ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/7 巨人 2-1 中日 → 今季最初の対中日3連戦で勝ち越し決定!これはホントにうれしい

巨人 2-1 中日

対 中日:2勝0敗0分

勝利投手:久 保 10試合 2勝 1敗 0S

セーブ :ロメロ 9試合 0勝 0敗 5S

敗戦投手:ネルソン 5試合 1勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:小山→高木→アルバラデホ→久保→ロメロ 捕手:鶴岡

中日:ネルソン 捕手:谷繁

本塁打

巨人:坂本4号ソロ

中日:

NHK BS1チャンネルにて観戦

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先発のルーキー・小山は中日ドラゴンズ打線相手に走者は出すものの粘りの投球を見せ、五回途中1失点で降板。後を受けた中継ぎ陣も無失点と好投を見せた。打線は坂本が九回に決勝のソロホームランを放つなど全打点を挙げる活躍を見せ、2対1で勝利。昨年鬼門と言われたナゴヤドームで連勝を決めた。

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昨日に続き、巨人が4安打1四死球、中日が5安打2四死球と投手戦・・・・というか貧打戦の重い試合となった。小山にしてもネルソンにしても、仕留められそうな失投もまま見受けられたが、打つほうが打ち損じているような、そんな印象の試合(ネルソンは中盤からは良かったけど)に見えた。

結果的に両チームとも打撃好調な一番バッターが活躍するという流れだったが、最後は好調な中でも長打力のある坂本のホームランという形で決着をつけることになった。中日は荒木が3安打1打点とひとり気を吐いたが長打力という点で坂本に軍配が上がった。

さて、地元愛知での登板となったドラ4ルーキーの小山だが、前回の横浜戦に比べるとあきらかにストレートの走りが悪く、得意のフォークに頼るというピッチングだった。地元ということで力んだか、調整がうまくゆかなかったか、危ない場面を何度か迎える状況になり、売りのコントロールにも苦しんだ。不調の中日打線に助けられた格好だが、それでも1失点におさえ、パニックになることなく粘り強く投げることが出来たと思う。可愛そうだったのは5回、荒木の盗塁に対し鶴岡が投げた早急を脇谷がこぼしてアウトにし損ねてしまったこと。脇谷のチョンボがなければ5回を投げきることが出来、さらなる自信に繋がったのではないだろうか?

とはいえ、ルーキーということを考えれば、充分に合格点を与えられる。前回の登板が良かったためにもらった今回のチャンスだが、さらに次のチャンスをもらえるだけでなく、勝ちを期待できるポジションにレベルアップしたのではないだろうか?現在好調のヤクルト、広島打線に通用するかどうか見てみたい気もする。おそらく次の登板は来週のマツダスタジアムでの広島戦になると思われるので、そこで交流戦以降もローテに入り続けるか、交流戦を機会に誰かと入れ替わりになるか、判断されることになるのではないだろうか?

彼本来の持ち味である140km後半のストレートとフォークボール、そして四死球の少ないコントロールの良さが発揮できるようになれば、先発を任せられるゲームメーカーとしての地位をチーム内でつかむことが出来るだろう。

ナゴヤドームでの連勝はチーム状態が万全でない事を考えれば上出来以上。敵地での最初の中日3連戦で勝ち越しが決定したことは非常に大きな意味がある。チームも5割に復活したし、うまく波に乗ってゆきたい。明日勝てば今季初の3連勝となるので、連勝したことでホッとせずに、明日また集中力を発揮して、今度はもっと早い段階で先発投手に援護できるように打線の奮起を期待する。