ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/24 巨 3-1 阪 → 昨日以上の緊迫した試合だったが よく勝てたな

巨人 3-1 阪神 → 対 阪神:5勝4敗0分 甲子園

勝利投手:森 福 10試合 1勝 2敗 0S

セーブ :カミネロ 18試合 0勝 1敗 13S

敗戦投手:桑 原 20試合 3勝 1敗 0S

・投手リレー

巨人:吉川光→田原→森福→マシソン→カミネロ 捕手:小林

阪神:能見→桑原→藤川 捕手:梅野→岡崎

本塁打

巨人:

阪神

BS朝日 にて観戦 解説:有田修三 実況:小縣裕介

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甲子園で行われた阪神タイガースとの9回戦。試合前半は巨人先発の吉川光、阪神先発の能見が共に好投し、両チーム共に得点どころか安打も出ない緊迫の投手戦。しかし吉川光は五回に初安打を許すと、鳥谷への死球が危険球となり退場。この一死一、三塁のピンチを今季初登板の田原が無失点で切り抜けると、六回途中から登板の森福も七回まで無失点の好リリーフを見せた。均衡が破れたのは八回。代打・相川が口火を切った一死二塁の好機で、立岡の代打・亀井が右前適時打を放って巨人が1点を先制。九回には長野の2点三塁打で加点した。最後はカミネロが上本にソロ本塁打を浴びて1点を失うが、逃げ切り、3対1で勝利。1回と3分の1を無失点の森福が移籍後初勝利を挙げた。巨人は3連勝で、首位・阪神との3連戦の勝ち越しを決めた

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まず最初に、鳥谷大丈夫だろうか?自力で歩いていたけれど、当たった場所が場所だけに、本当に心配です。何事も無いことを祈ってます

戦前の予想では能見からは取れて1~2点だろうし、吉川は2~3点は覚悟しなきゃいけないだろうしで、かなり厳しいゲームになると予想していた。とはいえ、もともと、高山、糸井、福留、鳥谷とキーマンになる選手に左バッターが多いこともあり、左投手はそれなりゲームを作ってくれるだろうとは思っていたのだが、まさかあれ程の好投をしてくれるとは予想外

先発の吉川は今日のテーマが緩急というだけあって、非常にカーブが効果的でストレートのキレが良かったこともあり、4回まで全く危なげないピッチングで、能見の好投と合わせて両軍の雰囲気が重くなったことも手伝い、昨日の菅野と秋山の投げ合い以上の緊迫した展開で息が詰まりそうな戦いとなった

それだけに、鳥谷に当ててしまったあの一球が悔やまれる

1アウト3塁でバッター鳥谷、鳥谷を敬遠して塁を詰めてから下位打線と勝負する手もあったと思うが、あそこで逃げの采配をしたらやられそうな気がしたのかもしれない。それまでの吉川が非常に良かったというのもあって、勝負に行ったところで厳しくついたボールがあのようなことに・・・

ただ、あとを受けた田原がよく踏ん張ってくれたと思う。阪神としてはノーアウト3塁で点が取れなかった事が、さらにプレッシャーになっただろうし、続く森福も回跨ぎしながら無失点で抑えてくれた。1点もやれない重圧の中で、右の田原と左の森福が無失点リレーをしてくれた事は、もともと6~7回(特に7回)が課題だった巨人の中継ぎ陣にとって希望の光が見えそうな、そんな明るい材料となった

打つ方は、本当に亀井の代打時の勝負強さに頭が下がるとともに、今季初打席の相川が作ったチャンスを活かすという二人のベテランの活躍が頼もしくあり、さらには長野が6回の三振以外、全打席で集中力の高さを見せてくれ、坂本、阿部、マギーが得点に絡まない中で3点取れたというのが非常に大きかったと思う

先発の能見も今季の調子良さがMAXに出ているかのような投球で、打てそうなボールがほとんどなく、桑原も安定感ピッチャーだが、正直なところ8回は代わってくれてホッとしたくらいで、あのまま続投だったとしたら、ぶっちゃけ9回まで0点だった可能性も高い。

(調子の良さに反比例して援護が無い、今シーズンの能見にはちょっと同情する)

能見の攻略は昔から変わってなくて、とにかくフォークに手を出さないこと、低めの球は徹底的に見逃して、目付けを高くするというのが鉄則で、今日の巨人打線はそれは出来ていたように思うが、それでも追い込まれると手が出てしまうし、こっちの考えを見透かされたように勝負どころではストレートで押してくるなど、素晴らしいピッチングだった

(だからこそ、今日くらいは村田先発でも良かったのではないかと思ったのだが…)

中井、石川の守備も光っていたし、鳥谷死球というアクシデントはあったけれど、そこから先は重信の代走も含め、打った手がうまくハマるという采配で、由伸監督としても非常に嬉しい勝利になったのではないだろうか?

展開、流れ的にもすべてが劣勢な空気の中で首位チームを相手に連勝を飾ったことは本当に大きく、昨日の菅野に続いて阪神打線を起こさずに済んだことは明日に繋がると思う。

(あくまでも主観だが、勝っている時の金本監督の笑顔はナインに勇気を与えるけど、劣勢の時の険しい表情はプレッシャーを与えていないか?とちょっと気になった。ビハインドでも時折笑顔を見せる由伸監督に、それはそれでどうなのよ?と思うこともあるのだが、ベンチの空気を重くしないという意味においては、それもアリなのか?と最近、思うようになった)

秋山、能見、メッセと甲子園で表3枚をぶつけてきた阪神を相手に、まずは勝ち越しを決定し、あわよくば3タテというチャンスが巡ってきた。さすがに明日の大竹は、昨日、今日のような展開にはならないと思うけれど、唯一チャンスがあるとするなら、ホームで3連敗はマズいというプレッシャーが阪神打線にのしかかってくれて、堅くなってくれるかもしれないと思えるところだろうか?

逆に初回で失点とかしようものなら、一気に息を吹き返す可能性があるので、大竹は5回まででいいから、全力で阪神打線をねじ伏せるつもりで投げてもらいたい

(弱気なことを言えば、明日は天気もよくないらしいので、出来れば雨天中止のほうが・・・(汗))

追記

最後にもう一度、鳥谷選手がおおごとになっていないことを切に願ってます

管理人:みんぐ

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