ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/26 巨 8-9 阪 → さすがにちょっと擁護する言葉が見つからない…

巨人 8-9 阪神 → 対 阪神 13勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:能 見 28試合 3勝 2敗 1S
セーブ :ドリス 42試合 1勝 3敗 29S
敗戦投手:澤 村 46試合 1勝 6敗 0S
・投手リレー
巨人:今村→上原→澤村→池田→アダメス 捕手:小林
阪神:飯田→岡本→望月→桑原→能見→藤川→ドリス 捕手:梅野
本塁打
巨人:岡本25号、ゲレーロ11号、マギー18号
阪神:梅野7号、梅野8号
日テレG+ にて観戦 解説:高橋尚成 実況:山崎誠
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの21回戦。同カード3連勝を狙う巨人は先発野手全員安打を記録するなど、六回までに8得点し、5点のリードを奪う。しかし八回に3番手の澤村が捕まり1点差まで詰め寄られると、続く4番手の池田も流れを止めることができず、この回だけで一挙6失点し逆転を許す。再逆転したい巨人だったが、八、九回は阪神の継投策を打ち崩すことができず、同カード3連勝とはならなかった。巨人先発・今村は毎回のように走者を背負いながらも粘りの投球で6回3失点と試合を作ったが、勝ち星はつかなかった
(http://www.giants.jp/G/result/201808261index.html)
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いやぁ~ひと通りネットも徘徊してきましたけど、エライ叩かれようですね(汗)

 

どんな負け試合でも、理解不能な采配でも、それなりに意図があるはずだろうし、やってる本人たちも負けるつもりで戦っているわけではないから、一生懸命考えて、一生懸命プレーしての結果だからしょうがないわけだし、何とか意図を理解しようという基本スタンスで、このブログを続けてます。

なので、これを書いている今も監督コーチの頭の中、投げている澤村の心情、リードしている小林の気持ちも察しようと考えてます


もう今シーズンの巨人は何が起きてもビックリしなくなったけど、2完封を含む3連勝で、東京ドームを温めておいてから広島を迎えるつもりマンマンでいたのに・・・


さすがに、あれは無いわってか理解不能(笑)


これなら、初戦を今日のような敗戦で、残りの2試合を完封で勝ち越した方が遥かに印象が良い。今日の観戦メモも攻撃面の良いところが羅列してあって、今村に関しても状態が良くない中、小林がよくリードしたし、今村も大崩れせず粘り強く投げていたなと思っていただけに、最後の最後でメモが崩壊したし、今日のレポートのシナリオも大きく変わってしまった

これから見る各チャンネルのスポーツニュースも何かの罰ゲームのような感じになるし、明日の週刊ジャイアンツも徳さんが荒れそうだ(笑)


さて、どのタラレバを言ったら良いだろうか?
そもそも5点差なのに澤村を出したこと?ホームランを打たれたところで代えなかったところ?四球連発前に最初のフォアボールで見切れなかったこと?中川ではなくて池田に代えたこと?池田の初球の入り方?今村をもう少しでも引っ張らなかったこと?


え~っと・・・・全部です(汗)


5点差で余裕ぶっこいて、澤村の調整登板をさせようというのはまぁわからなくはない、個人的には同時に準備していた宮國で良かったと思うけど、この時点ではまさか澤村でも5点差をひっくり返されるとは私自身も思ってなかったし、ひっくり返されるまで引っ張るとも思ってなかった

菅野が初回に崩れかけた時、坂本の一言で立ち直り、イニング内で修正出来たのは菅野自身が坂本の声に耳を傾ける謙虚さがあったことと、修正能力の高い器用さがあってのこと。これまでの澤村を見る限りは、阿部に頭をポカンとやられでもしない限りはギアチェンジ出来ないし、そもそもイニング内で修正できるほどの器用さは無いわけで、ホームランはともかくストライクが全く入らなかった時点で、その後も状態が変わるとは思えないと理解しなくては…


個人的には色んな解説者が言っているように、もっと緩急を使えるようになるべき、一時期、チェンジアップに挑戦していたようだし、カーブも本来は投げられるはずなんだが、それらをモノに出来るようなトライをして欲しい。
それが難しいなら、あの150km/h を越えるストレートをストライクゾーンの4隅に投げ分けらるコントールを身に着けなければいけない。

投球フォームにもしなやかさが足りないし、セットで構えた時にあの左足の踏み踏みもいらない(笑)

もともと持ってるポテンシャルは非凡なものがあるのだから、そろそろ周囲の声に真摯に耳を傾けて澤村自身もモデルチェンジをしないとね


ってことで、逆転劇の鬱憤ばらしはこれくらいにしておこうか、このままじゃこれだけで終わってしまう(笑)


さて、さっきちょっと触れたけど、先発の今村は今日はコントロールに苦しんでた。低めを丁寧につこうとしている姿勢は痛いほど伝わるけど、それがなかなかうまくゆかないし、緩急の要であるカーブの制球にも苦労していた。それでも、福留に仕事をさせなかったことで大怪我せずにすんだし、6回3失点なら問題ない。夏の炎天下でのゲームでも無かったし、点差と球数を考えれば、最後まで投げさせて欲しかったのが個人的な意見だけど・・・・ただ、今日勝ってれば月間MVPの候補だったのに残念なことをした

今の今村は、一試合ごとの内容と結果だけに神経を集中しているだろうけど、自信を手に入れかけているからこそ、月間MVPというご褒美はとても大事なものだったはず。これから先、いくらでもチャンスはあると思うけど、シーズンの終わりが見えてきた中で手に入れることが出来れば、来月のモチベーションはさらに上がったかもしれない


攻撃面ではゲレーロの復帰後のホームランは…まぁ嬉しい。欲を言えばソロじゃなくて、初回とか、6回とか最終回とか・・・に出てたら、勝負強くなって戻ってきたな!って思えたんだけど、ノーヒットで終わるよりも遥かにマシか

ただ、申し訳ないが、ゲレーロ、君じゃなくて和田恋とか石川とか他に見たい選手がいたんだよなぁ~という気持ちも無いわけでは無い(汗)


それと岡本!とうとうホームランが背番号に届いた!村田が岡本に託した番号だけど、個人的には今季は10~15本、そこで手応えを掴んで来季に手が届けば…って思ってたので、本当に嬉しい。残り試合を考えれば、30本という数字も見えてくるところだけど、それを意識してバッティングを崩しては意味がない。まぁ本人も意識はしていないだろうけど、29本になると必ず意識するだろうし、周りが言ってくるだろうから、出来れば残り5試合とかで29本になるんじゃなくて、もう少し余裕をもって打ってくれたら・・・本当にいけちゃうかもしれない


キャプテンもさすがです。初回のピンチをしのいで、キャプテンのヒットからの岡本のタイムリーは昨日を彷彿とさせ、今日もイケる!って空気を作るのに十分だったし4回のタイムリーでは勝利を確信してました(汗)

復帰していきなりの活躍は嬉しい半面、身体が心配なので明日はとにかくゆっくり休んでください。


そして今日は予想通り山本がセカンドで先発

三振2つはあったものの、しっかり粘っていたし、3塁打は見ていて気持ちよかった。坂本が戻ってきて危機感を感じているのは山本だろうから、必死な姿には応援したくなりますし、おそらく田中俊も同じ気持ちだろうから、二人の争いはこれからも楽しみ。

相手の左右で起用は分かれると思うけど、各々が場を与えられたところで必死にやっている姿は胸を打つものがあり、それは去年までにはなかったこと。吉川尚も含めて3人で争うことがチーム全体のレベルアップに繋がるので、明後日以降も今日のような姿を見せてくれることを期待してます


ま、とにかく後味の悪いゲームになってしまったけれど、振り返ってみれば、ビジターとホームで3勝3敗。あまりにも今日の印象が強すぎるし、途中まで4勝2敗で終わって借金返してから広島と戦うつもりだったので、かなり損をしたような気になるけど、先週、大逆転で勝ったのと同じように、大逆転で負けることだってある

澤村うんぬんを抜きにしても、後ろが弱いことには変わりは無いので、懲りずに打線がチームを引っ張るしか無い。この敗戦を頭から消すのはなかなか難しいけれど、東京ドームで広島に勝ち越して、もう一度チームに勢いを作れるように、頑張ってもらうしか無いね


追記
ただ、今日、東京ドームから帰るファンの気持は・・・察するに余りある(涙)

 

管理人:みんぐ
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