ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」10/17 巨 1-6 広 → 紙一重というよりは力の差が出ちゃったかなぁ~でも、まだ頑張れ!

巨人 1-6 広島 → 対 広島 0勝1敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:大瀬良 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:メルセデス 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→吉川光→中川→上原→澤村 捕手:小林→大城
広島:大瀬良→一岡→フランスア→中崎 捕手:會澤
本塁打
巨人:
広島:鈴木1号(四回2ラン)、丸1号(七回ソロ)
NHK BS1 にて観戦 解説:大野豊和田一浩 実況:竹林宏
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの「2018 マツダ クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」第1戦。巨人先発・メルセデスは初回、内野ゴロの間に先制を許す。四回には鈴木に左越え2点本塁打を浴びるなど四回途中4失点でマウンドを降りた。一方、打線は広島先発・大瀬良から六回にマギーが放った適時打の1点のみに抑えられ、リリーフ陣も追加点を奪われて1対6で敗戦。巨人はファイナルステージ初戦を落とし、対戦成績は広島のアドバンテージを含めて0勝2敗となった
(http://www.giants.jp/G/result/201810171index.html)
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解説者たちの話を総合すると、初回の攻防で試合の流れが決定づけられた・・・って感じのようで、それはそれで、まぁ私も同意見

初回、坂本が出塁し、送ること無く強気で田中俊を送り出し、ゲッツーからのマギーのサードゴロで終わった巨人と、田中広輔の四球から菊池のヒットでノーアウト1、3塁にし、丸のセカンドゴロで先制点を奪った広島

人によっては田中俊に送りバントをさせるのがベストだったかどうかで、意見が分かれそうだけど、個人的にはクライマックスファーストの勢いをもって強気に出るのは大賛成、そもそもチャレンジャーの立場なのだから、消極的な策よりも一気にチャンスメークして、1点ではなく2点、3点取りにゆくような形を作れなければ、優勝チームの出鼻をくじくことは出来ず、ファイナルステージの流れもつかめない

こちらは菅野に続く信用できるメルセデスとはいえ、広島打線には通用していないわけだから、3点以上は取らないと勝機を掴むことすら難しい。

成功していれば一気にこちらに流れが、失敗すれば相手に流れが・・・

そういう攻防だったわけで、そこに失敗してしまったのだから仕方ない。


でもまだ初回だったので、その流れを逆流させることだって、出来たわけだけど、結果的には4番の働きが試合を決定づけてしまった


4回にノーアウトから2ランで完全にゲームを掌握した鈴木誠也と、6回に一発出ていれば一気に追いつき、雰囲気を一変させる事ができたはずの岡本

両チームのこれからを担ってゆく二人の4番の、ここ一番での結果が今日の試合を左右し、この先の鍵を握りそうな、そんな予感をさせる勝負だった


鈴木誠也の一発は広島ベンチに勇気をもたらせ、「イケる!」という空気を作り出した。
もし、岡本があの場面で一発を打っていたら・・・完全に巨人ベンチの空気も変わっていたことと思う。あの若さで、経験の無さで、短期決戦で、そこまでの責任を背負わせるつもりは無いけれど、ただでさえ、初戦に菅野を持ってこれない分の悪い戦いだっただけに、(しかも甘い球だったから余計に)残念な気持ちは大きいし、本人も悔いが残っていることだろう

(言い換えれば、今岡本は非常に貴重な経験をしている)


シーズン最終盤はホームランキングを意識してか、雑になっていた丸のバッティングもすっかり元に戻っているし、昨年のポストシーズンにはいなかった鈴木誠也が万全の状態で軸になっている広島は、3年目の正直で日本シリーズへ行こうという気持ちで溢れている(球場の雰囲気も)。

それをはねのけて下剋上するということは、改めて大変な難しさなんだと感じたし、岡本の不調だけでなく、阿部の負傷でさらにビハインドを背負ったような状況になってしまったからには、尚のことハードルの高い戦いになった


今、岡本は来シーズンに向けて貴重な経験をしている

このまま結果を残せず、悔しい思いでオフにさらにレベルアップするのか、それとも途中から爆発して自信を手に入れて次なる高みを目指すのか、どうなるのかは全く予想が出来ないけれど、少なくとも精一杯やった!という思いだけは手に入れて欲しいので、中途半端なスイングをして後悔するくらいなら、結果が伴わなくても今日のようにしっかりスイングしてくれれば、それでいいかなと思ってるし、それが引き出しの多さにきっと繋がると思う

そんな想いが込められた由伸監督のコメントの「紙一重だった」なんだろうな・・・・って、これを書きながら思っている


0勝2敗と状況としてはかなり追い詰められた形になったわけだが、明日の田口には、今シーズンの悔しかった気持ちを思いっきりぶつけて欲しい

眼の前の結果を考え、本音を言えば、経験値の高い内海を・・・という思いもあるのだが、あくまでも今シーズンの結果だけではなく、これから先の巨人の事を思えば、田口の復活は不可欠だし、今年の巨人が今の順位になってしまった原因のひとつである田口に、来季以降も頼んだぞ!という強い想いが込められた指名なんだろう

その監督の期待と無念さを噛み締めて、どういったピッチングをしてくれるのか、試合の勝ち負けではなく、その投げっぷりに期待したいと思う


もひとつ愚痴を言わせてもらうなら・・・

今日は大瀬良が良い状態で投げていて、さらにゲームも劣勢だったので、試合を捨てるというわけではないけれど、上原ではなく谷岡に投げさせて、まずはこの雰囲気を経験させるのもアリだと思った

1敗のビハインドがあるから、1試合も捨てられないのはわかるけれど、ダメかも?って思ったらまずは選手の肩をほぐしてあげることも、明日以降には必要かなと。


それと・・・フランスア、あれは反則だわ(笑)
左投手であのフォームで 158km/h・・・・他球団も打てなかったんで、そりゃしょうがないけど、あの状態の良さでこの先も来られたら、最低でも中盤までにはリードしてないと、結構しんどいな(涙)


まぁ、こちらは捨てるものはない立場だし、ファーストで負けていたら、今日の思いもなかったわけで、明日もまたゲームが見れる喜びを感じながら、由伸監督と選手に感謝しつつ、応援したいと思います


管理人:みんぐ
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