ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」10/14 巨 4-0 ヤ → 圧巻のピッチング!記録にも記憶にも残るCS 1stになった!

巨人 4-0 ヤクルト → 対 ヤクルト 2勝0敗0分 神宮球場

勝利投手:菅 野 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:原 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野 捕手:小林
ヤクルト:原→カラシティー→ハフ→梅野→近藤→石山 捕手:井野→西田
本塁打
巨人:長野1号(ソロ)、マギー1号(ソロ)、亀井1号(2ラン)
ヤクルト:
BS朝日 にて観戦 解説:江本孟紀大矢明彦 実況:田淵裕章
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの「2018 マイナビ クライマックスシリーズ セ ファーストステージ」第2戦。巨人は、エース菅野がクライマックスシリーズ史上初のノーヒットノーランを達成する快投。打線も3本塁打で援護し、2連勝でファイナルステージへと駒を進めた。試合は二回、長野の中越えソロ本塁打で1戦目に続いての先制に成功。さらに四回はマギー、亀井にも本塁打が飛び出し4対0と一発攻勢で主導権を握った。菅野はコーナーを丁寧に突く投球で、ヤクルト打線をまったく寄せ付けない。六回まで一人の走者も許さない完璧な投球。七回に山田哲に四球を与え、完全試合は逃したが、最後まで安打を許すことなく、九回も3人できっちり締めた。菅野は113球、7奪三振、1四球の内容でヤクルト打線を無安打無得点に封じた。巨人はヤクルトに2連勝でファーストステージを突破。2015年以来となるファイナルステージ進出を決めた。日本シリーズをかけ、17日から広島とマツダスタジアムで対戦する
(http://www.giants.jp/G/result/201810141index.html)
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CSは超短期決戦、内容よりも結果が大事、勝ちさえすればどんな形でも構わない


皆んな口を揃えてそう言うし、実際、私もそう思ってる


が!
昨日、今日の勝ち方は内容も素晴らしかったし、内容の伴った結果はチームに勢いをもたらせるだけでなく、それを見ていた広島にもプレッシャーを与えることに繋がる。

失うものが無いチャレンジャーという立場ではあるけれど、選手にとっては失うものは確実にある、それはやはり3年間、不甲斐ない思いをさせてしまった指揮官との貴重な時間。菅野のコメントの1試合でも長く由伸監督とやりたいという言葉は心からの言葉だと思うし、菅野だけではなく、選手全員が思っていることだろう

辞任発表からの素晴らしい勝ち方や一体感の高まりは皮肉なことではあるが、今、チームは最も充実している状態になっているよう

私を含め、多くのファンや解説者が「こういう野球がシーズンで見られていたら、結果も違ったのでは?」というような事を言っているけれど、それは言葉を変えれば、「今のチーム状態なら苦手な広島と互角以上の戦いが出来る」ということでもあり、ファイナルまで中2日という日程もあって、この勢いをそのまま持ち込むことが出来たら、ひょっとすると一泡吹かせることが出来るのではないか?という期待は高まってくる


ってことで、今日のゲームの話に入るけど

まぁ、今日は菅野に尽きるとしか言いようがない(笑)わずか1イニングとはいえ阪神との最終戦に投げてから中4日。コンディションを心配していたけれど、そんな心配はなんのその、しっかりと調整するだけでなく、今シーズン1番という状態でゲームに臨んできた。

ファイナルのことも考えれば、味方の大量リードで6回くらいで降板させたいところだったけど、ノーヒットどころか途中まで完全試合ペースで投げられたら、交代させることも出来ない(笑)

今日の菅野はリキむことなく、自然体なフォームから小林の構えているところにビシビシ来てた。特に印象的だったのは左バッターへのインコースの使い方で、徹底的につまらせてチャンスメークさせず、一発のある右バッターにはアウトコースのスライダーで空振りを取って自分のスイングをさせないという形

いつもなら、スライダーが抜けるケースが何度かあるが、今日は1~2球あったか?という程度で、それも前後の配球が良かったことから大怪我にならずに済むどころか、むしろそれが効果的な結果に繋がっていた

受けている小林もゾーンに入っていた感じで、菅野との息もピッタリ。今日は菅野がサインに首を振ることは(記憶の限り)無かったのではなかろうか?


青木が出られず、山田がちょっと調子を崩しているという、ヤクルトが万全じゃない状態だったことを差し引いても、素晴らしいピッチングでした


出来ることなら、本当は菅野を使わず温存して、広島とのファイナルで2度投げさせるような形に持っていければベストだったけれど、そうも言っていられない立場なので仕方ない。恐らく、普通に考えれば中5日あけて、第4戦に投げさせたいところだけど、4戦までゆかないことも考えられるので、また中4日で3戦目に持ってきて、そこから先はリリーフ待機になるのかもしれない

勝手な妄想をすれば、初戦(これは恐らくメルセデスでしょ)を取ることが出来れば、仮に2戦目で負けたとしても、3戦目の菅野で五分に持ち込め、そこから先は総力戦という形を作れるので、とにかくファイナルは初戦の戦い方が全てってことになりそう

今回のヤクルトも「あれ?あれ?」と思っているうちに終わったと思われるから、出来れば広島にも同じように「あれ?おかしいな、こんなはずじゃ…」と思わせられるような形で力を出させずに流れを掴みたい

 

それと、今日も由伸監督に一つ謝らなければいけないことが・・・

先発メンバーに亀井さんの名前を見た時に、昨日、陽岱鋼が良い感じだったのに、今日は亀井さん?って少し疑問に思ったのだが・・・すみません、私が間違ってました(笑)
亀井さんの場合、一発を打てるのはあのコースしか無いとは言え、シーズン終盤はそれすら失速しているような状態だったのが、今日は完璧な形でスタンドに運んでました

亀井さんを起用した由伸監督の判断と、亀井さんの状態を不安視していた自分を反省して、謝ります、ごめんなさい(汗)
m(__)m


今日は岡本の快音を聞くことは出来なかったが、それは次回に持ち越しに・・・

短期決戦ではその時、その時でタイミングの合っているバッターが結果を残すことが大事。今日は長野、マギー、亀井さんが原樹理のコントロールミスを見逃さずにジャストミートすることでカバーしていたわけで、それもまたチームとしてのひとつの形

絶好調なラッキーボーイがいれば一番良いけれど、昨日は岡本、坂本、陽岱鋼、今日は長野、マギー、亀井さんと日替わりでヒーローが出てくるのも悪くない。個人的には対広島ということもあるけど、今は攻守に役割をこなしている田中俊がファイナルではキープレーヤーになりそうな気がしていて、そういう意味での兄弟対決が面白そうだと思ってます


明日の週刊ジャイアンツが楽しみだ(笑)

 

追記

大田の一打にはしびれました!


管理人:みんぐ
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