ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

3/29 巨 6-2 De → なんつ~か、一昔前の巨人らしいゲームだったわ(笑)

巨人 6-2 DeNA → 対 DeNA:1勝0敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:ポレダ 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :澤 村 3試合 0勝 0敗 3S

敗戦投手:今 永 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:ポレダ→田原誠→澤村 捕手:小林

DeNA:今永→小杉→福地 捕手:戸柱

本塁打

巨人:クルーズ2号ソロ、ギャレット2号2ラン、立岡1号ソロ

DeNA

TBSチャンネルにて観戦

解説:佐々木主浩 実況:初田啓介

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横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの1回戦。巨人は二回、クルーズのソロホームランで先制すると、四回にギャレットの2ランホームラン、五回には立岡のプロ初ホームランが飛び出し、一発攻勢で効果的に加点する。巨人先発のポレダは、立ち上がりから安定した投球を展開、三塁を踏ませない危なげない内容で、7回を無失点に封じる。打線は八回にも、坂本の犠牲フライとギャレットのタイムリーで2点を追加。九回、田原誠が2点を失ったものの、最後は澤村が締めて試合終了。3本塁打が飛び出す快勝で、開幕4連勝を飾った。

Yomiuri Giants Official Web Site

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それにしても派手なセレモニーだったな、しかも超満員

ゲーム中は甲子園か?ってくらいの大声援で、今年のベイスターズにかけるファンの思いがヒシヒシと伝わってきた

TBSだからってのもあるけど、実況の初田アナも今永の紹介とピッチングにはMAXテンションだったし、球場のボルテージも凄まじかった

でも、確かに投げっぷりの良い投手だったな、変化球が多少甘く入ったり腕の振りが鈍くなったりとかの欠点はあったけど、高めのストレートで空振りさせられるのを見てると、敵ながらこっちが引き込まれるモノがあって、次の登板が楽しみになった

話は変わり、昨日パ・リーグ球団ファンの飲み仲間と話してた時に「クルーズは春先だけで、夏場からは調子落とすから、今の状況をぬか喜びしないように気をつけな」って言われた…

え~っとですね、確か去年のロッテでの成績が打率 .255、16本塁打 73打点だったよね?

その数字だけでも充分なんですけど…(笑)

球場の広いパ・リーグで、しかも風の強いQVCをホームにしていて、その成績ならさらなる上積みが期待できるって思っちゃうのは浅はかでしょうか?夏場の暑さに弱かったとしても、巨人の場合はドームですし、少なくとも去年よりは快適にプレー出来そうな気がするし、仮に調子を落としたとしても、ベンチには今出番に飢えまくってる片岡がしっかりと控えてる。夏場には脇谷も上がってくるだろうし、ことセカンドに関してはむしろ不安材料の方が少ない気がするんですけど…

ギャレットにしても同じこと、まだ相手バッテリーが探りながら投げている状況なので、じきに対応されて打てなくなるよ!と言われるのですが、去年までのアンダーソンしかいなかった状況(しかもいたりいなかったり…、セペダはアレだったし(汗))を考えたら、仮に二ヶ月くらいしか活躍できなかったとしても、その二ヶ月で1年分打ってくれれば、個人的には充分…

(その頃には阿部も戻ってきてるだろうし)

ってことで、悪くなった時の事を考えるくらいなら、今の調子が良いうちに作れるだけ貯金を作って、少しずつ消化してゆけばイイ。ひとまず、しばらくは外国人野手におんぶに抱っこでいいと思ってる

今日の打線は甘い球の打ち損じが少なかった気がする。去年までなら内野ゴロになってしまったり、ファールになってしまったりしていたところが、集中力があってリキまずに打てていた。特にギャレットのホームランはその見本のような感じ

ベンチに重信がいることで、立岡の集中力はさらに増している感じだし、もともとパンチ力はあって鋭い打球は打てていたけど、角度が良ければスタンドまで持っていけるだけ成長しているところも見れた

なんだかんだで、先発でヒットが無かったのは坂本と小林だけだったし、その坂本も犠牲フライは打ってキャプテンの面目は保てている。

この連勝の反動がいつかは来るんだろうけど、とりあえず今は雰囲気の良い状態の中でプレー出来ていると思うし、その流れに乗っかっちゃっていいと思うので、後ろ向きな考えは捨ててゲームに入って欲しい

難点をあげるとすれば、今日のような展開では田原にビシっと締めて欲しかったところだけど、最後に隙を見せてしまったのが悔やまれる。

4点差とはいえランナーいる状況でセーブがつくからということで澤村に行かせたのだろうか?本来なら、今村や土田に投げさせても良い状況だったと思うけど、今季初登板の若い投手をピンチで使いたくなかったということなのか?

いくつかの???がつくけれど、個人的にはこう考えることにした

由伸新監督はホームでの同点のケースやビジターでリードしているケースなど、勝てる可能性の高いゲームでは、点差に関係なく流れが悪くなった時は勝ち継投を出し惜しみなく使うのではないかと…つまり勝てるゲームは、多少の無理をしてもしっかりと勝ちきる事を念頭に置いているかもしれない

今日の状況で田原をもう少し引っ張って、2点差くらいまで詰められてから澤村を出すのと、4点差の状況で出すのとでは勝利の確率が変わってくる。澤村を出したということは、その前までの状況で準備はしていたわけで、(まだシーズン序盤で疲労も少ないからという事もあるだろうけど)点差に関わらず勝ち負け両継投の肩慣らしはさせていたんじゃないかと思う

最初の疲労が来る5月くらいに、そんな運用してたら厳しいとは思うけれど、今ならできるし、勝てる試合で打つ手が遅れて落とすような事があれば、せっかくの流れが変わるという事も恐れたんじゃないかと思う

まぁ、まだ負け試合が無いので、ビハインド時にどういう采配をするのか未知数だけど、僅か4試合ながら10-5でグッさんを出したヤクルト戦や今日の継投を見ると、流れが変わりそうなタイミングでは点差があっても信頼できる投手を送り出す…そういうやり方なんじゃないかというのを感じた試合だった

それが良いか悪いかってのは、これから先、見えてくるんでしょう

いずれにしても、10点とってもホームラン0だった去年のような形より6点のうち4点がホームランってな、今日のようなゲームの方がある意味(ひと昔前の)巨人らしいといえばらしいし、一発のある打者が揃っていることがナチュラルに相手投手のプレッシャーになっていると考えれば、去年よりも相手が警戒してくれる打線になっているということで、多少精神的に有利に戦えているかも。

中盤で2点ビハインドだと半分諦めかけてた去年よりは頼もしい打線が(今は)出来上がっている、いや出来上がりつつある…と期待したい

明日の桜井 vs モスコーソも楽しみなカード

桜井がこの流れに乗っかって勝つようなことがあれば、今の勢いはしばらく続きそうな気がする。

何よりも、5失点くらいしても勝利がつくようなピッチャーなのか、無失点に抑えたけど勝ち負けつかないとか、1失点なのに味方の援護がなくて敗戦投手になるような不運な投手なのか、桜井がどういう類の運を持っているのかってのが見どころになりそう

管理人:みんぐ

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