ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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7/10 巨人 4-2 阪神 男泣きの村田と阪神キラーのポレダ健在で初戦突破!

巨人 4-2 阪神 → 対 阪神:8勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:ポレダ 14試合 6勝 4敗 0S

セーブ :澤 村 34試合 4勝 2敗 20S

敗戦投手:メッセンジャー 15試合 5勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:ポレダ→山口→マシソン→澤村 捕手:加藤

阪神メッセンジャー→松田→筒井→歳内 捕手:藤井→小宮山

本塁打

巨人:村田4号2ラン

阪神

日テレG+ にて観戦

解説:江川 卓、金本知憲 実況:蛯原 哲、田辺研一郎

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの12回戦。巨人は1点を追う二回、村田の2ランホームランで逆転に成功。先発のポレダは五回まで毎回ランナーを出しながらも、6回1失点の粘投で勝ち投手の権利を得る。打線は六回に代打・堂上、立岡の連続タイムリーヒットで追加点を挙げると、リリーフ陣がリードを守りきり4対2で2位・阪神に勝利。首位攻防の初戦を制し4連勝、1.5ゲーム差を付けて首位を守った

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今朝、阪神ファンの友人から「今のメッセと藤浪なら負ける気はせん、ひとまず勝ち越しは決まりで、出来れば3タテするで!」ってメールきた

確かに、メッセ、藤浪は強敵だけど、阪神もポレダには3連敗してるし、菅野には完封くらってるんですけど、そのポジティブシンキングはどこから?って言いたくなってヤメた(笑)

まず、最初にカトケンに謝っとこ

初回、俊介の盗塁でカトケンが悪送球して3塁まで進まれ、犠牲フライで先制点を取られた時「なんだよぉ~カトケン~~!これでポレダがムッとして荒れたらどうすんだよぉ~!」って愚痴ってしまった(笑)

終わってみれば、ポレダを上手くコントロールして粘り強く投げさせ、6イニング1失点(自責点は0)でまとめたし、打ってはプロ入り初の猛打賞。

相川のお株を奪う「打てるキャッチャー」として、今日の勝利に大きく貢献した

ホント、申し訳なかったm(__)m

8日のヤクルト戦での最終打席の村田のライトフライが良い感じだったんで、その感触を忘れて無ければいいなぁ~と思っていたところでの2回の右翼席への2ランホームラン。村田らしい逆方向への強い打球で、本当に久しぶりだった・・・

毎日朝早くから由伸コーチと練習に励んでいるというコメントがあったけど、徐々にその練習の成果が出てきたといってもいいのかな?贅沢を言わせて貰えれば、4打席目の得点圏にランナーがいる時にタイムリーが出ていれば、色んな意味でのメンタル的なプレッシャーがさらに軽くなるのに!って残念だったかな。まだまだ信用するわけにはゆかないけれど、ゲーム後半に敗戦処理のような投手から打つのではなく、相手の勝ち頭から逆転打を打ったという事が、村田自身のきっかけになって、良い流れになってくれるのだとしたら、これほど心強いことはない

ヒーローインタビューでの男泣きに釣られそうになったけど、いやいや、その涙は、これから夏場にかけて打ちまくり、最後に監督を胴上げする時までとっとかないと

ただ、そのお膳立てをした4打席四球という阿部があってこそだったと思う。自身2試合連続ホームランを打ってるだけに、今日も打って「自分の調子は上がってきた!」というのを確信したかっただろうけど、その思いをグッと抑えて、釣られそうになる変化球もしっかりと見極める集中力と、空振りにしてもファールにしても、明らかに今までとは違うスイングスピードを見て、あれでメッセが神経質になったんだなと感じた

ヘタに結果を欲しがってボール球を振りに行ったら、またバッティングがおかしくなるところだったので、今日の打席での姿を見て安心したし、明日もまた期待できると思う

3、4、5番がノーヒットだったのが心配ではあるけど、本来、メッセ相手となれば1試合で3~4本くらいしか安打が出なくてもおかしくないので、愚痴りたいところだけど目をつぶろうと思う(3人で四球を4つもぎ取ってるし)

それにしてもメッセからよく4点とったな。スタミナある投手なので、ファールで粘って球数を投げさせるっていう作戦も難しいし、そもそも追い込まれたら打てないので、基本的には積極的にファーストストライクを打ってゆくような作戦を取らざるをえないし、攻略が難しいなと思ってた

我慢比べになったら、こっちが根負けしそうな気がしてたので、そういう意味でも村田のホームランが逆転打で本当に良かった。

両チームとも打線が好調とは言えないチーム同士なので、塁に出るのが単発なのは想定内だったけど、6、7、8番の活躍が勝敗を分けたゲームになったね。鳥谷が絶好調だったら後ろに繋がれて嫌な感じだったけど、調子を落としているのがラッキーだったと言える。阪神相手には去年から言ってるけど、とにかくマートン、ゴメスに仕事をさせないことが絶対条件なので、彼ら二人を1安打ずつ、それもどちらも先頭打者としてのシングルヒットで、足を使われる心配なく後続と勝負できる形を作れたのは大きかった。

これでポレダは対阪神4勝0敗で、「阪神キラー」が健在であることを見せつけた(快投とはゆかなかったけど(汗))。阪神首脳陣も研究に研究を重ねてきてるのだろうけど、少しずつポレダも成長してるんで、今のところは僅かに上回っている状態をキープできてる。次に対戦する時、阪神打者陣が「今度こそ打ち崩す!」と強い気持ちで来るのか「またポレダかよ、嫌だなぁ」とネガティブなメンタルで打席に立つのか、次の戦い次第では最後までポレダにとってお客さんのチームになるかもしれない。

ゲーム前は、今日は僅差で負けるかもと思っていたのだが、大事な初戦を取れたことで勝ち越しが見えてきた。明日がマイコラス vs 藤浪なので、下馬評的には藤浪有利という印象なんだろうけど、マイコラスだって6月の月間MVP投手だし、6月以降の防御率だって決して藤浪には負けてない。

1点を争う緊迫したゲームになるか、お互い崩れて予想外の打ち合いになるのか、全く想像つかないけれど、キーになるのは四球。巨人は今日メッセと松田から8個の四球を奪っている。その打席での落ち着きと見切りが明日も出来れば、強敵藤浪相手でも点をとれる希望は出てくるし、阿部、村田に当たりが戻ってきたと思ってくれれば、それこそ1~8番まで息をつくところの打線となって(実際はまだ「強力巨人打線」という状態には、ほど遠いのだけど)藤浪に精神的なプレッシャーになり、慎重すぎるピッチングになってくれるといいなと思う

それを期待できるようになったという意味でも、村田の2ランとその後のヒットは明日につながるバッティングになったかもしれない

中継中に実況席でも話題になったけど、去年「ここで負けたら首位を奪われる」という大事な試合でことごとく阪神を退けてきた巨人の勝負強さが、今年も見れて本当に良かった・・・・ってか、ホッとしてる(笑)

(ま、まだ連敗したら逆転されるんで、安心はしてないけど)

管理人:みんぐ

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