれるだろう。変に気負わず、前回の横浜戦のように自分の持っている武器がどこまで通用するか、己を試すようなピッチングをしてくれればそれでいい。

ん?2番、3番がノーヒットだったことは愚痴らないのかって?

いや、ビールの美味い勝ち方をしたときくらい、愚痴らずに美酒に酔いながらスポーツニュースを流し見させてください(笑)。