ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/8 巨人 7-4 ヤクルト 徐々に雰囲気が良くなってきた?希望が少し見えてきた!

巨人 7-4 ヤクルト → 対 ヤクルト:8勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:杉 内 15試合 6勝 4敗 0S

セーブ :

敗戦投手:成 瀬 13試合 3勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→マシソン→戸根→宮國 捕手:相川

ヤクルト:成瀬→松岡→秋吉→山本→徳山 捕手:中村

本塁打

巨人:相川4号ソロ、阿部6号ソロ

ヤクルト:川端3号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:山本浩二 実況:佐藤義朗

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの13回戦。巨人は三回に相川のソロホームランで先制。続く四回には、杉内のタイムリーヒットを含む打者一巡の猛攻で、ヤクルトから5点のリードを奪う。1か月半ぶりの勝利を狙った先発・杉内はヤクルト打線を翻ろう、8回途中を1失点に抑える好投で6勝目を挙げた。打線も、五回に阿部のソロホームラン、八回に立岡の犠牲フライで追加点を挙げるなど復調ぶりを見せ、7対4でヤクルトに快勝した

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前回「杉内デー」の時にやってくれたら最高だったのに!

今季初めて8回のマウンドに立ち、自らの手で追加点も奪い、久しぶりの勝利を手にした杉内に最初にかけてあげたい言葉がソレだった(笑)

ところどころを見ると、甘い球も結構あって、4回、5回の先頭打者を出したあたりで、これをきっかけに崩れてしまうか?というところも見られたけど、何とか粘り強く投げ、6回川端に一発を浴びた後は、この回あたりでお役御免になるのか?と思わせといて7回を三者凡退で切り抜けるなど、決して調子が良いようには見えないながらも上手く投げたなという印象

恐らく今日の相川の方針だったのだと思うが、ストレートを随所に使い、しかも左右に限らずインコースをしっかり攻めていた事が、スライダー、チェンジアップを効果的に使える事に繋がって、要所をおさえることが出来たのだと思う。しかも初回から飛ばしている感じで、これまでの立ち上がりに失点する欠点を何とかしようという変化も見られて、今日に関しては非常に頼もしく感じた。

それでも、いきなり炎上!ってのも杉内の代名詞になりつつあるし、どれだけおさえていても、いつ何時おかしくなるかわからない不安感と常に隣り合わせだったので、頼もしさは感じつつも安心して・・・ってわけにはゆかなかったけど(笑)

前回があんなピッチングじゃなければ、出来れば次の阪神戦で投げて欲しかった(阪神も杉内に来られるのは嫌だっただろう)んだが、まぁしょうがない。

久々に勝って、少し嫌な運気も払いのけられただろうから、これからまた勝ちのサイクルになってくれると思う、いや、そうなってくれないと困る。

まぁ、今日は何と言っても打線に尽きるかな

ノーアウト満塁から点を重ねるなんてどれだけぶりだろう?(笑)長野、阿部、村田のトリオで無死満塁の場面となり、続くバッターが相川、杉内となったところでは、最低でも相川の犠牲フライで1点は取ってくれないと、せっかくのチャンスが無失点で終わってしまうと誰もが思っただろうし、その相川がセカンドフライで倒れたところでは

あぁ~ダメかぁ~~と諦めた人もいたんじゃないだろうか?っていうか、一瞬、私の頭をよぎったわ(笑)

せめてゲッツーだけはやめてくれ、出来ればボテボテの内野ゴロで1点とって、尚2アウト2、3塁くらいになってくれれば最高!くらいに考えてた。

まさか杉内がタイムリーを打つとは!

どうしても欲しかった2点目を杉内が取ったことで、次打者の立岡以降は少し楽に打席に立つことが出来るようになったし、相手の成瀬には大きな精神的ショックを与える事ができた。それがその後の、立岡、井端の連打に間違いなく貢献したと思えば、今日の杉内のお立ち台は投の貢献度より打のほうが大きかったかもしれない(明後日以降の事も考えるとって意味でね)

坂本がショートゴロでの打点1個で、ヒットがなかったのが残念だけど、その分、次はやってくれるだろうし長野、阿部に兆しが見えている分だけ、坂本も亀井も以前に比べたらプレッシャーは少し軽くなったんじゃないだろうか。

昨日は仲間はずれだった村田も、タイムリーとはゆかなかったけど得点圏にランナーがいる場面でヒットを打ったし、8回のライトフライも良い感じだったので、あと何打席か今日のような形が作れれば、何かのきっかけにはなるかもしれないな・・・

(もちろん、まだまだ信用してませんよ、これくらいじゃあ(笑))

それにしても昨日もそうだったけど、井端の復調が何気にデカい!春の低迷期に一人支えていたと言ってもいいくらいの井端のバッティング(と守備)が、6月は元気がなかったのが心配だったのだけど、いやいや、今日の5打席で一体ピッチャーに何球投げさせたんだ?ってくらいの粘りだった。しかも、粘った挙句にヒット打つとか、ピッチャーに対して最もダメージを与える打席を見せてくれた事に素直にスゴイと感服した。

ぶっちゃけ井端に関しては、チャンスでは犠打や進塁打で貢献し、ランナーのいない場面では相手に球数を投げさせて、次のバッターを楽にさせるくらいで充分だと思っていたので、あの選球眼とバットコントロールが蘇っただけで、巨人の攻撃力アップに繋がると思う

(ひところ、三振が増えたりしてたので、マジで心配してた)

阿部の2試合連続ホームランも素直に嬉しいしが、まだ???なボールに手を出す場面も見られるので、本当に阿部のバッティングが上向くのはもう少し先だろうか?それでも「フルスイングを心がけるようにした、相手もそれが嫌だろうし」というコメントから、何とか結果を出そうと焦っている自分から開放された感は伝わるので、ちょっとずつズレを修正しながら輝いていた頃の阿部に戻っていって欲しいなと思う。

そして、その阿部のコメントを早く村田の口からも聞きたいもんだとつくづく思う

(6番、7番にフルスイングしてくる左右の強打者が続いたら、そりゃ相手投手は嫌だよ(笑))

今の混セを抜け出すチームがあるとしたら、打線の軸がしっかりし、先発、中継ぎが安定しているチームってことになる(そんなの当たり前か)わけで、そういう意味では菅野、杉内に久しぶりに勝ちがついたのは大きいし、昨日のグッさん、そして昨日今日のマシソンが、これからもこのくらいの投球を続けられるようなら、守りは安定する。

そこに立岡のような元気な若武者に亀井のような繋ぎの4番、長野、阿部といった長打が打てる打者が安定してくれば、そうそう連敗することはなくなるだろうし、坂本がさらに調子をあげ、村田が復活したなら独走態勢に入れる。

事はそんなに上手く運ばないと思うが、暗い未来しか見えてなかった6月の事を思えば、こうなったら連勝できる!とか一歩抜け出せる!って想像が出来る状況になっただけでもぜんぜん違う。まぁ、こんだけ喜びながら、来週の今頃はまた愚痴のオンパレードになっている可能性と紙一重だけれど・・・・

そんな勢いをつけることが出来るか、それともまだまだ混沌としてゆくのか、その行方を占いそうな戦いが、明後日からの阪神

勝ち越した方が後半戦に勢いをつけることができるし、3タテすれば、大きなアドバンテージを手に入れられるとお互いが思っているだろうから、前半戦の大きなヤマを迎えるにあたっては、非常に良い勝ち方が出来た2試合だったと思う

管理人:みんぐ

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