ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/9 巨 4-5 阪 → 明日のことを考えると、今日は勝っておきたかったなぁ

巨人 4-5 阪神 → 対 阪神8勝7敗0分 東京ドーム

勝利投手:高 橋 42試合 5勝 0敗 1S

セーブ :ドリス 43試合 1勝 3敗 28S

敗戦投手:カミネロ 40試合 1勝 5敗 19S

・投手リレー

巨人:畠→田原→中川→西村→カミネロ 捕手:小林→宇佐見

阪神:青柳→桑原→岩崎→マテオ→高橋→ドリス 捕手:梅野

本塁打

巨人:

阪神

日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎 実況:蛯原哲

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの15回戦。巨人先発の畠は初回から阪神打線に攻められ、三回までに2失点と苦しい立ち上がり。一方の打線は阪神先発・青柳の前に四回まで無安打と沈黙。しかし六回、連続安打で一死一、三塁の好機に、阿部の犠飛で1点を返す。七回に1点を失ったものの、打線は直後に阪神投手陣を攻め立て、二死満塁からマギーが左中間3点打を放ち、4対3と逆転に成功した。巨人は継投策で逃げ切りを図ったが、最終回、カミネロが福留の適時三塁打犠飛で2点を奪われ逆転され、4対5で黒星を喫した

Yomiuri Giants Official Web Site

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一言で言えば、逆転したんだからそのまま勝ちきりたかったし、勝ちきらなきゃダメだった・・・

で、終わりのゲームでしたね

ただ、1-2とリードされている時点で、勝ち継投を注ぎ込みづらかった状況を考えれば、今までなら田原なり、中川なりが打たれて、差を広げられて敗戦・・・というのを覚悟していたので、一時は逆転して夢を見させてもらったかなと諦めることにします

これが優勝争いのシビアな状況であれば、もっと悔しさもあったのでしょうが、今シーズン何度となく同じボヤキを言ってきたように、なんか感覚がマヒしてしまって(笑)

さて、先発の畠ですけど、昨日の記事では初の東京ドーム、初の阪神戦ということが吉と出るか凶と出るか・・・と書きましたが、今日に関してはどっち?と聞かれれば後者の方でしょか。

割りと淡々と投げるので、強心臓なのかな?と思っていましたが、やはり自身にかかる期待と独特のムードの中では、平常心で投げるのは難しかったようです

(初戦のマツダとは違う意味で、舞い上がりかけていたかもしれません)

阪神は当然「畠の特徴はストレート」というのが頭に入っているでしょうから、こちらとしてもそれを踏まえての配球をしてゆきたいところでしたが、今日の畠のストレートはスピードに欠け、変化球の制球もままなりませんでした。

結果的にストレートを投げざるを得ない状況を何度となく作り出してしまい(解説の野村氏も言ってましたね)、自らの投球の幅を狭めてしまいました

ただ、阪神も初物ということで多少戸惑った部分もあったでしょうし、逆にストレートが良いと聞いていたのに、思ったほど手元で来てないことで、打ち取れていた部分はあったかもしれません。悪いなりにも5イニング2失点、四死球1で、結果的に負けもついてないですし、同じ5イニング降板でも、どこかのベテランよりは遥かに先につながる投球だったかと…(笑)

今はまだ慎重なピッチングをする必要は全く無いので、相手が誰だろうと自分の持ち味を出して、ガンガン攻めのピッチングをしてくれればそれでいいです。結果的にそれで打たれたら打たれたで、その時に自分に足りないものを肌で感じてレベルアップしてくれればイイので、次回(神宮かな?)はもっと畠らしさを見せてくれることに期待します

打線の方は6回、7回に意地は見せてくれましたが、序盤はちょっといただけませんでしたね。相性の悪い青柳相手とはいえ、そろそろ何らかの対応を見せてくれないと…牧田のように浮き上がってくるやっかいなボールは無く、シュート回転するストレートとスライダー、この2つの切り分けで打ち取るタイプで、基本的にはどちらも落ちる系の球ですから1打席目はしょうがないにしても、2打席目くらいからは球筋を頭に入れて、ボール半個分くらいイメージよりもバットを下から出してくれれば、ミート出来なくはなさそうなんですけどねぇ。3回、4回の三振ショーはちょっと見てて悲しいものがありました

多少制球にも苦しんでいるところもありましたので、せめてファールで粘って球数を投げさせるとかの工夫は欲しかったですね。

数字の上では右バッターには苦しいピッチャーなので、右打者の多い巨人には厳しい相手かもしれませんが、これが初めてではないわけで、工夫の後が見られればまだ納得できたのですが、同じようにやられている分、残念でした

そういう点では、今日の多くの巨人ファンにとっての収穫は宇佐見が元気にプレーしたことではないでしょうか?

さすがに青柳相手だからと先発で起用するのは勇気がいることでしょうから厳しいにしても、終わってみれば「先発で起用してればよかったじゃん!」と思われても仕方ない活躍でした(笑)

よくよく考えれば、畠、田原、中川というリレー(ついでに言えば西村もか)はファームで何度となく受けてきたピッチャーなので、現在の彼らの良いところも悪いところも熟知しているという点では、小林よりも上だったかもしれませんね。

(ま、結果論ですけど)

菅野と小林が良いコンビであるように、この先の宇佐見の頑張り次第では、若い投手が投げる時は宇佐見に受けさせて、フレッシュなコンビ作成にチャレンジするのも良いかもしれません。

(あくまでも、昨日、今日だけの活躍ですから、彼がこれから1軍の捕手枠を勝ち取るためには、この先のがんばりが重要です)

恐らく本ブログにコメントをいただく方たちの中では、最後がカミネロで良かったのか?ということで賛否ありそうな感じですけど、個人的に○かXかで聞かれれば・・・△でしょうか(笑)というのも、直近のマシソンの調子を見れば、マシソンを出したからといって1点差で逃げ切れる保証もなく、ましてや西村の回跨ぎとかは論外ですから、失点の可能性という点では、どっちもどっちだったかと。

ただ、今のカミネロにはプライドを考慮するほどの結果を残しきれていませんので、福留を迎えたところでは心を鬼にして、森福を出して欲しかったなと思います。で、もしも打ち取れたならロジャースのところでマシソン投入と…

延長の可能性を考えれば、そんな注ぎ込み方出来るわけないと頭ではわかっていますが、明日のゲームの絶望感を考えれば、今日に関しては9回で決着をつける事を前提の勝負に出て、それで負けたとしても悔いは無かったかなと思います

(あくまでも私個人の考えです)

もしも延長になれば、非情の桜井3イニングってことで・・・(笑)

ってことで、明日は内海 vs メッセ

なんかやる前から絶望感がただよってますけど(笑)まぁやってみないとわからないことですから、内海が絶好調で、メッセが絶不調ということだってありますし、まさかの阿部の4安打で2000本安打をホームで達成!しかも勝利!なんて可能性だって0ではありません(汗)

なので、奇跡を信じて明日は応援したいと思います

管理人:みんぐ

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