ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/6 巨 2-7 中 → ハセジュンは苦いデビュー戦だったけど、良い経験したんじゃないかな?

巨人 2-7 中日 → 対 中日:1勝2敗1分 東京ドーム

勝利投手:若 松 6試合 4勝 2敗 0S

セーブ :

敗戦投手:長谷川 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:長谷川→田原誠→メンドーサ→宮國→公文 捕手:小林

中日:若松→田島→福谷 捕手:杉山

本塁打

巨人:坂本7号ソロ

中日:

解説:立浪和義 実況:佐藤義朗

日テレG+ にて観戦

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの4回戦。巨人は三回、立岡のタイムリーで幸先よく先制した。プロ初登板初先発の育成出身ルーキー・長谷川は、初回の満塁のピンチを2者連続三振で切り抜けるなど、四回まで無失点に抑えたが、五回に集中打を浴びて無念の途中降板。後を受けたリリーフ陣も中日打線を止められず、16安打を浴びて2対7で敗戦した

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日はどうしてもハセジュンの話題をしなきゃいけないでしょう

育成1年目で昇格→先発という抜擢で、ニュースでも多く取り上げられて、巨人ファン以外にも名前は覚えてもらえたかな?本人にとって、色んな意味で思い出深い一日になったことでしょう

どんな球を投げるのか、1軍のバッターをどう打ち取るのか、何が強みで、何が弱点なのか、色んな事が知りたいとテレビの前に釘付けになって見てました

あくまでも私個人の感想になりますが、良かったところは、4回2/3、打者23人に投げて四死球が1個だったこと。サイドスローのピッチャーはどうしても球速という点でオーバースローのピッチャーにはかなわないので、キモは制球力と変化球の種類って事になるけれど、全くストライクが入らなくて、四苦八苦するという場面が無かったのは評価できる

面白いなと思ったのは、プレートの左端(一塁側)に立って、左打者に対してインコースへ投げるフロントドア。シュート回転しやすいサイドスロー投手の特徴を逆に利用し、バッターには自分に当たると思わせて、最後にストライクゾーンをかすめる球が今日は機能してた。天敵となりそうな左バッターに対してむしろ武器となる球を持っているのは、プロで生きてゆくためには大事な要素、同じ球は右打者に対してはバックドアとなり、ボールと思って見逃したらストライクになったという形でも使える

但し、制球が一歩間違えると左右どちらのバッターにとっても長打を浴びやすい球になってしまうので細心の注意が必要。今日見る限りはカーブも持っているようなので、上手く投げ分けてバッターを困惑させることが出来れば面白い

一方で、まだまだな点も

プロ初登板でいきなり東京ドームのマウンドなので、緊張で本来の持ち味の半分から70%くらいだったかもしれないことを考慮すれば、上々のピッチングだったと思うけれど、昨日まで湿りがちだった中日打線に救われた面があったことは否めない。もしもこれがヤクルトや広島打線だったら、初回のピンチを0点で凌げたかどうか怪しいし、二回り目くらいには捕まっていたかもしれない、今日ならヒットで済んでいた打球もスタンドまで飛ばされていた可能性はあるし、(あくまでも個人的には)不安を抱かせるピッチングだった

特に気になったのは、右バッターのインコースにほとんど投げきれなかったところ。先にも触れたが、球速が無いので、とにかく左右にボールをちらして目線を変える必要があるのだが、右バッターに対してインコースがつけないと、どうしても一辺倒となってしまい、狙い撃ちされてしまう。

1軍のバッターのオーラに押されてしまったのかもしれないけれど、これから先、プロの投手として生きてゆきたいと思うのなら、死球をも恐れずに大胆に投げられるかどうか、先ほどの左バッターのインコースと合わせて、そこへ失投無く投げ込めるようになれれば、ローテ入り候補として期待できるようになると思う

あ、もひとつ良い点が…

うちのカミさんが「背も高いし、爽やかなイケメンじゃない!」って褒めてました(笑)小林とのイケメンバッテリーで、いつか二人でお立ち台に上がるような事があれば、女性ファンがいっぱい増えるかも?

ゲームとしては、中盤以降は完全に中日打線を目覚めさせてしまった事は、カードの初戦としては宜しくない敗戦だったと思う

巨人もヒットは出るものの、どうしても安定感を欠くバッターが日替わりで出てしまうので、なかなか得点にまで結びつけることが出来ない、昨日までは立岡、片岡が元気無かったので坂本が調子よくても点が入らず、今日に関しては亀井がさっぱり(ま、亀井も今日だけではなく…なのだが)なので、村田が調子よくても点にならない

あ、ギャレットに関しては、恐らく日や相手投手によって日替わりだろうから、彼に関しては安定感は求めてない。

DeNAが梶谷の復帰で打線の流れが良くなったように、巨人も1~2人調子が上がるか、離脱組が戻ってくることで、その辺は変わる可能性があるので、今はちょっと我慢かな。そういう意味ではクルーズがもうすぐ帰ってくるだろうから、そこでもう一度、調子良かった頃のオーダーに戻してどうなるかってところか?

僅差のビハインドじゃなかったし、中日打線がノープレッシャーで打てる状況になったので、中盤以降の失点はもう仕方ないし、止めるのはなかなか難しい。ただ、メンドーサに関しては、今日は低めに全く決まらず連打を浴びてしまったのが残念(先日に比べ、身体の開きが早すぎたね)。私の知ってるメンドーサはもう少し制球力があったはずなので、次があるなら、もう一度、自分の良さをマウンドでアピールしてもらいたい

っていうか、ハセジュンの後、何故に同じサイドの田原だったのか?それこそ、あそこでメンドーサか宮國を投げさせることで、今までの左右の変化から縦の変化にバッターの目先を変えさせるということも出来たと思うのだが…2アウト1、3塁だったのでゲッツー狙いというわけでもなかったはず。単に準備ができていたのが田原だったということなのかもしれないが、その田原がボークで失点してしまうという結果では、あそこで流れを渡してしまったかもしれない

まぁ戦前予想としても、先日の江柄子同様「勝てば儲けもの、敗戦はある程度覚悟の上」だったと思うので、ダメージとしてはそれほど大きくないと思う。とはいえ、ホーム6連戦で2カード連続の勝ち越しを狙いたい巨人としては、残り2戦を今村、ハヤトゥーで連勝しなければいけないというのは、なかなかキツイところ

(江柄子、ハセジュンのどちらかで1勝でも出来れば、かなり大きかったが、現実は甘くないね)

出来れば今週の6連戦で貯金2個くらい作りたかったけれど、今のメンバー構成では、ちょっと高望みだったかな?出来れば残り2戦のうちどちらかで勝って、今週は五分だったというのが落とし所か

追記

気がついたら、ページビューが800万越えてました…いつも駄文を見ていただいている皆さん、ありがとうございます

143試合+α書き続けるのは、結構たいへんですけど、それでも見てくれている人がいるっていうのは、続けるためのモチベーションになってます、本当に感謝です

管理人:みんぐ

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