ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/2 巨 2-3 オ → 四番岡本一発回答!総力戦の結果は?

巨人 2-3 オリックス → 対 オリックス 1勝1敗0分 京セラドーム

勝利投手:近 藤 21試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:池 田 4試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:田口→谷岡→澤村→マシソン→カミネロ→上原→池田 捕手:小林→大城
オリックス:山岡→黒木→山本→増井→吉田一→近藤 捕手:若月→山崎勝
本塁打
巨人:岡本10号ソロ
オリックス
JSPORTS 3 にて観戦 解説:中沢伸二 実況:大前一樹
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京セラドーム大阪で行われたオリックスバファローズとの2回戦。巨人打線は二回、プロ初の4番を任された岡本が、レフトスタンドに第10号ソロ本塁打を叩き込み先制する。しかしその後はオリックス先発・山岡の前にあと1本が出ない。一方の巨人先発の田口は、五回途中まで無安打投球を続けていたが、六回、三連打を許し同点に追いつかれてしまう。さらに七回、二死二塁から遊ゴロを吉川尚が悪送球し勝ち越しを許す。その裏、一死二塁のチャンスを作ると、岡本がこの試合2打点目となる右前適時打を放って試合を振り出しに戻し、そのまま延長戦へ突入した。両軍一歩も引かないまま迎えた十二回二死二塁。7番手池田が代打・伏見にレフトの頭上を越える二塁打を打たれ、サヨナラ負けを喫した。チャンスで一本が出なかった巨人。阪神が勝利したため4位転落となった
(http://www.giants.jp/G/result/201806021index.html)
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ついに四番 岡本が実現しましたね!
しかも記念すべき初打席で先制のホームラン、さらに8回には同点においつく渋いタイムリー。終わってみれば今日、打点を叩き出したのは岡本だけ

勝利してれば完全にヒーローになっていたはずなのですが・・・

残念です(涙)

ただ、四番だからと気負うこと無く、いつもどおり打席に入る姿は、かなり心強かった。


それにしても今日は由伸監督は、打順を色々いじったというか、試してきましたね
坂本がコンディション不良ということで、DHに起用、そこでショートに吉川尚、セカンドに田中俊というパターンを持ってきました。

いくら坂本だって、鉄人ではありませんから、有事の際の備えは必要なのですが、それをこのタイミングで実行してくるとは・・・ってオーダーを見たときに思いました

ただ、結果論になりますが、坂本をショートで起用しないのであれば、DHでも使わずに休養に専念させて欲しかったというのが本音。結果的に6度打席に立ったものの、ヒットは無かったし、身体に負担がかかっただけで、復帰が遅れるということになっては、元も子もないなと(涙)
(ついでに言えば、大量リードで緩い展開ならともかく、今日のように1点を争うようなゲームで笑顔が多いのはちょっと…チーム内の空気を明るくしたいということなんだろうと思うけど、仮にもキャプテンなので、もう少し締まった表情を見せてほしかったなというのが正直な気持ち)


それにしても、戦前の私の予想では、今日は5~6点は必須の打ち合いになると思っていたのですが、田口 vs 山岡のかつてのライバル対決が、こんなに締まったゲームになるとは思いもしませんでした。
先発の田口は今日は小林とのタッグ。今まで大城とのコンビをベンチで見ていて、思うところもあったと思うし、田口とも会話はいっぱいしていただろうことがよく分かる
田口も小林ということで、配球面などに関しては完全に任せて、ただただミットをめがけて投げていたような感じ

個人的には、さらにボール1個分低く!って思うところもあったけど、ほぼ小林の構えているところへ行っていたし、腕も振れていた。今日はスライダーとのコンビネーション中心だったけど、アウトの多くが内野ゴロで田口らしい結果だったと思う

ただ、もしこれが広島打線とか、西武打線が相手だったら?って思うと、まだまだ甘いところはあるので、今日の内容だけで安心は出来ない。勝ち負けは別にして、今日のようなピッチングをせめてあと2試合くらいしてくれて、やっと「戻ってきたか?」と言えるので、来週の東京ドームでの西武打線との戦いが大きな転機になりそうな気がする

オリックスの中継ぎも評判通り良かったし、なかなか打ち崩すにはいたらなかった

まぁヒットを打った選手が4人しかいないのであれば、点が取れないのはしょうがない、相手投手が良い時に、リズムを崩す策が無いのは今に始まったことではないので、どこかで一発を・・・というのを期待するしかない感じの雰囲気になってしまった
接戦に弱いところは、数試合では改善できない問題なので、そこは選手がというより、ベンチが考えてもらいたい
(ストレートと変化球の両方に対応しようとして、結果、中途半端なスイングで三振、内野ゴロっていう場面が多すぎる)


で、打順の話に戻るけど・・・

まぁ、今日はあくまでも坂本をショートから外した場合のオプションを試すという意味合いもあったと思うので、これを続けるようなことは無いだろうけど、1番 亀井ってのはちょっとないかなと。亀井は下位にいるから相手も怖いのであって、1番で出て、チームに勇気や勢いをつけるというのとは違うような・・・(性格的にも)

一方で2番で先発出場のチャンスをもらった田中俊は、やっぱりイイな。バットスイングの軌道が良いので三振が少ないし、選球眼も良い。折角のチャンスで結果を欲しがるあまりに何でも振りに行ってもおかしくない状況の中、冷静に打席に立てていた

その辺は、吉川尚と比べての経験値の差が出ているし、何の違和感もなく見れていたのは収穫だった。これまでの代打起用ではなく、先発でそれなりに流れの中で結果を出せるということは十分にわかったので、個人的にはもっと活躍の機会を与えて欲しい

おそらく、吉川尚はこのまま調子が悪くても、先発から外すことは無いと思うし、それはそれで賛成なので、田中俊をもっと使うために、外野のオプションや、サードでの起用なんてのも検討してもらえると嬉しいのだが・・・マギーの調子の上下幅が大きすぎるので、どうするかってのは悩みどころだけど、かといって、この先3年マギーがチームにいるか?といえば、そういう立場の選手ではないし、ファースト岡本の安定感は代えたくないところもあるので、あくまでも可能性のひとつとして、サード田中俊ってアリ?ってイメージしながら見てた

坂本の代わりにショートについた吉川尚は、さすがに慣れたポジションだけあって、動きや捕球面では何の問題もない。失点に繋がった送球ミスは、セカンドを守っている時も含めての吉川尚の今の課題。今日は結果的にそれが致命的なミスになってしまったが、それを言ったら坂本だって魔送球の数はハンパなかった(笑)宮本に弟子入り志願してから、急激に送球面が安定してきたので、吉川尚もこれから頑張れ!


負けてしまったのは残念だけど、今日のピッチングを受けて、かつての左のエース内海がどれだけ投げてくれるか・・・田嶋が相手となれば、こちらもそうそう点は取れないから、プレッシャーだろうが何とか粘り強く投げてもらいたい


管理人:みんぐ
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