ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/4 巨 6-4 中 → 絶賛投壊中・・・のはずだが、ふと周りを見てみると

巨人 6-4 中日 → 対 中日 10勝6敗0分 ナゴヤドーム

勝利投手:池 田 12試合 1勝 1敗 0S
セーブ :アダメス 8試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:ロドリゲス 4試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→池田→宮國→アダメス 捕手:小林
中日:小笠原→福谷→ロドリゲス→又吉 捕手:武山
本塁打
巨人:岡本20号(一回2ラン)、長野9号(八回ソロ)
中日:
フジテレビONE にて観戦 解説:谷沢健一 実況:小田島卓生
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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの16回戦。巨人打線は序盤から岡本の20号2ランなどで効果的に得点したが、巨人先発の菅野が得点直後に連打を浴びシーソーゲームとなった。4-4の同点で迎えた八回、長野が左翼席に値千金のソロ本塁打を放ち勝ち越しに成功する。さらに二死一、三塁とすると中日の3番手・ロドリゲスの暴投で2点差にリードを広げた。最終回はアダメスが二死一、二塁のピンチを背負うが後続を抑えゲームセット。六、七回を無失点に抑えた池田がプロ初勝利を挙げた
(http://www.giants.jp/G/result/201808041index.html)
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夏場に調子を崩すのは、もう菅野の恒例行事みたいになってるけど、今シーズンに関しては、開幕に躓いた分だけトータルでいうと、まだ菅野らしくない・・・ってイメージが印象強くなってる気がする

まぁ、直近の試合で前回の中日戦での敗戦、その前のマツダでの敗戦の内容が悪かったというのもあるけれど、今日にしても山本の悪送球がきっかけとはいえ、どうなっちゃうんだろうか?ってコレを思い出した

7/25 巨人 0-10 中日 → 語るに足らずって・・・そこを語って欲しかったんだけど(汗) - ジャイアンツ愛、いやそれ以上!


菅野がナゴドで5イニング8失点で、原監督が「語るに足らず」を連発したゲーム。まぁ、この時に比べたら今日は5イニング4失点(自責点3)だったので、あの時よりは成長していると言っていいのかもしれないが・・・(汗)

以降の菅野のインタビュー記事とか、テレビで特集されたりしたドキュメントとか、手持ちの素材を見てみると、カフェインを抜くとか、ブルペンに入る回数をへらすなど、夏場を乗り切る対策にどちらかというと、疲労を溜めないコンディショニングの調整がチラホラ目につく。それはそれで悪くないと思うが、自主トレ、キャンプで手に入れたスタミナと筋力の貯金は夏場には使い果たしてしまうから、実はこの時期に再度、身体をイジメて手に入れることも大事。

昨日の山口俊も身体が重そうだったけれど、今日の菅野も重そうな感じで、好調時に比べると手投げ感があった。ストレートにキレが無く、思ったところに投げられないのも、恐らくそれが原因。結局は下半身の力不足でボールにパワーが伝わりキレてない
球威で押し込めないから、得意なスライダーに頼るしか無いのだが、それすら投げてみないとわからない状態なので、キレッキレのボールが行ったかと思えば、甘く入って痛打されるの繰り返しだった

そういや、先日のプロ野球ニュースでデーブがこの時期の走り込みの大事さを言っていたような気がするけど、疲労を抜くのも夏を乗り切る大事なことだけど、落ちた体力はイジメないと手に入らないので、普段からもちろんやっているとは思うけど、来季以降は夏場に入る前に、一度身体を鍛えなおす期間を作って、パワフルな肉体を手に入れてもらいたいなと思う。涼しくなりかけた頃には、いつもの菅野がだいたい毎年復活するんで、余り心配はしていないけれど、その頃にはチームの立ち位置も随分変わっているだろうから、時すでに遅しになっていないことだけを祈りたい


ってことで、今日のゲームの話ですが

調子の良いドラゴンズ打線を相手に2イニングを無失点で切り抜けた池田がプロ初勝利を手にしてヒーローになったけれど、個人的にはもう1人のヒーローとして宮國をあげたい。昨日は山口俊、今日は菅野が四苦八苦したドラゴンズ打線の2~4番を、こちらが勝ち越した後に3人でリズム良く抑えてアダメスに繋いだピッチング、あれが無ければ今日も終盤に追いつかれたり、逆転されるなんて事態を招いていたかもしれない。
事実、9回には平田、高橋周平にヒットが生まれるわけで、彼らの前にランナーを貯めないという形を作ってイニングを切った宮國を影のヒーローの一人に推したいのと、勝ち越した8回の攻撃で陽岱鋼のセンター前の当たりで1塁から一気に3塁へ駆け抜けたマルティネスの脚力と思い切りの良さも光っていた
あれが無ければパスボールで6点目を取ることは出来なかったし、1点差だったらマジでどうなっていたかわからない

アダメスがヒットを打たれても、まだ2点差だということが、見ていて安心感につながったことを考えると、1点で終わるのか、2点で終わるのかは全然違う。一歩間違えば暴走で批判されそうなプレーにもなりかねないけど、そういう積極的なプレーは失敗しても心理的なダメージは消極策よりも少ないから、今後もドンドンやってもらいたい、というかチームに浸透させて欲しい


で、表題に書いた周りを見回してみると・・・だけど

自チームのことだけを考えると、ローテは足りない、中継ぎ、抑えは不安という状況なのだが、気がついたらチーム防御率が3点台なのは巨人だけという(汗)(限りなく4点に近いけどね)
この暑い中、屋外でやっているチームも多いので、季節的にしょうがないのかなと思いつつも、それにしても今シーズンは各チーム、投手に苦労している感じ(特にDeNA)。
他人のふり見て自分を安心させるのは良くないことだけど、頭を抱えているのは自分だけじゃないと思うと、ちょっとホッとする自分もいたりする

一方で打線は1~3番が今日はなかなか機能せず、4~7番が元気という形で上位打線が打てない分、下位がフォローするという形でうまく乗り切れたと思う。そんな中、岡本の先制弾はついに20号という大台に乗せてきた一発で、まさか今シーズン8月に到達するとは思わなかっただけに、嬉しくもあり、驚いてもいる。彼の3打点が無ければ勝利はなかったわけだから、しっかり4番の仕事をしたと言えるし、特に2打席目のタイムリーは色んな球種、コースについていって粘った上での初見のカーブをセンター前だから、中日バッテリーからしたら、岡本を抑えるボール、球種が無いという気持ちになっただろう。
岡本自身も反応で打ってナゴドの逆方向に放り込んだホームランと、粘り勝ちのセンター前タイムリーはかなり自信になったんじゃないかと思うと、明日の試合がとても楽しみになってくる。32打席ノーヒットの苦労があって、そこで我慢し続けた由伸監督にとっても、そこからのレベルアップぶりは嬉しいに違いない


さて、明日は久々の今村

今シーズン中日とは初対戦になるのでビシエドや平田にどういうピッチングを見せてくれるのか、心配でもあり楽しみでもあるのだが、チームとしては先週ホームで負け越しているので、今度はビジターで勝ち越して、気持ちよく東京ドームに戻ってきて欲しい


管理人:みんぐ
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