ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/13 巨 1-2 ヤ→ 3試合連続の1点差負け、ちょっとマズいことになってきたね

巨人 1-2 ヤクルト → 対 ヤクルト :10勝9敗0分 神宮球場

勝利投手:山 中 16試合 5勝 8敗 0S

セーブ :秋 吉 58試合 3勝 4敗 12S

敗戦投手:大 竹 10試合 4勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→山口→西村→田原誠 捕手:小林

ヤクルト:山中→ルーキ→秋吉 捕手:西田

本塁打

巨人:ギャレット18号ソロ

ヤクルト:西田7号ソロ

解説:平松政次 実況:酒主義久

フジテレビONEにて観戦

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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの19回戦。巨人先発の大竹は、二回にソロホームランで先制を許すと、四回にも1点を失い、五回途中で降板。一方の打線は、ヤクルト先発・山中の前に、六回まで散発3安打と抑え込まれた。七回にギャレットのソロホームランで1点差に詰め寄り、九回も二死一、二塁と同点のチャンスを作るが後続が倒れ、1対2で試合終了。巨人はヤクルトに連敗し、前カードから3試合連続で1点差でゲームを落とした

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日は良かった点を探すのが難しいくらいの敗戦だったので、どうしても愚痴のオンパレードになってしまいそう・・・

まずは阿部、昨日のレポートで調子は悪くないながら、2試合連続でヒットが無いのは調子を崩すきっかけになりかねないと書いたけど、今日もノーヒット。4番が3試合連続でノーヒットだとチームが波に乗れない。乗れないだけでなく、本人にも焦りが出て、バッティングが狂うことにつながりかねない。事実、今日は終始タイミングあってないだけでなく、バットのヘッドが下がり始めてる・・・さすがに明日もノーヒットとかになると、投手陣がどうのこうのよりもチームにとって深刻な自体を招くことになりそう

それと橋本…

もうさすがに書き飽きてきたし、ファンの人が見たら気分を害すかもしれないけど、個人的には”今の橋本”はもう見たくない。小兵の2番バッターとして、余りにもボールをバットに当てるのがヘタすぎるというか、ここまで不器用なバッターだったっけ?って感じ。時々芯に気持よく当たる事があるから、レギュラーから外しにくいのはわかるけど、少なくとも8回の1アウト3塁の場面は三振する姿がわかりすぎるくらい予想出来てしまった…ピッチャーの打席で代打を出すのはわかるけど、出すならあそこで堂上ではなく、それこそ松本か寺内で内野安打でも出塁ってのを狙った上で、堂上は返す人にして欲しかったし、橋本よりも外野フライの可能性がまだある中井の方が良かった

(中井も三振の可能性は高いので、まぁ微妙ところでどっちもどっちだけど)

どうしても橋本を打席に立たせるのなら、3塁ランナーは長野だったので、あそこまでフルスイングしなくても、当てに行くバッティングでゴロでも転がしてくれたほうがよほど可能性は高かったろう。

本来ならチャンスメークをしなければいけない立場の橋本だけど、チャンスストッパーになってしまっている。もちろん、良い時もあれば悪い時もあるのはしょうがないことだけど、プルヒッターに徹している限りは、この先も出塁率は上がらない。今のスタイルを続けてゆくのなら、MLBの青木のバッティングを徹底的に研究して、ボールを線で捉える練習をした上で、あくまでもセンター方向を意識しながら”結果的に”引っ張った形になるという方向でゆかないと結果は出ないと思う。

今のメンバーを崩したくないということであれば、本音を言えば、ヒットこそ出ていないけれど小林のほうが、キャッチャーという特性からか、状況に応じたバッティングと配球予測ができているし、三振が少ないので小林を2番に置きたいくらい

(過酷なポジションなので、そんなこと出来ないのは重々わかってるけど)

マジメな話、ホント早く亀井、帰ってきてくれぇ~ってのが切実な願い

そして打線全体の話として内田コーチ…

ファーストストラクから積極的に打ってゆこうという基本スタンスの内田コーチの指示は、個人的には嫌いでは無いけど、いくらなんでもケースバイケースでしょう

先発の山中は今日は制球が良かったので、なかなか四球を出してくれ無さそうなピッチングではあったけれど、ただでさえ足と肘に負担のかかるアンダースローで、しかも空振りを取って三振を積み重ねてゆくタイプではないので、ファールで粘って球数を投げさせ、スタミナを消耗させてから料理するなんて作戦は取れたはず。

当てようと思えば当てられる球速なだけに、どのバッターも簡単に初球から打ちに行ってあっという間にアウトを積み重ねてしまう…

まぁ、今日のゲームに限った話ではないし、原監督、いやその前の時代から、半ば伝統的に巨人はジワジワとスタミナを削って相手投手を捕まえるという作戦はやらない。まぁ”胸と胸を付きあわせて正々堂々と”というのが染み付いちゃってるんで、由伸監督もそういう野球はやら無さそうな感じではあるけれど、だからこそ、そこはコーチが指示してくれないと…

前回、前々回は山中をうまく攻めれていたのに、今日に関しては自分たちの調子の良さに胡座をかいたか、じっくり仕留めるという形が取れず、ちょっと淡白な攻撃になってしまった。

先発の大竹はまぁこんなもんでしょう

もともと立ち上がりは上手くないし、それを乗り越えたら何とか自分のリズムで投げられるというタイプだし、そもそも投げてみないとその日の調子がわからない投手なので、今日のように先に点を取られてしまうと苦しい

特に今日はリキみ過ぎでボールが終始高かった。リキみはスタミナを消耗するし、ボールをコントロール出来ない苛立ちで心も削られる。主力のかけているヤクルト打線だけど、ボールを捉えるのが上手いのは球団の特色で、制球がままならない状態では毎回ランナーを背負った形になってしまうのは仕方ない

ゲーム的には2失点だけど、初回と4回、5回にもう1点ずつ取られてもおかしくない形だったので、点差以上に今日は完敗だった

また、大竹自身のホームへの送球、クルーズのホームへの送球など守備でもったいないプレーも出て、取れるアウトを取れなかったもの大きいし、攻撃だけでなく、細かいミスが守備に出ているのも流れ的に良くない

これで3連敗、今日は筒香のおかげでDeNAが勝ったためゲーム差は広がらなかったけど、ヘタをしたら広島の3連勝で、7月後半で詰め寄った対広島との貯金を使い果たすところだった…

それにしても、ヤクルトはスゴいな

川端、山田、畠山、雄平と主力を4人も欠いているのに、連続で勝ち越しを続けている。それこそ誰かがダメなら他の誰かがしっかりとカバーできている状態

(昨年優勝の立役者、中村を外しているってのだって、ある意味主力を欠いてるのと同じだし)

8月に入ってからの4カード連続の勝ち越しは、さすが昨年の覇者チームだというのを感じさせられた。とはいえ、現状5位なわけで、巨人としては少なくとも下位チームからの取りこぼしが許されない状態で、優勝を狙うチームとしてはやってはいけないことをしてしまった。それでもまだ明日勝てば、苦しいながらも今週は3勝3敗だったと割り切ることもできるので、明日のマイコラスには何としても勝ってもらわないと…

管理人:みんぐ

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