ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/17 巨 1-3 中→ 追いかける側が、こういう負けをしちゃってはイカンよなぁ・・・

巨人 1-3 中日 → 対 中日 :6勝9敗1分 ナゴヤドーム

勝利投手:又 吉 42試合 3勝 5敗 0S

セーブ :田 島 45試合 3勝 1敗 9S

敗戦投手:内 海 12試合 7勝 4敗 0S

投手リレー

巨人:内海→マシソン 捕手:小林

中日:バルデス→又吉→田島 捕手:杉山

本塁打

巨人:村田16号ソロ

中日:

解説:鹿島忠 実況:斉藤誠征

フジテレビTWOにて観戦

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの16回戦。巨人・内海、中日・バルデスの両先発の好投で、六回まで0対0の緊迫した投手戦が続いたが、七回、村田の2試合連続となる16号ソロホームランで先制する。しかしその裏、同点に追い付かれると、八回には、2番手・マシソンが代打・高橋、大島に連続タイムリーを浴びて勝ち越しを許す。九回、先頭の坂本が内野安打で出塁するが、後続が倒れ試合終了。巨人の連勝は「2」で止まった

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日のような負け方をすると、ついタラレバを言いたくなってしまうんだよなぁ…

とはいえ、個人的には今日のポイントは2点

1つは8回表、1アウト1、3塁の場面で引っ張り専門で犠牲フライの確率の低い橋本に代えて、なぜに堂上を出さなかったのかなぁというところ。

確かに橋本は外野へ飛ばすパンチ力は持っているけれど、打球の軌道はどう考えても外野フライ向きじゃない。8回で1点でも取れれば、勝ち継投を惜しみなくつぎ込める場面なのだから、慣れ親しんだナゴヤドームで燃えるだろう堂上を送り出したほうが「何かが起こる」演出はできたのではないかと思う

で、その橋本だけど

ピンチで登板したピッチャーで、後ろに坂本が控えているとなれば、又吉だって緊張しているはず。代わった直後だから早いカウントで積極的に打ちにゆくという選択肢もわからなくはないけれど、恐らく相手バッテリーは打ち取れる可能性の一番高い橋本で終わらせたかったはずなので、それこそ昨日のようにしっかりとフルカウントまで粘るようなしつこさを見せるほうが、嫌がっただろうし、次の坂本、阿部を意識しすぎて制球を乱す可能性は十分あった

なのに、外野フライを意識しすぎて、スイングがいつも通りではないだけでなく、(自分の打ち方だとレフトフライは難しいという判断もあってだろうけど)強引に引っ張ってセカンドゴロのゲッツー…ランナーは小林と長野だったから、それならまだスクイズでもした方が余程ゲッツーの可能性は低いし、点に結びつかなくてもチャンスで坂本に回すという形を取ることが出来た

もう一つはやはり内海の交代

球数は確かに100球になったけど、スタミナ切れという感じでは無かったし、1アウト2塁なら、ファーストも空いているのでカウントによっては塁を詰めて、得意の内野ゴロでゲッツーを取れる可能性は充分にあった。恐らく由伸監督の思惑としては、三振か速球に詰まっての内野フライを取るつもりでマシソンを出したのだろうが、ピンチの場面で、しかもいきなりセットポジションで投げなければいけない局面では、こちらの期待通りの結果を求めるのは難しかったと思う

しかもまずはストレートにタイミングを合わせてくるであろう高橋周平に対して、真ん中高めに投げてしまっては、普通にバットを合わせるだけでも外野の前に打球は飛んでしまう…それまで好投していた内海が打たれて失点する分には諦めもつくけれど、勝ち越されたわけでも無い場面、むしろそこからの粘りが真骨頂の内海を降板させて、しかも負けが内海につくという悲しい結末

(内海の3連勝が止まるだけでなく、この先の登板にツキが無くなりそうで怖い)

色んな可能性やその後の展開も予測しながら出した結論なんだろうけど、橋本への代打、内海の降板、この2つの決断が悪い方に流れてしまい、勝てるとは言わないまでも、少なくとも負けないゲームに持って行けたはずだったのに、手放すことになってしまった

(こういう展開でマシソンを出すと何故か勝ちがつく事が多くて、それで積み上げてきた8勝というジンクスめいたものに賭けたというのであれば、さすがに笑い話にもならないが…)

内海も良かったけど、バルデスも良かったなぁ

前に見た時も各打者がタイミングが取れず、的を絞れない感じで凡打を重ねてたけど、今日もデジャヴでも見てるかのうように三振と凡打の山を築いてしまった。タイミングが取れないなら取れないで、工夫のしようもあると思うのだが、この前も書いたように、巨人打線は相手が良い状態でも、やはりそれを崩そうとか、相手の嫌がる作戦を・・・っていうのはやらないで、あくまでも真っ向勝負で振り回すのね。

もう今さら、そのスタンスを変えて欲しいと言ってもしょうがないんだろうから、そこは諦めるけど、それにしても過去3試合対戦して防御率1.71におさえられている投手を相手にするにしては、工夫がなさすぎるなぁ

(簡単にはゆかないまでも、あの時とは打線の状態もメンバーも違うし、3点くらいは取ってくれると期待してたので、残念だった)

1点差ゲームで負けた3連敗と今日の敗戦。この4つの敗戦は、ちょっとした勝負のアヤを見誤らなければ、全てとは言わないが負けを半分には減らせたと思う。

(ついでに言えば広島との3連戦の3戦目の敗戦もそう)

8月に入って、広島が先制されても追いつき、追い越す展開で勝ちを重ねている中で、大差で「まぁしゃーない」と言えるような敗戦ではなく、もったいない負け方をしているようではなかなか追いつくのは難しいし、だからこその、今の差なんだろう

これを書いている時点で広島と阪神のゲームの結果は出ていないけれど、点差的には恐らく広島が勝利するでしょう。来週の直接対決までに差を広げられないことは当然のこと、1つでも2つでも縮めなければいけないのに、こういう負けで差が開くようでは、勢いなんてつきようが無い…まだ可能性は0では無いとはいえ、今日のはアンラッキーでも仕方ない負けでもないので、こういうゲームをこの先しないように、戒めとして心に留めておいて欲しいと思う

(もちろん、↑にあげた2つのポイントはあくまでも私の書見なので、それだったら勝てた!と言い切れないのは、重々承知した上での話です。他にも色んな人の色んなタラレバはあるでしょうし)

明日の今村でも負けると、(私の中での)広島との直接対決へのモチベーションが下がってしまいそうなので、明日はしっかりと勝ち切ってもらいたい

っていうか、なんで脇谷?確かにここのところバッティングが狂ってしまったクルーズだけど、今日のバルデスみたいにタイミングが取りづらくて、テンポの良いピッチャーこそ、逆にクルーズにとってはチャンスだと思ってたんだけど…

はぁ・・・残念(涙)

追記

バドミントンダブルス、女子卓球団体、シンクロ・・・見てたもんで寝不足で・・・

愛ちゃんの「ホントに苦しいオリンピックでした」ってのを見た瞬間に「そっかぁ、そんなに苦しかったんだね、でも勝ててよかったね」ってテレビの前で貰い泣きしたことは内緒です(笑)

管理人:みんぐ

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