ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/30 巨人 9-5 中日 → やべぇ隠善のタイムリーに涙出た、いい形での3連勝で首位にまた近づいた!

巨人 9-5 中日 → 対 中日:13勝9敗1分 東京ドーム

勝利投手:田原誠 6試合 1勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:若 松 17試合 7勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:田口→田原誠→宮國→マシソン→澤村 捕手:小林→加藤

中日:若松→山井→浅尾 捕手:杉山

本塁打

巨人:片岡7号ソロ、村田10号ソロ、片岡8号ソロ

中日:和田5号3ラン

日テレG+ にて観戦

解説:堀内恒夫 実況:辻岡義堂

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの23回戦。巨人先発の田口は、三回に味方の失策なども絡み5点を失ってしまう。しかしその裏、片岡のソロホームランを手始めに3点を返すと、代打・隠善が今季初打席で2点タイムリー内野安打を放ち同点に追い付く。そして五回、村田の10号ソロで勝ち越しに成功すると、八回には片岡のこの日2本目となるホームランなどで3点をダメ押し。見事な逆転勝利で、このカード3連勝を飾った

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春から「頼むから隠善を使ってくれ!」と言い続けて、やっとかなって、念願の初打席・・・2点ビハインドの2アウト満塁という場面での厳しいシチュエーションにも関わらず、しぶといバッティングでチームを同点に導いた

その結果に思わずTVの前で泣きそうになってしまったよ

5点取られた後だけに、片岡のソロホームランだけで終わるんじゃないかと思ってたところでの坂本、阿部のヒット。長野のタイムリーはその前の空振りとか見てると、打球があの方向に飛んだのは完全ラッキーだったけど、流れが打たせてくれたと思う

2-5のままじゃ、この先追いつくのは、まだしんどいという中での村田の押し出し

昨日の初回、2点目を取った村田の押し出しがゲームの流れを決めたのと同じくらい、今日の押し出しも2点差に追いつく貴重な1点だった。打ちたい気持ちを抑えて、しっかりボールを見切ったのは非常に良いプレーだったと思う

東京ドームなので、3点差と2点差では相手に与えるプレッシャーが段違いになるから、個人的には、この1点でひとまずはホッとしたところだったのだが、打線は下位になるといっても、まだ1アウト満塁。田口が5失点と内容が悪かったので、バッテリーごと代えやすかったのもあって、ここから代打攻勢

個人的には若松がまだ動揺している最中だったので、アンダーソンよりも由伸の方が冷静にボールを見切れるし、犠牲フライの可能性も高いと思っていたのだけれど、イニング的にまだ切り札を出すタイミングではないかと思ったんだろうなぁ、まぁ同じ理由で田口の代打もまずは隠善からという形での人選になったんだろうけど、いやいや、見事に結果で応えてくれました。

そしてエラーで足を引っ張った村田が5回に勝ち越しのホームランを打ち、それだけで終わらず、浅尾から坂本→阿部の新旧キャプテンによる2度めの連打でゲームにトドメをさす形が作れたことも今までに無い事で、チャンスでこの2人が打ったという事実は、これから先に希望を与えてくれたと思う

先発の田口は、ちょっと残念だったね

ピッチャー若松に素直にバントさせればよかったところで、四球を出しすのは致命的なミス。この若松の打席から完全に手投げになってしまって、下半身が使えなくなったことで腕が振れず、荒木にも四球を出してしまうことになる。

そこから先は、エラーで失点し、和田にホームランを打たれるのだが、ここは完全に村田と阿部が悪い。アウトにしていれば田口は1失点ですみ、その後も投げられた可能性があった。エラーは村田についてしまったけど、阿部もあの場面は取れないと思ったら、ベースから離れてでも捕球を優先しないといけないという意味では、阿部にもエラーがついてもおかしくなかった。

(この時、阿部と村田で3~4点とらないと帳消しには出来んぞ!と思っていたのだが、まぁ勝利に貢献したので、プラマイゼロにはしてあげる(笑)・・・)

結果的に5失点したもののチームは勝利し、負けがつかなかったのが田口にとっては幸いか?今日のはかなり痛い反省材料になっただろうから、次に同じ場面を迎えた時に、今日のようなピッチングをしないでいてくれればそれでイイ

初戦もそうだったけど、とにかく今日も田原、宮國といったビハインド要員の投手たちが頑張ったのは大きい、彼らが4回以降無失点で凌いだことが中日の焦りを呼び、中盤以降のこちらの得点にも貢献した。

これからも、負けている状況でも中継ぎが粘って無失点で抑えれば、何かが起こるという空気を作り続けてくれれば、負けをひっくり返すゲームが少しずつ増えるかもしれない。そしてそれが、カード勝ち越しをし続けるために必要なことだと思う

あと、これは今シーズン全体に言えることなんだけど、外野手の守備が甘いような気がしているのは私だけだろうか?フェンスに当たったあとの処理や、ライト前、センター前に打たれた時、1塁線を抜けてライトが取りにゆくような打球の時などに、ランナーがファーストで止まってくれる、セカンドで止まってくれることを前提にプレーしているような緩慢な動きに見えてしまう。事実、たとえ足の速いバッターであっても、この当たりでサードまで行かないだろうというところで、一気に3塁まで走られるというケースを何度か目にした。全力で打球を追いにゆき、次の塁を許さないという気迫で送球する様を普段から見せていれば、相手もそうそう走ってこないのでは無いかと思うのだが、特に長野が守備でそういう「走らないだろう」というような甘い判断での打球処理をしているような気がする。

(立岡のように経験の浅い野手に対してのフォローも遅い気がするし…なんか一緒に追いにいって結果、二人でクッションボールを追いかけたりとか…センターが捕球処理に入ったら、取れなかった時の事を考えて、クッションに素早く反応するような連携が今シーズンは余り見れてないと思う)

ま、3タテしたんだから、愚痴はほどほどにしとこうか(汗)

これで8月が終了、連勝連敗の多い浮き沈みの激しい一ヶ月だったけれど、終わってみれば13勝13敗の五分だった。夏場の大事な時期ということを考えると、五分では全く物足りないのだが、どのチームも同じような事を繰り返しているおかげで、虎の背中がはるか遠くに見えていたところが、1ゲーム差にまで迫ることが出来た

この3連戦、巨人は中日を3タテが必須で、阪神とヤクルトとの首位攻防では僅かにヤクルト優勢で終わってくれるか、ヤクルトが阪神を3タテしてくれることを望んでいたけれど、ヤクルトが頑張って2勝1敗と勝ち越してくれたことで2つ縮めることが出来た

2週間で7勝5敗だったけど、3.5ゲーム差を1ゲーム差にしたのだから、結果的に阪神との直接対決で3連勝したことが如何に大きいことだったかをしみじみと感じる。

負け数の差と残りゲーム数との兼ね合いで、まだまだ1ゲーム差以上の先に阪神はいるわけだけど、冷静に考えれば残り試合数が多いということは、日程も過密だということで、ローテをかなり上手い具合にやりくりしないと失速することだってあり得る。まずは目の前の試合を1つ1つということには変わりないけれど、日曜の連敗も6で止めたことだし、これを良い兆しのひとつと考えて、前向きに考えることとしよう

そして明後日からは、いよいよ大詰めの9月

最初のカードは前回3タテされてしまったヤクルトとの地方での2連戦。東京ドームではバッティングの感覚を戻しつつあるように見られる打線だけど、所変わって同じように出来るかが心配。抹消日数の関係でマイコラスは間に合いそうにないし(確か最短は9月3日だよね?)、菅野は前回苦い思いをしてしまったし、そもそも昨日今日のヤクルト打線を見てると「やっぱり、この打線怖すぎる!」ってビクついてる自分がいる

中5日で菅野、ポレダで行くのかどうするのかわからないけど、後にひかえるDeNAもちょっと打線に復調の兆しが見えるし、いずれにしてもヘビーな週になるのは間違いない。せめてもの救いは6連戦ではなく5試合というところくらいか・・・さらにその次の週には甲子園での阪神との3連戦が待っている。そこまでに優勝への挑戦権を失わず、ホームで何が何でも勝ちにくる阪神の気迫を押しのけるためにも、この中日3連戦の勢いを上手く使って明後日のヤクルト戦で勝利し、少しずつで良いから右肩上がりの角度を上げてゆくような戦いの出来る1週間にして、万全の状態で甲子園で阪神と戦いたい

いやぁ~久しぶりの日曜勝利なので、今日はスポーツニュースのハシゴが楽しいわ

(U-18の日本も勝ったし)

管理人:みんぐ

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