ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/9 巨 6-7 阪 → 上がったり下がったり、忙しい試合だった・・・

巨人 6-7 阪神 → 対 阪神:7勝6敗0分 甲子園

勝利投手:ドリス 34試合 1勝 3敗 22S

セーブ :

敗戦投手:マシソン 32試合 2勝 1敗 1S

・投手リレー

巨人:山口俊→高木勇→桜井→マシソン 捕手:小林→實松→相川

阪神:岩貞→桑原→マテオ→ドリス 捕手:岡崎→梅野

本塁打

巨人:長野6号ソロ

阪神:中谷9号2ラン、糸原1号2ラン

BS朝日 にて観戦 解説:関本賢太郎 実況:伊藤史隆

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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの13回戦。三回に2点を先制されるも、直後に巨人打線は連続安打で追いつき、さらに四回に1点リードされるも五回に追いつくシーソーゲームに。しかし五回裏、先発・山口俊が阪神打線につかまり3対6と点差を広げられる。迎えた九回、巨人は立岡の四球をきっかけに坂本の通算1500安打を含む適時打で3点をもぎとり、土壇場で6対6と3度目の同点に。延長戦に突入するかと思われた九回裏、4番手・マシソンが二死一、二塁のピンチを背負うと、糸原に中越二塁打を許し、サヨナラ負け。追い上げ及ばず黒星を喫した

Yomiuri Giants Official Web Site

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最初に結論から言いますと、マシソン出して打たれて負けたのだから、仕方ない

(前進守備を敷かざるを得ない状況だったし)

と自らを納得させるしか無い敗戦なのですが…

先制を取られて、追いついて、また勝ち越されて追いついて、最後にまた追いついて・・・と追いつく毎に気持ちがあがって、離される度に下がってゆくというジェットコースターみたいなゲームでした

先に点が取れなかったこと、追いつくのが精一杯で一度も追い越せなかったことが結果的に勝ちきれなかった原因で、何度か追い越すチャンスがあり、中でも9回のマギーの打席では・・・(選球眼の良いマギーだけに)出来れば押し出し狙いで、もう少し冷静に打席に立ってて欲しかったと悔やまれるのですが、ふと思い起こしてみれば

ゲーム中盤で3点差をつけられた時点で、99%に近い確率で負けるしか無かったチーム状態だったわけで、それを考えたら9回に追いついただけでもスゲーなって、そういう点ではちょっと嬉しくなりました

(9回を迎える前に、チャンネル変えてしまった人、手を上げて!(笑))

先発の山口俊は・・・

前回、悲しい結果に終わってしまったので、それを払拭するべく今日はビシっとしたピッチングを期待していたんだけど、ちょっとなぁ(涙)

初登板の時は、気合入りまくりでドンドン相手に向かって投げ込んでいたはずなのに、登板を重ねる毎にドンドン慎重になって、ただでさえ立ち上がりは余り得意ではないとこへ、ボールが甘く、高く入ってしまったために、いきなり初回で28球という球数を投げることになってしまい、終始苦しいピッチングをすることになってしまったのが残念

出来れば一回りくらいは力押しでねじ伏せる感じで、2回りから変化球主体に切り替えるなど、もう少し工夫が欲しかった

DeNA戦に投げて打たれた時に、考えすぎたというコメントを確か残していたと思うが、今日に関しても大きな違いは見られなくて、初回の時点で2失点くらいしててもおかしくなかった。

防御率はまた大きく下がったが、今日は山口俊自体には勝ち負けがついていないことが、本人にとってはまだ幸いだったかもしれないけれど、菅野、マイコラス、田口に続いて勝ち頭四人衆の一人として期待していたので、前回、今日のようなピッチングがこの先も続くのであれば、ちょっと考えなくてはいけないな

(出遅れた分、夏場のこの時期にこそ、頑張ってくれないといけないのに…)

* まぁ守備に足を引っ張られて、失点した不運もあるけど、それでも今日のピッチングは期待には程遠い

打線に関しては、7安打で6点取ったわけだから、全体的には悪く無かったと言えるのだけど、坂本、長野がそれぞれ打点がついているとはいえ、出来ればマルチヒットを打ってくれないと、チームとして相手にプレッシャーをかけるのは難しい。

無失点で終わる試合どころか、9連戦に入ってから1試合平均5.3点取っているので、攻撃面に関しては春先に近い状態に戻ってきているように思う

ただ、今の状態からもう一段階上を目指すのであれば、1週間のうち2ケタ得点するくらいの日が1~2日は欲しい。贅沢な課題であるのは間違いないけれど、1つ順位を上げるのではなく2つ以上順位をあげたいのであれば、それくらいの勢いが無いと、結局のところ勝ったり負けたりを繰り返すだけで、順位アップは難しい

(上が落ちるのも待つだけになってしまう)

特に今シーズンはカードの1戦目、2戦目を勝ちながら、3戦目に落とすケースが多いため、当然3連勝は少なく、開幕カードと交流戦でのロッテ戦の2カードしか無い

今回も広島戦、阪神戦と2カード連続で3戦目を1点差で落としている

上位2チームを相手に連続で勝ち越したのだから・・・と言いたいところだけど、例えば若手主体で来年を見据えたチームでの結果であれば、上出来だ!と大喜びするところだけど、開幕前に想定していた主力(長野、坂本、阿部、村田、マギー)がいての結果であるとするなら、やはり物足りないと言わなければイケないと思う

ただ、先の見えないトンネルと悲観していた13連敗、、、底が見えない泥沼だった頃に比べれば、遥かに良くなってきたのもまた事実。

投打にもう一つ刺激が加われば、念願の3連勝も難しい話ではなくなってきた

(その刺激が山口俊であり、陽岱鋼だったのだが・・・)

明日からは、泣いても笑ってもオールスター前の最後の3連戦

本拠地に戻って、大暴れして良い形で前半戦(といっても実質半分以上終わってるけど)を終了できるように、頑張ってもらいたい

明日の先発の田口も中5日ということで、この暑さもあって体調管理が難しいことと思うけど、くれぐれも山田、バレンティンには打たれないように気をつけて、持ち前の安定感あるピッチングを見せて欲しいなと思う

追記

坂本!歴代最速2位の1500本安打達成おめでとう!本音を言えば、今日は4打席四球で出塁、打率は落とさずにチームも勝って、東京ドームで祝砲!ってのは理想だったんだけど、まぁ1打席でも早く達成して欲しかったので、嬉しいです

ケガさえ無ければ生涯3000本という数字だって、決して不可能ではないので、明日からまずは2000本を目指して打ちまくってください!

陽は大丈夫なのかな?状態は悪くなかっただけにちょっと心配

今日の桜井は力強いストレートを投げていたな、今日のようなピッチングをしてくれれば、少しずつ首脳陣の信頼も上がってくるのに…

管理人:みんぐ

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