ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/29 巨人 1-9 DeNA → 2日間くらいじゃダメだよ~もっと時間が足りないって!

巨人 1-9 DeNA → 対 DeNA:5勝4敗0分 京セラドーム

勝利投手:久 保 18試合 9勝 5敗 0S

セーブ :

敗戦投手:澤 村 4試合 1勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→青木→江柄子→西村 捕手:阿部→小林

DeNA:久保→ソト→国吉 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:長野7号ソロ

DeNA

日テレG+ にて観戦

解説:赤星憲広 実況:田辺研一郎新谷保志

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京セラドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの9回戦。巨人先発の澤村はDeNA打線につかまり、毎回のように失点する苦しいピッチングに。5回途中12安打を浴びて降板すると、後を受けた2番手の青木も粘りきれず7点差を付けられる。一方の打線も六回までDeNA先発の久保を打ちあぐね、無得点が続く。七回に途中出場の長野がソロホームランを放って1点を返したものの、反撃もこれのみ。終盤にも失点を重ねた巨人は1対9の大差でDeNAに敗れた

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前回、阿部と村田をスタメンから外しながら守り勝ち、全員で戦うと言っていた原監督

彼ら二人がそれをどう捉え、どう奮起するかってのが今後のテーマになることは間違いないんだけど、だからといってたった2日、間を空けただけで復調するような、やわな不調じゃないと思うんだけどねぇ

単なる気持ちの問題だけではなくて、心と身体両方のキレがなくなっているのが原因なんで、大竹、杉内が走りこんで心身ともに鍛えなおして復活したように、彼ら二人にもちゃんとリセットするだけの、しっかりとした期間を与えないと結局良いのか悪いのかわからないままズルズルと最後まで行きそうな気がするんだけどなぁ・・・

特に中日戦は小林が頑張ってたし、今朝の読売新聞でも小林の攻守に渡る普段の練習姿勢がコラムに出てたように、実戦を想定して日々の中で集中しているわけで、その成果を発揮させてあげるためにも、もっともっとスタメン起用してあげて成長を促すとともに阿部にプレッシャーをかけて欲しい

さらに4番に抜擢した由伸だけど

もちろん、ネームバリュー的にも実績としても4番に相応しい選手ではあるし、コールされた時のどよめきからもわかるように、球場の雰囲気を一変させるオーラをもってはいるんだけど、現状では代打での集中力の上げ方がすっかりと板についている状態で、そこで結果を出すような身体のリズムになっていると思う。代打での成績がいいからとスタメン起用してうまく結果が出せない矢野と同じく、今となっては難しいんじゃないかと思ってた

だからといって他にいないからスタメンで・・・というなら別に4番でなくて良いような気がする

とはいえ、2度のデッドボールで一応出塁はしているので、そうそう批判は出来ないけれど・・・

まぁ今日に関しては初回の攻防が全てだったように思う

先頭バッターの出塁を2番がしっかり送ってチャンスを作り、相手(澤村)のミスにつけこんで1点をもぎ取ったDeNAと、同じく先頭が出たのに進塁させることが出来ず、相手のミス(2つのデッドボール)があったにも関わらず、甘い球を見逃して、その後を打ち損じるというこちらのミス(村田)で久保を助けてしまうという表裏の結果・・・

そもそも暴投した澤村も悪いが、後ろにそらすほどでも無かったボールをしっかりと止められない阿部の動き出しの悪さ(大矢氏の言葉を借りるが)が、その後のリズムを崩すきっかけになったように思うし、7月6日の復帰戦で小林とタッグを組んで勝利をもぎ取ったという相性の良さを無視するかのような阿部とのコンビを続ける采配も???

全体的に力感を出さないようにして、別な言い方をすれば7分の力で投げることを意識しているような澤村のピッチングは前回よりもストレートの球威は増しているように見えるけれど、もともと打ちにくいフォームで投げるようなタイプではないので、力感がない分、相手打者からすると12の3でタイミングを取りやすい感じに見えるし、連勝中で波に乗り、バットが触れているDeNA打線にとってはコントロールがアバウトでタイミングが取りやすい今日の澤村は格好の餌食になる形になったと言ってイイ

一見すると4回1/3なれど7三振を奪い、四死球は1個だったと数字の上では悪くないように見えるが被安打12という結果が物語るように、全くもって澤村らしくない投球だったと言わざるをえない

本来なら3回終了時点で代えたかったと思うが、だからといってビハインドでゲームを作り直して逆転に結び付けられるようなブルペン陣でないことも相まって、澤村を引っ張らざるを得ず、さらに傷口を広げてしまうという悪い流れの中、終わってみればなすすべなく負けてしまったという印象

長野のホームランが一矢報いたように見れるけれど、ぶっちゃけマグレ当りのようにも見えるホームランなので、明日に繋がるかどうかは微妙だし、好調のDeNA打線をただただ援護するようなゲーム運びをしてしまった事は反省してもらうしかない

ことごとく相手にラッキーが発生するような流れも、坂本のライナーがアウトになるようなプレーも、現時点でのチーム状態を表しているようで明日に不安を残すし、5回なんかは山崎のバントに対してはもっとしっかりとダッシュして適切に処理していればセカンドでアウトに出来たようなプレーで相手を助けるとともに、その後の久保に打たれるような恥ずかしい状態を作り出すという悪循環

打線は久保に沖縄の借りを返す意地を見せるのかと思いきや、何の対策もできていないかのような低調ぶり。苦手意識を払拭するどころかさらに増大させるという最悪の結果

僅かな希望は坂本、亀井がチームに引きずられること無く、まだ好調さを維持しているところと片岡に復活の兆しが見え始めたことくらい・・・(涙)

いずれにしても、阿部と村田の負のオーラを何とかしない限り、快進撃に繋がるような自体にはならないと思うし、振り返ってみれば21日の甲子園から始まり明日までのロードの期間中、阿部と村田を抹消してリセットさせる英断をしていても勝率的には変わらない、いやむしろ良かったかもしれないという結果になってしまった

もし仮に今季リーグ優勝を逃すとしたら、このロード8試合の間の過ごし方が後々まで響いてしまったということになりそうだし、明日の杉内で勝ったとしても、それでもまだ浮上のきっかけになるとは思えない空気が正直怖い

阪神、広島がお付き合いしてくれたのが不幸中の幸い(汗)

管理人:みんぐ

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