ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/3 巨 2-3 オ → 接戦に弱いのは何とかならんかのぅ・・・Orz

巨人 2-3 オリックス → 対 オリックス 1勝2敗0分 京セラドーム

勝利投手:山 本 19試合 3勝 0敗 1S
セーブ :増 井 24試合 1勝 0敗 14S
敗戦投手:マシソン 14試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:内海→谷岡→澤村→マシソン 捕手:小林→河野
オリックス:田嶋→吉田一→山本→増井 捕手:若月→山崎勝
本塁打
巨人:
オリックス:マレーロ9号ソロ
JSPORTS 3 にて観戦 解説:大島公一 実況:大前一樹
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京セラドーム大阪で行われたオリックスバファローズとの3回戦。巨人は1点を追う三回、陽が同点の左前適時打を放つ。さらに五回、田中俊にプロ初打点となる左前適時打が飛び出し勝ち越しに成功する。先発の内海は先制を許したが粘り、6回途中1失点で降板。しかし七回に澤村が追い付かれると、八回はマシソンが勝ち越しを許してしまった。打線は毎回のように得点圏に走者を置くが決定打を欠き、九回二死二塁の好機も坂本が右飛に倒れ試合終了。巨人は打線に「あと1本」が出ず、勝ちパターンのリリーフ陣が崩れ連敗。このカード負け越しとなった
(http://www.giants.jp/G/result/201806031index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

両チームとも11安打ながら、トータルの四死球が3個

そういう点では互いの投手が粘り強く投げたゲームで、ある意味、締まったゲームだったと思う
(振り返れば、この3連戦ともがそんな感じ)


ただ、やはり接戦に弱いというのが色んな意味で浮き彫りになったゲームだったのも確かで、終盤になって、「今日も負けるんちゃうか?」って脳裏に関西弁が浮かんでしまった(笑)


多分、今日のゲームのポイントは

内海
岡本
河野

じゃないかなぁ~って思ったんだけど、各スポーツニュースの編集を見ていても、まぁだいたいそんな感じだった。
なので、もう振り返らなくてもイイんじゃないかと思ったんですが、それじゃあ寂しすぎるので、ちょっとだけ振り返ります


まずは先発の内海

あくまでも私の私感ですが・・・今シーズンの内海は、リリースポイントがほんの数センチだけど、打者よりになってるような気がする。極論を言えば、リリースポイントが打者よりになるってことは、ピッチャーとバッターの距離が縮まるわけで、理想は前であればあるほど打ちにくい。いわゆる、球の出どころが遅いってことで、バッターにとっては球種、制球の見切りが遅くなるだけではなく、タイミングも取りづらいってのが一般的。

ただ、それって簡単なことではなく、ミリ単位ならまだしも、センチ単位となると投げる側にとっても大きな負担

リリースポイントを遅らせるということは、それだけ身体の開きを押さえなければならず、さらに体重を残さなければならないために、下半身への負担は大きくなる

だからこそ、今シーズンの内海は全身を使って投げているように見えるし、腕の振りも良いし、ギリギリまで粘れているから、低めへの制球が安定し、変化球もより打者の手元で変化するようになっているのかと・・・

本来内海の練習量はハンパなくて、チームの誰よりも身体をいじめていることで有名。鋼のような身体をもっているはずなのだが、その内海が下半身に張りを訴えて降板するということは、(もちろん年齢的なものもあるんだろうけど)それだけ自分の身体に負荷をかけてでも今シーズンは輝きたいという意思の現れでもあって、投げている姿に泣きそうになってしまう自分がいました

この姿は若い選手にも絶対に伝わるし、チーム全員がそれをわかっていると思うので、次の登板のときには、さらに野手たちの気合も入るはず!って思うと、結果的に今日は負けてしまったけど、得るものは大きかったのではないかと・・・

球種を増やすとか、ちょっとタイミングを外すとか小手先の変化で復帰しようというのではなく、自分のピッチングスタイルの中で、さらに進化を求めてレベルアップしようという姿勢が垣間見れた瞬間だったので、今日のピッチングには個人的に敬意を評したいと思う

(ちょっと持ち上げすぎ?(笑))


とはいえ、ゲームは勝たなきゃ意味がないのも事実

8回の岡本のボーンヘッドは、経験不足ということだけで片付けられないミスだったと責められても仕方ないかな。
ゲレーロが打った瞬間に、抜ければ一気にホームに帰りたい!という気持ちが優先してしまったのでは無いかと思うけど、それで一気に帰ることも大事だが、最悪でも1アウトでランナーが3塁にいるという状況を作り出すことも大事。続くのが長野であれば、犠牲フライも十分可能性があっただけに、3連打で得点することよりも、チャンスを広げることに目を向けて欲しかった

積極的な、攻撃的な走塁というのは、巨人の中でもテーマになっていると思うので、打った瞬間に足が動くことを全否定するつもりは無いけれど、抜けたのを確認してから走っても十分間に合いそうな距離だったし、取られたら最低でも3塁へという場面だったから、、もう少し冷静になって欲しかったかな

でも、良い経験をしたと思う、大胆さと冷静さは紙一重だということもわかったろうし、これを糧にしてくれれば問題ない

(そもそも、3塁に行けたとして、その後、点が取れていたかどうかはわかんなかったし(汗))


んで、河野かな

個人的にはやっと登場してくれたか!!と心の中で大絶賛&大声援を送っていた中で、送球で見せてくれたので、ちょっと歓喜していたんだけど・・・1点取られたら終わりという場面だっただけに、もう少し余裕のある慎重な配球でも良かったのではないかと思う
まぁ、本人が一番わかってるだろうし、マシソンも連投になってしまったので、色んな要素を加味しての内容だったと思うから、これ以上は言うまい(汗)


澤村が浴びたタイムリーにも一言二言いいたいけれど、それはまぁ・・・いっか


交流戦始まって2カード連続の負け越し

去年のことを思えば、まだマシとも言えるし、ふと周りを見渡せば2位から6位までが大混戦で、面白いと言えば面白い
これから日替わりで順位も変わるだろうし、毎日が目が話せないゲームが続きそう

応援している側もやっている選手もかなり疲れるけれど、どこにもまだチャンスがあると思えば、モチベーションもあがる
じわじわと落ちてゆかないように、敗戦をしっかりと糧にして、これからまた引き締め直して頑張ってほしいなと思う

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/