ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/17 巨 1-2 ロ → 何としても5割で終えたい!という意地は…?

巨人 1-2 ロッテ → 対 ロッテ 1勝2敗0分 ZOZOマリン

勝利投手:南 25試合 2勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:カミネロ 18試合 1勝 1敗 10S
・投手リレー
巨人:内海→澤村→マシソン→カミネロ 捕手:小林
ロッテ:酒居→大谷→益田→南 捕手:田村→江村
本塁打
巨人:
ロッテ:
日テレBEWS にて観戦 解説:鈴木尚広 実況:辻岡義堂
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ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズとの3回戦。巨人先発・内海、ロッテ先発・酒居の好投により投手戦となったこの試合。試合が動いたのは五回、巨人打線は、亀井、長野の連打で一死二、三塁のチャンスを作ると、吉川尚がスクイズを決め先制に成功する。内海は六回二死二塁となったところで、2番手の澤村にマウンドを託す。結局、内海は5回3分の2を無失点の好投。しかし、打線は、六回、七回、九回と再三チャンスを作るも決定打が出ない。重苦しい展開の中、1-0で迎えた九回、カミネロが無死満塁のピンチを招くと、代打・三木の投ゴロの間に同点とされ、さらに一死二、三塁から、平沢に右前適時打を打たれ逆転サヨナラ負け。あと1本が出ず、守護神・カミネロが粘れなかった巨人。交流戦を8勝10敗で終えた。巨人のセ・リーグの戦いは6月22日のヤクルト戦から再開される
(http://www.giants.jp/G/result/201806171index.html)
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ゲーム前に高木豊氏に交流戦を何としても5割で終わりたいと言っていたという由伸監督。

ん~~~、その意地みたいなのを感じたのは、吉川尚にスクイズを命じた場面と、内海をスパっと代えた場面

くらいだったかなぁ~~

まぁ5回の場面は、1アウトだったので、必然的に吉川と小林のどちらかで点を取るしかないわけで、吉川に犠牲フライは確率が低い、2アウトになって小林では、そもそもヒットの確率が低いってことで、どちらかというと消去法に近い感じでのスクイズだったのかなと

それでも何とか成功させた吉川尚は良かったよ、それこそ意地で前に落としたと思う。あれがファールになってたら、もうスクイズは使えないし、空振りだったら亀井は完全にアウト。ただでさえ、バントはヘタな部類の吉川尚が、ちゃんと前に落とせただけで、私としては満足でした
(亀井もよく走ったね、バットに当たる頃には、ほぼベースに近いところまで来てた)


好投していた内海をまだ同点にもされていない状況で代えた場面、たしかにあの回は内海もボールが浮き気味だったので、ある意味、代え時だったとは思うけれど、心情的には同点までは投げさせたくなる場面だし、内海に託して無失点で終われれば、ベンチのムードもグッと良くなるところだったので、多少の迷いは生じたのではないかと思うけど、勝つためにあえて澤村に代えたのだと思う、そういう意味で、個人的には意地というか勝つという意思を感じた場面だった


でも、残念ながら、それが9回には全くといっていいほど感じられなかったのが、今日一番悔しかった

プロ野球ニュース高木豊氏が言っていた事を、ゲーム中にまんま私も感じたので、言葉を借りながら書くけれど、先頭の角中に打たれたのはまぁヨシとしよう、でも、そこから素人目に見ても、バントを早く処理しようという意識が強すぎて、ピッチングフォームを崩しているカミネロがいて、さらにそれを指摘しないベンチ・・・案の定、四球でピンチを広げることになり、今度は鈴木のバント処理に対しての緩慢なプレー。

短気な監督なら、この時点で懲罰交代をさせてもおかしくない場面だったと思う

で、三木にボールを叩きつけられて、同点に追いつかれる

それでもまだ、同点なわけだから、延長に持ち込めば勝利の可能性はある。一方で1点でも取られたらその瞬間終了する状況で、1アウト2、3塁で1塁が空いていて、左バッターならセオリーでは敬遠でしょう。2、3塁と満塁では内野の守りやすさは雲泥の差だし。同じ打たれるにしても、ボールを取ったら即ホームで済むのと、ホームに投げてもタッチが必要だということの差がデカいってのは、いまさらここで書くまでも無いことだと思う

カミネロのプライドを尊重したのか、他に控えていた投手への信頼がカミネロ以下なのかはわからないけど、本気で交流戦を5割で終わりたいというなら、最低でも同点止まりで終わらせるための意地が見たかった
(カミネロの表情を見ても平常心では無いのは明らかだったし)

なんだかんだ言いながら、敗戦投手にならずに踏ん張ってきたカミネロだったし、託した以上、最後までという由伸監督の気持ちもわからなくはないけれど、続投させるならさせるで、満塁策もそうだけど、気持ちを切り替えさせたりするなど、せめて出来ることはやりきって欲しかったなと・・・
(まさか満塁にしたら押し出しが怖いから・・・ってのは無いよね?(汗))

今日もリクエストして良い場面でゆかなかったのも残念


そして、心配なのはモチベーション

昨日、前々回の記事にコメントをいただいた aerax さんが言っていた事と同じことを、今日のレポートに入れようと思っていたのですが、せっかくだから引用

>2軍で、3冠王に近いぐらい、
>打撃の絶好調の和田選手が
>1軍に上がって、代打の2、3打席で判断され、再び、2軍に落とされたら、
>モチベーションは破壊されると思う。

ん~~~私も同じ意見なんですよねぇ
チームの置かれている状況や、試合状況などで使い所が難しいのはわかるし、調子が良いと言っても2軍での話しってのもわかる、本当に頭角を表す選手は僅かなチャンスをもぎ取って結果を出すものって意見もあるでしょう

でも、そのやり方で大田を育てきれなかったわけで、モチベーションという点では、やはり「鉄は熱いうちに打て」と起用してほしいし、起用するなら本人が一番力を発揮できる使い方でチャンスを与えて欲しい


ヤングマンにしてもそう、ファームで結果を残し、インタビューでも「枠の問題があるから仕方ない、自分は結果を出して呼ばれるのを待つだけ」と前向きに辛抱しているところでゲレーロの離脱。「さぁ自分の番だ!」と意気込んでいる時に、アダメスの登録。
今村、鍬原、内海がまぁまぁの結果を出しているために、一時的に先発枠が埋まってしまったことが大きな理由ではあると思うけど、こうなるとずっと我慢してきたヤングマンのモチベーションは心配になる


交流戦最後のカードを勝ち越しで終わり、交流戦自体も5割で終了することが出来れば、色々あった交流戦だったけど、最後は何とか形も作れたし、岡本の4番もこれから楽しみ、先発投手も踏ん張れるようになってきたから、これで次からが楽しみだ!

くらいで気持ちよく終れたんだが、最後になって、チャンスで打てずに残塁の山を築き、好投手を打ち崩す策がなく、打てる手を打たずに流れに飲み込まれて負けるという、巨人の悪いところが浮き彫りになってしまうという後味の悪いものになってしまった


今日に関しては、例えあのまま逃げ切れたとしても、少なからず愚痴が出てしまうゲームになってとは思うけれど、父の日に内海が頑張って投げていたことに感動してたんで、やっぱり勝たせてあげたかったなという思いが強く、いつも以上の愚痴になってしまいました


すみませんm(__)m


管理人:みんぐ
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