巨人 5-11 広島 → 対 広島：0勝3敗0分 東京ドーム
勝利投手：ブレイシア ４試合 １勝 ０敗 １S
セーブ ：
敗戦投手：カミネロ ６試合 ０勝 １敗 ４S
・投手リレー
巨人：吉川光→高木勇→マシソン→カミネロ→池田 捕手：小林
広島：大瀬良→ブレイシア→今村 捕手：會澤→石原
・本塁打
巨人：マギー１号２ラン
広島：松山１号ソロ、石原１号３ラン
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東京ドームで行われた広島東洋カープとの３回戦。初回にいきなり４点のリードを許した巨人は、その裏に３点を取り返し、３対４で迎えた三回、巨人はマギーの適時二塁打で同点に追いつく。さらに五回、阿部の適時打で５対４と勝ち越した。２番手で登板した高木勇は、この日一軍登録されたばかりだったが、５回３分の２を無安打無失点と好救援をみせた。そのまま逃げ切りを図った巨人だが、九回にカミネロ、池田が一挙７点を失い、逆転負け。巨人はこのカード３連敗を喫し、今季初の４連敗となった
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色々細かいことをメモしながら見てたんだけど…さいごの１イニングでどうでもよくなってしまった…（笑）
それにしてもヒドイ３連戦だった、広島とのカード前、２点台でリーグ１位だったチーム防御率が4.08になってしまった。そりゃそうなるか、３試合で２９失点だもんな…今回のカードがトラウマになって、この先 何連勝しようが、どうせ広島に負けるんでしょ？って気持ちになりそうなのが怖い
もちろん問題なのは投手陣、昨年末、補強が一通り終わった時点では、圧倒的ではないものの、豊富な投手陣にワクワクし、事実開幕から広島戦までは、こちらが常に平均５点以上取りながら、それ以上取られる事のない感じで良い出だしだったのだが…まさか３試合でこれほど投壊することになるとは思わなかった。
それにしても広島打線の集中力はスゴイな、確かに甘い球も多かったけど、それを苦もなくフェアグラウンドに打ち返す技術は一体何なのか？それも一人や二人ではなく、チーム全員がそれが出来ている。９回の松山のホームラン、丸のタイムリー、石原のホームラン、決して厳しい球ではなかったかもしれないけど、まるでそこに来るのを予測していたかのような完璧なタイミングの取り方。どれか１つくらい打ち損じてくれても良さそうなところ、見事に打たれた。
こうなると、１球の失投も許されないプレッシャーが、ピッチャーにもキャッチャーにものしかかる。ちょっとこの３連戦に関しては、手のつけられない状態で、特に小林はパニックになっているのではないだろうか？
と、愚痴をこぼしたところで・・・
下を向いていてもしょうがない、こういう時こそ明るい話題で気持ちを上げなければ！
まずは打線、確かにカープには打ち負けてしまったけれど、この３試合でこちらも16点取っている。去年に比べれば、坂本、阿部の好調さのおかげで、クリーンアップで点が取れる状態になっているので、そこは去年に比べて好材料。
問題は投手陣の再編成だけど、一通り投げさせてみて、各投手の良いところと課題は見つかったと思う。これからの実戦の中で課題が克服されそうな投手は残しつつ、厳しそうな投手は状態の良いファームの選手と入れ替えてゆけばいい。その中でも、宮國とハヤトゥーはファームで結果を残して上がってきて、ふたりともしっかりと結果を出した。これが続くかどうかはわからないけれど（カープのスコアラーがこの二人のデータを余り取ってなかったからかも…と思っている部分もあるし）、昨日、今日のピッチングを見る限りでは、また使ってみたいと思わせてくれたことは確か。
問題は昨日、今日のように中継ぎで使うのか、先発で使うのかだけど、来週は５試合しか無いし、明日からの３連戦が終わったところで、由伸監督がローテの編成を考え直すことでしょう。
カミネロが今日は捕まってしまったけれど、どちらかと言うと、これまで大きな失敗なく来ていたわけで、今日のピッチングを反省課題として、次からまた１レベルあげて投げてくれればいい、由伸監督はマシソン、カミネロをうちの勝ちパターンと今日も言い切っていたので、基本的には代えないでしょうし、個人的には代える必要はまだ無いと思っている。
打線も広島に比べれば圧倒的に課題は多いかもしれないが、坂本、阿部が機能している間は、彼らの前にチャンスを作れば無失点で終わるゲームは少ないと思う。昨日は村田、今日はマギーが一発を放ち、長打力も出てきた。６～９番がほぼ空気の状態だが、陽岱鋼の復帰、クルーズをどうするかという問題も含めて、今は大きくいじりにくいので、ゲームを重ねながら重信と岡本のレベルアップを促してゆくしか無い。
（ギャレットの骨折が地味に痛い）
４連敗と言ってもまだ貯金は１あるし、明日からもう一度作り直せばいい、まだ開幕して僅か11試合。どのチームも様子見の状態で、チーム状態を見極めながら本当の意味でのチーム構成をしてゆく段階。広島の選手全員の状態が良すぎるところで当たってしまったと自分を慰めて、シーズンが終わる頃には、あのとんでもない連敗をきっかけに、選手が奮起してチーム状態がそこから上がっていった・・・と笑い話に出来るような敗戦になってくれればそれでいい。
少なくともキャプテン坂本の必死の走塁で阿部のヒットからホームへ生還した姿、相手の隙を見て３盗をする集中力が健在なうちは、まだチームに勇気を与えてくれると思う。
代打陣は去年比べて強力になっているし、巨人だって広島のように「ゲーム終盤での逆転劇」をウリにするチームなれるはず。
（逆転しなくても、リードを保ってそのまま勝てるのが一番だけど）
悪夢のような３連戦だったけど、逆に言えば良い教訓になった。
広島がこの先、大きく落ち込むことは考えにくいけど、必死にくらいついて、彼らに負けない勝負強さを身につけて、チームがひと回りもふた回りも分厚くなることを願って、今日は寝ることとしよう
（一応、やけ酒はあおっとくけど）
管理人：みんぐ
