ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」5/16 巨 12-4 ヤ → 前夜の敗戦を払拭する猛打爆発

巨人 12-4 ヤクルト → 対 ヤクルト 4勝4敗0分 鹿児島県立鴨池野球場

勝利投手:吉川光 7試合 3勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:原 7試合 0勝 5敗 0S
・投手リレー
巨人:吉川光→宮國→田原→中川 捕手:小林
ヤクルト:原→風張→松岡→山本→中澤 捕手:古賀
本塁打
巨人:坂本4号ソロ
ヤクルト:山田哲11号ソロ、西浦2号3ラン
フジテレビONE にて観戦 解説:江本孟紀 実況:小穴浩司
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鹿児島で行われた東京ヤクルトスワローズとの8回戦。三回に巨人・坂本、ヤクルト・山田哲が互いにソロ本塁打を打ち合い、巨人は1-1で迎えた四回、無死一、三塁から亀井の右越え適時打で勝ち越し。さらに長野、坂本、吉川尚にも適時打が飛び出し打者10人の猛攻でこの回一挙7点を挙げた。先発の吉川光は、走者を背負いながら要所を締める投球を見せ、6回1失点。さらに打線は七回にもゲレーロ、阿部の連打などでチャンスを作ると、先発野手全員安打となる小林の2点適時打など、この回も打者10人で4点を追加、試合を決定付けた。大量援護に守られた吉川光は3勝目を手にした
Yomiuri Giants Official Web Site
(http://www.giants.jp/G/result/201805161index.html)
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本音を言えば・・・

「昨日勝っとけばなぁ~」

だけど、焦る必要は無いかな。
じわじわというか、まだ先は長いので、大きく離されることさえなければ、それでいいや


スコアだけ見れば12-4で快勝だけど、安打数を比べると巨人14安打でヤクルト12安打なんだよなぁ~
ちょっとした掛け違いで、接戦になってた可能性大きいし、ホームランでの得点では負けてるんで、実は数字ほど圧勝していたわけではない勝利だったと思う

4回の集中打が7得点ではなくて、3~4点くらいだったとしたら、ぶっちゃけどっちに転んでもおかしくなかった

解説の江本氏は4回の阿部のヒットがきっかけになったと言っているし、それはそれで否定しないけど、個人的には吉川光がバントしたボールがエラーになってしまったシーン、あれがヤクルトの焦りを象徴しているようで、そこからの坂本、吉川尚のタイムリーに繋がり、そこで勝負あったような気がした

まぁ、ちゃんとバントしてくれよ!という気持ちも大きいのだが、こちらのミスをさらに上回るミスで帳消しにしてくれただけでなく、その後に繋げてしまったという点で、ヤクルトにとっては大きなプレーだったと思う


それと7回の坂本が四球を選んでの押し出し

確かにイケイケの試合なので、多少ボール気味でも強引に打ってもおかしくない場面だけど、そこでちゃんと四球を選ぶことが出来る坂本の冷静さが、今の高打率がたまたまでは無いことを示しているし、この先も自分の調子の良さにあぐらをかいて強引になるようなことはないだろうなというのを見せてくれた。

体調さえ大きく崩さなければ、この先も安定した成績を残してくれそうで、これまでのような途中で大きく落ち込むということが無いように、オフに鍛えてきたことが、実を結んでいるような気がして嬉しかったシーンだった


それとやっぱり長野かな

ずっと一日一善を続けていてくれている長野と、その前を打つ亀井、この二人が6番、7番を打っていることが、なんだかんだ言って地味に効いている
もちろん、打てないときもあるけれど、彼らの本来のバッティングができていれば、亀井3番、長野4番だっておかしくないわけで、2段階のクリーンアップだと思えるほど、今以上に状態があがりさえすれば、ピッチャー以外、気を抜けない打線が完成する

皮肉にもマギーが調子を落としたことで、相手投手に併せて、マギーと阿部を交互に起用するという選択肢が現実味を帯び、とりあえず機能していることもあって、それも上手く回っていることの要因にもなっている感じ


先日、とある飲みの席で他球団ファンから
「巨人のチーム打率が良いといっても、相手投手の調子が悪い時に集中打で稼いでいるだけじゃん!」と揶揄されたのだが・・・・

いや、それは確かに否定はしない、ただ、去年はそれすら出来なかったことを考えれば、勝てる試合を落とさないように出来たことはある種、成長だし。膠着した試合を突破する、もしくは相手投手が良い時にチームとして攻略するという事が、なかなか出来ていないことは事実だけど、じゃあそれを常に実戦出来ているチームがどれだけあるか?と問われれば、そうそう無いわけで、私としては現状でも昨年からの成長を感じられている分、毎試合がとても楽しいのだが・・・?と切り替えした(笑)


これから試合を重ねてゆく中で、また壁に当たるだろうし、岡本、吉川尚らがシーズン最終日までこのままゆけるか?と聞かれれば、いやいや、難しいでしょうと言わざるを得ないけれど、まだ始まって一ヶ月半、去年と違う姿を見れているだけで、ポジるくらい許してくれよぉ~というのが本音


今シーズンは極端に得手不得手が目に付くシーズンになっていて、首位独走の広島ですら、ナゴドでは勝てない。現在最下位のヤクルトですら、投打が噛み合って、大型連勝する可能性だってあるし、今の順位は1週間後に大きく変わっている可能性を秘めたシーズンになっているのは間違いない。

だから、我々ファンは1試合ごとに一喜一憂するわけで、それこそが楽しい野球の楽しみ方だとしたら…

今季はまだまだ何が起こるかわからない、先の読めない戦いが待っていそうで、見てて楽しい


まぁ、一つ言えるのは、やっぱり極端な苦手チームを作るのは良くないので、まずは週末のDeNA戦で何とか星を五分に戻し、その後の広島戦で一矢を報いたいなと・・・

それで交流戦に入ることが出来れば、巨人ファンとしては、楽しめそうなシーズンを送ることが出来そうな気がするので、とりあえず、交流戦をどう戦うかは置いておいて、週末の東京ドームと、来週の遠征をしっかりと戦うことに集中しよう!

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/