ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/10 巨人 5-4 阪神 → 新旧キャプテンの一発で望みをつなげた!まだまだイケる!

巨人 5-4 阪神 → 対 阪神:14勝8敗0分 甲子園球場

勝利投手:ポレダ 22試合 8勝 7敗 0S

セーブ :澤 村 50試合 6勝 3敗 29S

敗戦投手:メッセンジャー 26試合 9勝 12敗 0S

投手リレー

巨人:ポレダ→宮國→山口→澤村 捕手:加藤

阪神メッセンジャー→二神→安藤→高宮→福原 捕手:藤井→梅野

本塁打

巨人:阿部15号2ラン、坂本11号ソロ

阪神

日テレG+ にて観戦

解説:金本知憲赤星憲広 実況:小澤昭博(YTV)

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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの22回戦。巨人打線は二回に2点を先制、六回にも阿部に2試合連続となる2ランホームランが飛び出し、さらに2点を追加した。六回に1点を七回に2点を返されたが、八回、坂本のソロホームランで再び突き放した。八回途中からは澤村が登板。1点差に詰め寄られたが、九回を無失点に抑え試合終了。巨人が阪神に競り勝ち、連敗ストップ。首位との差を2ゲームとした

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今日はもう新旧キャプテンの一発を讃えたい

特に阿部は昨日に続いての連発だし、走塁でも頑張ってた。彼が全てのプレーに必死になっていれば、それは自然と他の選手に伝染する。

5点とったものの打ったのは僅かに7安打。阿部の2ランと坂本のソロの3点が無ければゲーム自体は敗色濃厚だったし、なにせ場所が甲子園なもんで、個人的には阪神が2連戦で0だったのに対して、こちらが計3本だったことが、ちょっと嬉しかったりする

昨日に続いて、今日もどちらに転んでもおかしくないゲームだった。4点とった時は普段のゲームなら、これでもう安心と思えるところだが、グッさん、マシソンへの(私の)不信感は拭えておらず、気がつけばTVの前で「4点じゃまだ足りない」と声に出していた・・・案の定、6回以降ピンチの連続で失点を続けてしまうが、何とか追いつかれる手前で踏ん張ったことと、1点差まで攻められながら8回の坂本のホームランで、2点差をつけることが出来たのが大きかった

結果的にその裏に1点取られて、終わってみれば1点差ゲームだったのだが、だからこそ、あの坂本の1打に大きな価値があったと思う。

先発のポレダは非常に良かった!ランナーを出しさえしなければ安定しているだけに、初回の大和のヒットにはヒヤっとしたけれど、しっかりとゲッツーに打ち取り、以降は彼らしいピッチングだった。6回、7回とピンチを作ったが、もともと3回り目くらいから捕まり始めるので、まぁ想定内。4点リードしている状況だったので、この時点では多少余裕を持って見れた(笑)

問題は継投をどうするかってことだったんだけど、原監督もさすがにマシソンは出す素振りが無かったね(ホッ)。ピンチでマウンドを譲り受けた宮國はまぁまぁ良かったと思う。もともと1アウト2、3塁という状況での登板なので、1点は仕方ない、2点とられるのもギリギリOKという場面だった。2アウトまで漕ぎ着けながら、梅野に打たれた球にちょっと悔いが残るけど(せめてあとボール1個低ければ…)、ストレートは150km/h前後を出していて、非常に球に力があったのが印象的。昔の宮國ならビビってしまいそうな大歓声とシチュエーションだけど、表情はしっかりしていたし、サインにクビを振る場面などあって、攻める姿勢を貫いていたのが頼もしかった。

通して見れば、新井には甘い球を打ち損じてくれたなどのラッキーもあったけど、逃げなかったことが功を奏したのだと思う

一方で8回のマウンドを託されたグッさんは…(涙)

やはり、本来のグッさんには程遠い。ストレートは140km/h前後しか出ず、チェンジアップ、スライダーも見切られてしまっている。そもそも先頭の鳥谷を打ちとって欲しい場面で四球出してしまい、さらにはワイルドピッチ(これはカトケンも悪いけど)と球場のボルテージを上げてしまうのは大問題。

メークレジェンドの立役者の一人で、まだまだ一線で活躍してもらわなければいけない投手なのだが、残念ながら今のグッさんには、相手チームが「出てきたらもう打てないと諦めてしまう」と思わせた存在感は無い。病み上がりのシーズンなので仕方ないのだが、こうも良い時と悪い時がはっきりし、むしろ悪い時のほうが多いというのが続いてしまうと、これから先のシビアな戦いでは不安だ

左のリリーフには高木京、戸根といることだし、大竹と入れ替わりになってしまったとはいえ、それまで1軍で良いピッチングをしていた土田を再度上げることを検討してみてもイイのではないかと思う。

(個人的にはグッさん、マシソンの代わりに土田、今村を上げても充分期待に応えてくれると思っているし、こういう時期の経験をさせることが来期以降に繋がると思っている)

もちろん、二人が本来の持ち味を取り戻してくれるなら、それに越したことはないが、残りゲームが少ないとはいえ期間はまだある。本当の勝負の時はまだこの先にあると思っているし、優勝を逃したとしてもポストシーズンで輝くチャンスもある(と思っている)。ファンから見て、今の二人はちょっと危なっかしいと思っているということは、相手から見ても脅威に感じれていないと思うので、今が最後のチャンスだから、何とか若手に希望を託したい・・・と思っているのは私だけだろうか?

(そうはいっても、原監督はさすがにファームに落とすことは考えてないだろうけど)

それと澤村はよく頑張った!昨日は3イニング頑張ってくれていれば…と書いたけど、もし、昨日3イニング投げていたら、今日の回跨ぎは無かっただろうから、そういう意味では結果オーライか?(汗)9回にはピンチを作ってしまったけど、”気持ちでは負けない大将”なので、最後は心で鳥谷を打ちとってくれたと思う。

昨日のレポートでまだまだ諦めないと書いたけど、いやいや、今日勝って本当に良かった。これで首の皮一枚、いや二枚くらいは繋がったんじゃないだろうか?

今までなら2ゲームを縮めるのって2~3週間くらいかかるイメージだったけれど、今シーズンに関しては1週間くらいで変わることがあるので、今日の勝利でこちらにも火がついたし、上の2球団から見ても、振り返ればすぐ側にいるというくらいのプレッシャーをかけられるところまで来たのでは無いかと思う

残り16試合のうち、阪神3戦、ヤクルト5戦と半分を上位チームとの戦いを残している。個人的には阪神より、後半戦からのヤクルトとの戦い方がよろしくないので、5戦残していることに不安も感じるけれど、そこは前向きに考えて、次のDeNA、広島との戦いのあとのヤクルト戦では、追いつき、出来れば追い越せるような戦いをしてくれるはずと信じたい。

昨日危惧した立岡が今日もバランスを崩したバッティングをしているのが気になるが、かといって他に適任者もいない。一日空いて、東京ドームに戻ることで、本来のスイングを取り戻してくれることを願いたい。

管理人:みんぐ

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