ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/24 巨 6-12 De→ ある意味、とんでもない試合だった…リーグ再開は最悪のスタート

巨人 6-12 DeNA → 対 DeNA:3勝5敗1分 東横浜スタジアム

勝利投手:井 納 13試合 5勝 6敗 0S

セーブ :

敗戦投手:菅 野 14試合 5勝 4敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→矢貫→乾→西村 捕手:相川→實松

DeNA:井納→小杉→平田→ザガースキー 捕手:戸柱→嶺井

本塁打

巨人:橋本到2号ソロ、ギャレット9号ソロ、大田4号3ラン

DeNA:桑原6号満塁、石川2号ソロ

解説:衣笠祥雄 実況:戸崎貴広

TBSチャンネル2 にて観戦

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの9回戦。巨人先発の菅野は初回、二回と続けて失点し、三回には桑原の満塁ホームランを浴びるなど一挙5失点。計9点を失い、この回途中でマウンドを降りた。巨人はその後も守備の乱れなどから失点を重ね、今季ワーストの計12点を失った。打線は六回、橋本到のソロ本塁打などで2点をかえすと、九回にはギャレットと大田の一発で一挙4点を奪ったが、反撃もここまで。6対12でDeNAに敗れ、リーグ戦の再開初戦を飾ることはできなかった

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相手のエースを3回持たずにノックアウトして連敗脱出

6回以降もたついたものの、DeNAとしてはペナントレースの再開となるカードの初戦を素晴らしい勝ち方で勝利したと思う

一方の巨人としては、首位の広島が落ちる気配なく連勝を続け、6ゲーム差と広がった状態でのペナント再開をエースの勝利で飾りたいはずが、悪夢とも言えるスタートとなり、いきなり暗雲が立ち込めることになった…

今日に関しては、ポイントもへったくれもないかな?「菅野大丈夫か!?」という一言に尽きると思う

本人は「疲労がある中でもそれなりに投げないといけない」とコメントしているようだったので、やはり疲れは溜まっているのだろう。初回、桑原、梶谷に打たれてあっさりと先取点をやってしまうと、2回からはもう菅野という名の別人だった。構えたところには決まらない、ストライクはほぼベルト付近、逆球も真ん中へ…そこへ味方の守備にもミスが出てさらに傷口が深くなる

フォームやフィールディングを見ても、身体が重そうだし、表情はあきらかにイラついている。デビューしてから、もちろん打たれる時もあったけど、これほど修正がきかず、余裕がなく、闘争心も表に出てこない菅野は初めて見た

もちろん人間だから、こういう日もある

疲労だけなら休めばいいだけなのだが、もしも身体のどこかに問題を抱えているとなると遥かにチームへのダメージは大きいので、それだけが心配。この4日間、どういった過ごし方をしてきたのかはわからないが、本当に疲れているのであれば、抹消することまではしなくても、登板間隔を少し開ける形で投げさせないと、これから先に影響しそう

エースだからリーグ再開の初戦に投げてもらうしかないのだろうが、出来れば前回登板の時に書いたように初戦ではなく、2戦目に投げるような気分転換が必要だったのではないかと改めて思うし、なんか去年からDeNAに投げる時は何か分が悪いというか、DeNA打線が菅野を恐れてないというか、相性の悪さのようなものを感じる

こうなると、次回以降の登板をどうするかって事に頭を使わざるを得ない

普通に考えれば、来週の金曜はゲームが無いので、7月2日の秋田でのヤクルト戦ということになるのだろう。それはそれで、いつもよりも1日長く間隔を開けられるので、一番ベストのような気もする。一方で、12、13日の対広島戦に照準を合わせるとなると、今日は52球しか投げてないので、中4日で来週水曜の中日戦に登板させて、週前半のローテへ移動させる何て邪な考えも浮かんでくる

(7月最終週も週の前半で広島戦だし…といってもオールスター挟むから、それはそれで簡単なことではないけれど)

チームのおかれている立場もあるだろうけど、菅野本人とトレーナーを含め、身体と心の状態をしっかりと確かめた上で、どうするのが一番ベストなのか、話し合って決めてもらいたい

しかし、あれだね0.88だった防御率も1試合炎上すると一気に 1.66になっちゃうんだね。それでも2位のジョンソンを引き離しての立派な数字だし、まだ投球回数もリーグ1位ってのはスゴイな…

今日は3回まででゲームは決まってしまったため、そこから先はヘタしたら参考記録になってしまうくらい普段とはモチベーションが違う中でのゲームとなったので、細かい事をいっても仕方ないのかもしれないけれど、4回表からがゲームスタートだったのだとしたら、攻撃面としては悪くなかった

いや、う~ん、でも、9回は僅差のゲームなら平田は投げてなかったろうから、9回の4点はやっぱりおまけか(涙)

この4日間、山本も報道に取り上げられることが増えて、ちょっと意識してしまったのか、今日は良い所が無かったな。ゲーム展開的に自分が何とか突破口を!って感じたのかもしれないけれど、今の山本に求められてるのは展開に応じたかしこいバッティングではなく、1打席ごとにただただ出塁することだけを考えてもらいたいので、明日はまたガムシャラな姿勢を見せてくれることを期待したい

それと、坂本は今日は責任を感じてるだろうな、あのジャックルした場面から流れが一気に変わってしまったように見えたし、3打席目にヒットは打ったものの、1打席目の見逃し三振は、よーいドンでスタートして1、2番が倒れた後だっただけに、せめて初回を三者凡退で終わらせないバッティングを見せて欲しかった

ついでに言えば、2回も三者連続の四球で1アウト満塁というチャンスで回ってきた相川も、バッティングとしては悪くなかったけど、何とか外野フライやゲッツー崩れか何かで同点にしておきたかった…その後、2本のヒットは打ったものの、どちらも得点になることは無かったので、1安打でいいから出来れば1打席目に欲しかった…

そういや、ホームランを打った大田のバッティングは良かったな

しっかり引きつけて、バットにボールを上手く乗せてた。なんかタイミングの取り方が変わったように見えた(亀井のタイミングの取り方に心なしか似てるような)のだが、1打席なのでちょっとまだわからないな。今日のホームランでひょっとすると明日もまたチャンスがもらえるかもしれないので、そこでもう一度見てみたい。

さて、もう今日の話はこれくらいで、明日のことを

いよいよ明日はマイコラスが登板する。ファームでは3試合、いずれも無双したわけではないので、若干の一抹の不安はある。それでも数ある巨人の「帰ってきて欲しい人リスト」の中では筆頭だった選手が戻ってきたわけで、どうしても期待は大きくなる

交流戦が終わり、菅野、マイコラス、内海というローテでゆくという事になった時、由伸監督は菅野とマイコラスは1人で1試合投げれる投手なので、出来るだけ長く投げて欲しいとコメントしていた。それがまさかの菅野の炎上の翌日ということになってしまったわけで、平常心で投げられるかどうかがキーポイントになりそうだ

何も無失点で投げ切れとは言わないので、出来る限り失点を減らした上で、出来れば6~7回を2失点くらいで行ってくれたら…と願っている。

(初戦だからそんなに引っ張らないだろうけど)

あと・・・守備で足を引っ張るのは、もう勘弁して!(笑)

管理人:みんぐ

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