ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/16 巨 9-4広島 → CCやっと広島に勝利!11年ぶりのマツダ3タテで苦手払拭!


対 広島 4勝1敗1分 マツダスタジアム

勝利投手:メルセデス 4試合 1勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:薮 田 6試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→大竹→鍵谷→宮國 捕手:大城→炭谷
広島:薮田→ケムナ→高橋樹→フランスア→DJジョンソン→塹江 捕手:坂倉
本塁打
巨人:大城1号(一回2ラン)、吉川尚3号(六回2ラン)、岡本8号(七回2ラン)
広島:堂林4号(四回2ラン)
BS朝日 にて観戦 解説:前田智徳 実況:三上大樹
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの6回戦。巨人打線は初回、岡本の併殺崩れの間に先制点を挙げ、続く大城の2点本塁打で初回から3点の先制に成功する。さらに七回には岡本が3試合連続となる2点本塁打を放ち、九回も石川が2点を挙げ、終盤まで効果的に点を重ねていく。投手陣は四回と七回に2点を失うも、打線が追加点で突き放し、終始リードを保ったままで試合を締めくくった。先発のメルセデスは6回2失点の力投で、今季4試合目の登板で初勝利。投打が噛み合った巨人はマツダスタジアムで9年ぶりの同一カード3連勝となった
(https://www.giants.jp/G/result/202007161index.html)
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マツダで3タテなんて、そう都合よく出来るわけないよ


って、実はゲーム前は自虐的に冷めた感じで見てました・・・

いや、ごめんなさい、原監督。この3試合は原監督の「勝つ!」という執念と采配に応えた選手たちに謝ります
m(__)m


亀井、坂本、丸に送りバントを命じ、それをことごとく点に結び付けた作戦と、主力に犠打を命じることによるチーム内の緊張感、そしてなんといっても岡本さんの頼もしさが際立った3連戦でした


一方で広島は先日の田中広輔のエラーもそうですし、今日のピレラのファールフライを取り損ねたり、高橋大のオーバーランなど、らしくないミスが目立っていた感じ。昨日、最後の打席でホームランを打った鈴木誠也をいかにして眠らせるかがカギになりそうだと思っていたけれど、1ヒットで抑えたところは良かった
(その一方で堂林にはやられてしまったけど…)


先発のメルセデスは味方が先に点を取ってくれたのが大きかったと思うけど、ピンチを迎えても動揺することなく、冷静に投げられていたのが良かったし。今日は大城もカーブをうまく使って緩急をつけていた。
もともと球威で押し込むタイプではないから、コーナーへの投げ分けがキモの投手だけど、そのコントロールも大きく狂わなかったので、緩急と合わせてうまく打ち取れていた

鬼門の6回も何とか投げ切り、6回2失点とゲームを作った


攻撃面では亀井のいぶし銀のバッティングはやはり素晴らしいのだが、なんとかそこを吉川尚や増田大、北村らが脅かしてくれないと・・・

初回の坂本の進塁打からの岡本のゲッツーくずれの先取点は貴重だったし、そのあとの大城は見事なバッティングでした。
ここがゲッツーで0点だったり、1点どまりだったらメルセデスのピッチング内容にも変化があったかもしれないと考えれば、初回の3点というのは本当に大きかった


4回に堂林に打たれた2ランも、あれが3ランで同点という形でなかったのが、そのあとの追加点に利いてきたように思う


局面で言えば、2試合連続でホームランを打っていた岡本を7回、敬遠されなかったことが流れを大きく変えたように思う。
(9回には敬遠されたが、時すでに遅しだったわけで)


まぁ、それでもあの場面で会心の一発を打っちゃうあたりが今の岡本の状態を示している。
一時、状態が上がらないことがあったけれど、この3試合で完全に復調した感じ。
昨年はスタートで躓き、夏場から調子をあげてポストシーズンではCSのMVPを取るなど、夏以降に強かったけれど、今年はその反省を踏まえて、しっかりと昨年最後の状態をキープしながら、しっかり調整ができている
もともと、夏場でも食欲が落ちなくて、体重が減るどころか増えるような特異な選手(笑)なので、けがさえなければ本当に三冠王争いをしてくれるのではないか?という期待が高まる


甲子園球場で強いというイメージがあったが、この3連戦でマツダスタジアムも岡本にとっては、好きな球場になったかもしれない。
客席が真っ赤に染まった状態で、同じパフォーマンスが出来るかどうか、それを楽しみにしたい


3年続けて一人前といわれる世界だが、今年も30本以上のホームランを打つようであれば、本当の意味で一流選手の仲間入りだろう

 

吉川尚も後ろを打たせることで、バッティングの状態が上がってきているし、今日の逆方向へのホームランを見てもパンチ力はあるから、あとはもう少し出塁率が上がりさえすれば、1番復帰も遠い話ではなさそう。
北村の活躍が刺激にもなっているだろうし、互いに切磋琢磨してくれればチーム戦力の底上げにもなる

 

大竹の失点はちょっと痛かったけれど、打たれた後はすぐに修正出来ていたので問題なし。
というか、一応、ベテランなので今日は投げさせる必要は無かったのではないかな?って思うが、投げ込みが足りないと本人がちょっと前に言っていたので、登板回数を増やしたかったのかもしれない

 

いずれにしてもマツダでまさかの3タテ、メルセデスが広島に勝利と、これまでの嫌なイメージを覆すような勝ち方で、チームに勢いが生まれそう、というかこれを勢いにしなければいけない。

昨日の今日で横浜に戻ってきて3連戦、来週は前半が名古屋で後半が神宮と厳しい移動があるため、選手のコンディションが心配になるが、何とか踏ん張って今週はしっかりと貯金を作って終わらせてほしい

田口の離脱で巡ってきたチャンスを今村はモノにして、先発枠の争いに入ってきてくれると、厚みが増して心強いのだが・・・

 

管理人:みんぐ
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