ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/4 巨 1-3 オ → さ~て、さらに動くか、動かないのか・・・

巨人 1-3 オリックス → 対 オリックス:0勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:山 岡 8試合 2勝 4敗 0S

セーブ :黒 木 24試合 2勝 0敗 1S

敗戦投手:宮 國 10試合 0勝 6敗 0S

・投手リレー

巨人:宮國→田原→森福→江柄子→篠原 捕手:實松→相川

オリックス:山岡→黒木 捕手:若月

本塁打

巨人:

オリックス:駿太2号ソロ

日テレG+ にて観戦 解説:水野雄仁 実況:辻岡義堂

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東京ドームで行われたオリックスバファローズとの3回戦。巨人先発の宮國は初回、駿太の先頭打者本塁打で先制を許す。巨人はその裏にマギーの適時二塁打で追いつくが、三回、安達の適時内野安打などで2点を勝ち越される。宮國は中盤以降立ち直り7回3失点にまとめたが、今季初勝利はならず。打線は二回以降、オリックス先発のルーキー・山岡の好投に沈黙。八回まで山岡に4安打1点に抑えられ、九回も新人・黒木の前に三者凡退で試合終了。巨人は1対3で敗れ、11年ぶりの10連敗を喫した

Yomiuri Giants Official Web Site

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7回3失点、6奪三振四死球1と結果だけ見れば宮國はよく投げたと思うんだが・・・いかせん打線が4安打では完封以外勝つ方法がない

相手投手が良すぎるのか、こちらの打線が悪すぎるのか・・・まぁ両方か(涙)</span>

初回の先頭打者ホームランは仕方ない。連敗を止めなければという空気、ここで結果を残さなければファーム行きという二重のプレッシャーの立ち上がりに対して、相手は連勝で勢いづいている状態。もちろん避けようはあったと思うけど、東京ドームだしソロホームランは計算に入れておかないと、それこそピッチングが苦しくなる

ただ、3回の2失点は何とか凌いで欲しかった…が、最小失点におさえていたとしても負けていたわけで、宮國に敗戦の責の一端を担がせるのは可哀想か

初回以外チャンスらしいチャンスを作れていないわけで、もうさすがに言うのも疲れたし、ブログネタにも困るくらい同じことの繰り返しになってしまう・・・

なので、今日は愚痴ではなく、どうしたら良いのかをちょっと考えたい

大量失点が原因で負けることも多いが、基本的に今勝てていない原因は言わずもがな打線にある。それも、昨日今日の話ではなく、由伸ジャイアンツが誕生してからでもなく、原ジャイアンツの終盤からずっと引きずっている課題。原前監督の時代は投手が何とか粘りさえすれば、勝負強い代打陣、出れば球場の空気を変える足のスペシャリスト、相手の裏をかき、隙を突くミラクル采配などで僅差の勝利をものに出来た。

しかし、その勝負強い代打も今は監督とコーチ、足のスペシャリストは引退と終盤を支えるスタッフはおらず、それによる層の薄さを解消するために補強をしたものの、開幕から満足に期待に応えているのはマギー一人という状態。そのマギーも結局、彼を起用するために昨年チームの2位に貢献した村田が出れていないため、プラスという形ではなく、プラマイゼロ(外れたほうが代打に回るという点で僅かにプラス)に近い。

ならば、これからの巨人を支えるべき中堅、若手が昨年以上にレベルアップして、チームとしての強さを底上げして欲しいところだが、期待の岡本は結果を残せず、即戦力を期待されたドラ1ルーキーは故障スタート、ファームで結果を残した若武者も上げてみれば別人のように相手に飲まれている…

昨年は右も左もわからず全てが初体験だった監督も、2年目になってより狡猾な采配をして若々しい雰囲気を醸し出すかと思えば、相変わらずよく言えばオーソドックス、悪く言えば頑固と、外から見た限りでは臨機応変に欠けると見られても仕方ない采配で、結果だけを振り返れば全てが後手に回った采配で、勝てるはずのゲームを落とし、負けているゲームをひっくり返すこともない

シーズン序盤の坂本、阿部、マギーの好調さに助けられた貯金があったため、ちょっと前までは優勝を争う位置に踏みとどまっていたけれど、当初からクリーンアップの誰かに陰りが見えたら勝てないと心配していた通りの状況となってしまった

軽く思いつくままネガな点を上げただけでため息が出てくる…

では、現状でどれだけの上がり目があるだろうか?

本来開幕から居てくれなければいけなかったはずの、山口俊、陽岱鋼がまもなく戻ってくる・・・くらいしかない(涙)

ギャレットを上げるというのも上がり目に入るかもしれないが、それは誰かを下げることとなるわけで、チームとしてのプラス要因としては計算に入れづらい。

怖いのは、山口俊、陽岱鋼が上がってきた時に、それでも勝てない、チームの空気が変わらないという状態になった場合。何となく、打つ手がなくなって追い詰められた形になってチームが崩壊に近い危機になるのではないかといのが怖い

個人的には気持ちの部分で、内海の復調、杉内の復活に賭けたいものはあるのだが、あまりにもそれで状態が上がりそうな根拠に欠けるので、それを口にするのは非現実的

結局のところ、今日の由伸監督のコメントではないが、誰か一人がというよりも、選手全員が上がり目にならないことには、単発的に負けを回避することは出来ても、この連敗を取り返すというところまでは持ってゆけない。

では、皆の状態が良くなるにはどうしたら良いのか・・・

去年辺りから、私は何度か言ってきたけれど、(あくまでも私の気持ちね)コーチ陣の一掃しか無いと思う。本当なら監督を交代すべき!って言いたい(過去にもシーズン途中で監督が変わって、そこからチームが生まれ変わった例は多いし)ところだけど、現役続行を希望していた高橋選手を無理やり球団が監督にしたため、フロントが監督を辞めさせるということは出来ないだろし、私自身もしてほしくない。

なので、ここはチーム低迷の責をとって、村田ヘッド、江藤コーチ、尾花コーチらが退くのが妥当。もちろん変わったコーチが前任者と同じ事を言い、同じことをやっていたのでは意味ないので、交代にあたっては、その後、どういうチームづくりをしてゆくのか(選手も納得する形で)、明確な方針のもとに、如何にして選手がプレーしやすい環境を作れるかを最優先事項としてベンチ内の空気を変えて欲しい

欲を言えば、かつての橋上コーチがいた時のような戦略室の復活を希望したいところだけど、それはまぁ来年でもしょうがない

実績の若い選手には失敗を恐れないプレーが出来る環境、持っている期待と成績に開きがある選手には的確な指導を、体調管理が重要なベテラン選手には休養と起用のバランスのルールづくりなど、打席に立った選手、マウンドにたった選手が迷いなく自分の力を発揮し、勝てばよろこび、負ければ後悔ではなく反省(と対策)をするルーティンが作れれば、チームは絶対に強くなる

例えば、岡本が三振して帰ってきても、「いいよ、ナイススイングだった!それを忘れるな!ただ、あの前のボールの方が捉えやすかったな!次はあの球を狙って打とう!」くらいの、褒めながら軽く指導を入れるくらいの感じ。

(私が教えるときも今時はもう怒りません、むしろ良かった点を褒めた上で、改善点を伝えるほうが選手の心には残るしやる気も出るようなので、それを意識してます、アマチュアだろうと、プロだろうとそういう所は共通だと思う)

(エラーした時、怒ってしまうと、次に同じ打球が来た時に堅くなってしまう。むしろ、怒らずに「次は一歩前に出てみよう」と言った方が選手は思い切ったプレーをしてくれる。あと、何も言わないってのも選手には良くない…)

まぁ、素人の私が生意気いっても批判されるだけでしょうが、恐らく私のように、ファン一人一人がこうするべき!って思っている事はあるはず。何が正解かなんて終わってみなければわからない世界ですし、選択肢は無限にあるので、これを見ているみなさんも、ストレス解消の一環として、「自分なら今の巨人をこうする!」って妄想してみませんか?(議論にしてしまうと、答えの出ない事を永遠に続けることになるので、あくまでも”妄想”で(笑))

振り返ってみれば、今シーズンは日ハムの大ブレーキから始まって、ロッテ、オリックスと来て、今は巨人が泥沼連敗のローテーション。出来れば、この連敗リレーを早いとこ他の球団に引き継いでほしいのですが・・・・

※締め

ってことで、今日はゲームに関してのレポートがほぼ無くて すみません。

余りにも見慣れた負け方だったもので、このブログもいつもと変化をつけたいなと思いまして・・・

追記

6/16の DeNA vs オリックスクルーンが始球式ではなく、1打席対決をやるみたいですね。出来れば巨人が呼んで欲しかったんですが、そういう企画力はDeNAの方があるなぁ

明日の週刊ジャイアンツは勝利ゲームの放映なしになりました、解説な清水氏らしいのですが、元打撃コーチとして何を話すのか要注目です

あと、今日のGetSPortsは菅野の特集がありますね、絶対に見ないと!

管理人:みんぐ

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