ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

巨人を去ってゆく選手たち・・・・2016

日本シリーズが終わり、日本ハム ファイターズが日本一になりました、まずは日ハムファンの皆さん、おめでとうございます。

戦力的には大きな差は無かったと思いますが、最終的には経験値の差というか、しっかりと計算して采配していた栗山監督とちょっと感情に動かされたかな?と思う場面のあった緒方監督との差が出たような気がします

ただ、これでシーズンも終了し、色んな意味で来季に向かってスタートする気持ちが高まったので、前回のドラフトに続いて、今日は巨人を去ってゆく選手たちに触れたいと思います

この後も発表されるかもしれませんが、現時点で公表されている、引退、退団の選手は下記の通り

<<引退>>

鈴木尚広    外野手

<<戦力外・自由契約・退団>>

矢貫俊之    投手

ウーゴ     投手

阿南徹     投手(引退)

田原啓吾    投手

高橋慎之介   投手

田中太一    投手

芳川庸     捕手

土田瑞起    投手

成瀬功亮    投手

田中大輝    投手

香月良太    投手

小林大誠    捕手

坂口真規    内野手

長江翔太    外野手

北之園隆生   外野手

高橋洸     外野手

青山誠     外野手

加藤健     捕手

(Full-Countより)

鈴木尚広の引退に関しては、すでに記事にしているので割愛して、他の気になる選手の話をしますが、一番残念なのは土田瑞起でしょうか。

昨年は2軍でセーブ王、今季も開幕1軍で初セーブも記録したのに、8月に右肘の手術をしたことで戦力外に・・・個人的には投げっぷりが好きで、この先に期待していただけに残念です。本人はトライアウトを受けるということですが(今年のトライアウトは11/12 甲子園球場)、何とか他の球団で野球選手が続けられるといいなと願ってます

あとコーチの要請を蹴って現役に拘る形で自由契約となったカトケン。

同じような立場ではソフトバンクの細川も同じだけど、行き先がどうなるのか二人共興味がある。キャッチャーに関しては若い選手を育成中という球団が多く、ベテランキャッチャーを欲しているチームがどの程度あるのかわからないけど、二人共バッティングも決して悪くないので、若い選手を育てながらバックアップ要員としての需要はありそうな気がする。

こうなると小林の目処が付いたところで實松が引退→コーチという未来が見えてくるのだが、秋季キャンプの中で宇佐見の評価も上がってきている、個人的には2軍でも2割に満たないバッティングが課題となると思うけれど、鬼屋敷、河野も含めて正捕手、第2捕手、第3捕手の争いはますます激化してくると思う。宇佐見が良くても、實松、カトケン、相川の3人が元気な状態だと、彼らを差し置いて若手を使うのは、なかなか勇気のいる決断となる。まだ、實松、相川はいるけれど、それでも若手の入り込む枠が1つ出来ることは若いキャッチャーにとってはモチベーションのあがる出来事となるので、来季の若手の目の色には注目したい

あとは田原啓吾は長い目で見て、いつか上がってきて欲しいなと思っていたので残念。田原啓吾はカーブの速度が遅くて、うまく投げ分けられれば面白いと思っていた。

香月良太もちょっと残念、年齢を考えれば仕方ないことなのかもしれないけれど、実は今シーズンは2軍でも、まぁまぁの結果を出していた。今季の試合のレポートでも香月を上げてみてはどうかと言ったこともあったし、ひょっとしたら中継ぎが耐えられなくてなかなか勝てなかった時に、香月に頼っていたら拾えた勝利もあったかもしれない。特に内海が復帰してくるまでは、最年長が山口だったので、ベテランがいる安心感はちょっと欲しかった。

ただ、来シーズンを考えると、今回のドラフトも含めて若い投手にドンドン経験を積ませて、1人でも多く上で使える投手を揃えたいのは確かで、目先の勝利の為にベテランを使うかどうかと言われると、なかなか難しい。下で無双していて、2軍で投げる意味が全くないというならともかく、まぁまぁ良いくらいだと上げてもらえない可能性も高い

現役続行を希望しているようなので、他球団のユニフォームを着ているのでもいいから、見れることを期待しています

坂口真規については、ちょっとよくわからない。確かに今年は3軍からのスタートだったけど、2軍に上がってきてからは、そこそこ悪くない成績だったと思うし、8月に結婚してやる気もマンマンなはず。村田が来シーズンも今年のような成績が残せるかわからず、岡本もどこまで我慢できるかまだ不透明な状態では、サード、ファーストという枠でパンチのある選手は取っておきたいと思うのだが・・・確かにいざ上に上げてみると結果が伴わないというケースも多い選手だけど、年齢的にも大田と同じだし、不動のレギュラーにはなれないかもしれないけど、代打の切り札として生きてゆくくらいの素養はありそうにみえた・・・現役続行なのか、育成にまた落とされるのか、引退なのかちょっと情報が少なくてわからないので、誰か続報を知っている方がいたら教えてください

ウーゴ(金伏ウーゴ)もなぁ~ヤクルトを戦力外となって、入団テストからの育成入団で今年のシーズン前には支配下選手になったのに・・・ハングリーな経歴なので、これを気に精進して何とか1軍に上がってくれるとって期待していたけど、四死球の多さがやはり治らなかったかなぁ。まぁトミージョンもやっているし、この先の伸びシロに疑問符がついてしまったんだろう

出来れば全員について触れたいけど、このリストなかで個人的に気になったのは、上記の人たちでしょうか。

巨人は冷たいと言われることもありますが、わりと退団後の面倒見は良い方だと思うので、ある程度、球団に貢献していた選手に関しては第2の人生への多少の配慮はしてくれていると思いたいですね

この先、FAで誰かを入団させる場合、その選手のランクによっては人的補償という形で他球団へゆくことになる選手がいるかもしれません。一方でFAを宣言して、巨人以外にゆく可能性のある選手は今のところいなさそうなので、そこはちょっと安心

(ってか、巨人はFAで出てゆく選手は少ないんだよなぁ~それは嬉しくもあり、若手が伸び悩む原因のひとつでもあって、悩ましいところ)

先日、新たな(といっても大きな変更のない)コーチ陣が発表になり、すでに秋季キャンプから動き始めてますが、そこについてもちょっと言いたいこともあるので、それについてはまた後日。

追記

今夜はNHK 0:10のアスリートの魂で「ただ“一走”にかける 巨人 鈴木尚広」の再放送、テレビ朝日 0:45からのGet Sportsで「巨人・坂本の打撃論」という特集があります、今から楽しみですね

管理人:みんぐ

http://ameblo.jp/ming-maro/