ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/23 巨 1-0 阪 → 息詰まる投手戦、これを取れたのは大きい!

巨人 1-0 阪神 → 対 阪神:4勝4敗0分 甲子園

勝利投手:菅 野 8試合 6勝 1敗 0S

セーブ :カミネロ 18試合 0勝 1敗 12S

敗戦投手:秋 山 8試合 3勝 3敗 0S

・投手リレー

巨人:菅野→マシソン→カミネロ 捕手:小林

阪神:秋山→伊藤和→高橋→藤川 捕手:梅野→岡崎

本塁打

巨人:

阪神

HK BS1 にて観戦 解説:小久保裕紀 実況:広坂安伸

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

甲子園で行われた阪神タイガースとの8回戦。試合は中盤まで巨人先発・菅野と阪神先発・秋山の投手戦が繰り広げられ、両軍六回まで無得点が続く。均衡が破れたのは七回。二死一、二塁の場面で小林が適時二塁打を放ち、巨人が先制に成功する。その裏、菅野は無死一、二塁と大きなピンチを迎えたが、後続を圧巻の三者連続三振で切り抜けた。7回を6安打無失点に抑えた菅野は、ハーラートップとなる6勝目を挙げ、阪神との3連戦に先勝した

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

正直なところ、今日の菅野の調子は80%くらいの出来だったんじゃないかと思う、特に序盤は初戦を取りたいという意識が強すぎるのか、阪神打線を警戒しすぎたのか、ちょっとリキんでいるところもあって、なかなか小林の構えたところに行ってなかった

阪神打線が粘っこかったのと、審判との相性も(序盤は)悪かったこともあり、いきなりピンチを招く立ち上がりとなり、見ているこっちは、う~ん、ちょっと空回りしてないか?大丈夫なのかな?という目で見たた

ただ、それでも菅野はさすがだね、なんだかんだ言いながら、ゲーム中にしっかりと修正してくる。本人がヒロインで「ピンチでギアを上げる練習をしてきた」というように、ランナーを背負ってからは圧巻だった

(その前に、ランナーを出すなよ!とうちのカミさんが言うが、それをやっちゃうと結局最後まで持たないわけだから…)

とはいえ、全体を通してみると、糸井の不調に助けられたところが多分にあって、もしも阪神打線爆発のころの糸井、福留だったら、今日も3点くらいは取られてもおかしくなかったかもしれない。

まぁ、どのチームにも波があるわけで、こういう時に当たったことを幸運と思い、しかもそういう時に復調のきっかけを与えずに勝ちきれたことを素直に喜びたいと思う

攻撃面では相手の秋山も非常によくて、打てるボールがなかなか無かったので、貧打なのは仕方ない。相性の良い阿部とマギーに期待したけれど、向こうもそれはわかっていて、この二人の時にギアを上げられたのでちょっと手が出なかった。

ただ一度の得点の7回の場面は、プロ野球ニュースで田尾氏が中井への敬遠が良くなかったと言っていたけれど、1点もやれない展開で、中井と小林の打率を考えたら当たり前の作戦だと思うし、野手にとっても守りやすさから言えば、1、2塁のほうが遥かに気が楽。唯一理解できる点があるとするなら、2アウトで秋山自身は好調だったのに、コーチが行ったことで、自分が思っている以上のピンチなんだと思ってしまったことくらいだろうか?

(ホントにそうなのかは本人にしかわからないが)

ただ、小林としては相手から舐められた状態で打った勝利打点なわけで、心の中では小躍りしていることだろう。高めのボールをコンパクトに逆らわずに打ったバッティングは良かったし、これをきっかけに何かを思いだしてくれるといいなと思う

こうなると終盤のリレーをどうするかということなのだが

あくまでも個人的なことを言わせてもらえれば、球数115球だったしもう1イニングくらいはイケるんじゃないかと思っていたので(特に8回はクリーンアップに回ってくることだし)、8回まで菅野に投げさせるか、失点するまでという条件付きでイケるところまで行かせるかして、場合によっては最後をマシソンに締めさせるくらいでいいのでは?と思ったのだけど、菅野が「ピンチに備えて余力を残していた」と言っていたので、恐らく7回のピンチを三者三振で切り抜けたところで、その余力を使い切ったのだなと・・・

まぁ、それでもマシソンが8回のクリーンアップを抑えてくれれば、9回は下位打線になるし、何とかなるだろと軽く見ていたのだが、カミネロもさすがにしびれる場面での異様な甲子園の雰囲気に飲まれちゃったかな(笑)余りにもボール球がハズレすぎて簡単に見逃される&カウントをドンドン悪くするという悪循環に(汗)

ま、(あの歓声に)プレッシャーを感じているのは阪神打線も同じだろうから、ビビったもん負けという勝負で、最後は何とか逃げ切ったというところだろうか

安心して見てられないカミネロに賛否があがっているのだが、とはいえ直近5試合では1失点しかしてないわけで、防御率 1.35の12セーブだから、外すに外せない(汗)相手にとって、こいつが出てきたらもうダメだわ・・・という絶望感を味合わせることは出来ないものの、なんだかんだ抑えているのだから、取り敢えずはさすがと言うしかないか…

(ダメならカミネロ落として、クルーズを上げたいが、現状では落とすための理由付けが難しい)

今日のヒーローは7回無失点の菅野と唯一の得点の小林ってことで、異論はないのだが、個人的にもうひとりあげさせて貰えるなら、9回 糸原のレフト線のヒットをシングルでとめた亀井だろうか?引きの絵が無かったので、そもそもどのくらいのポジションで守っていたのかわからないが、カミネロの球をヒットするなら、定位置ではなくレフト線ギリギリだくらいに予想していないと、あれに追いつくのは考えられない。もしもノーアウト2塁だったら、かなりの確率で同点に追いつかれていたと考えれば、小林のタイムリーと同じくらい亀井の守備は今日の勝利に貢献したと思う

(さらにもう一人を上げるなら、不調だった糸井か…)

去年の今頃、いち昨年の今頃の順位がどうだったかというのを思い出せば、ギリギリで貯金できている現状は、まだ焦る必要は無いと思うので交流戦前のゲームに一喜一憂してもしょうがないと(無理やり)思うのだが、それでも自分たちがどうこうという以上に、相手に勢いを与えないという意味で、今日のゲームは本当に価値ある一勝だった

(菅野に2戦連続初戦勝利したら、ちょっと落ち込みかけていた阪神が一気に勢いづくところだった)

阪神的には、この3連戦は1つ取れれば充分と思っているだろう。こちらとしては、明日、明後日が吉川、大竹(たぶん)なので今日負けたら3タコの可能性もあっただけに、それを回避できたという点でも大きかった。今日勝てたことで、仮に残り2つ負けたとしても、1つしか開かないということではあるし、マイコラス、宮國、田口で広島戦を2つ取れる可能性があることを考慮しても、大事な上位2チームとの6連戦で大型連敗しないためのスタートをきれたことはとても重要

追記

・今日の筒香のスイングを見てたら、起きる前に戦っといて良かったと、心から思う

・秋山を打てていないという課題は残ったままだけど、次に対戦する時は多少メンバーも変わっているでしょう

・明日の能見、明後日のメッセから多少でも点を取れれば、阪神もちょっと焦ってくれるかな?

交流戦の初戦を任されるって、菅野言っちゃって大丈夫?

 (ってか、金子千尋をボコる感じの勝利って・・・やっぱ楽天怖い)

管理人:みんぐ

http://ameblo.jp/ming-maro/