ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」7/28 巨 16-4 阪 → 4連敗したんだから、たまにはこれくらい点を入れさせてよ(笑)

巨人 16-4 阪神 → 対 阪神 10勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:桜 井 20試合 5勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:岩 田 13試合 3勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:桜井→クック→戸根 捕手:炭谷→小林
阪神:岩田→飯田→浜地→高野 捕手:梅野→坂本
本塁打
巨人:ゲレーロ9号(一回満塁)、炭谷4号(三回2ラン)、炭谷5号(六回満塁)
阪神:福留5号(二回ソロ)
日テレG+にて観戦 解説:赤星憲広 実況:山本健太
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの16回戦。先制を許した巨人は初回、ゲレーロ満塁本塁打など打者11人で7点の猛攻、初回から大きなリードを奪う。三回、四回にも2点ずつを加え、四回までに10安打11得点と阪神投手陣を攻略。さらに六回には炭谷がこの試合2本塁打目となるダメ押しの満塁本塁打を放った。一方の巨人先発・桜井は初回、二回と1点ずつを失うも、緩急を巧みに操る投球で粘り強くリードを守り、7回9安打3失点でマウンドを降りた。八回にもさらに1点を加えた巨人は、終盤も継投で危なげなく逃げ切って大勝。大量得点を奪った巨人は連敗を4で止め、桜井は5勝目を挙げた
(https://www.giants.jp/G/result/201907281index.html)
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2本の満塁ホームランのうち、1本でも前日に出ていれば・・・


って愚痴がいいたくなるゲームでしたね(笑)


今日のお立ち台は桜井と炭谷だったけど、個人的には来日初の満塁ホームランを打ったゲレーロを評したい


1回表、早々に点を取られて、今日もどうなることかと不安にさせた巨人ファン。


丸の同点タイムリーから、坂本、亀井の連打で1アウト満塁という、前日に点が取れずに悔しい思いをした場面を迎え、岡本の四球による押し出しで、勝ち越しは出来たものの、ここで終わればまた「チャンスで点が取れない」と嘆きたくなるところ


ゲレーロの豪快な一発で一気に6点が入った


さすがにホームランは出来すぎだけど、もしもこの回、2点どまりだったとしたら、岩田は立ち直ったかもしれないし、逆転には成功したものの、チャンスをモノにできなかった感は残る。投手力の弱い相手チームならともかく、屈指の阪神相手では僅差でゲームを進めるのは怖いとなれば、満塁の場面でタイムリーが出るか出ないかは大きな問題だったので、その後に畳みかけられたことも含め、1回裏に飛び出したゲレーロの満塁ホームランはチームに勇気を与えたし、ソロ大王と呼ばれたゲレーロにとっても大きな一打だったと思う


その後の点は、それが呼び水になったと言え、岩田に与えたダメージを含めての副産物であり、終わったから言えることだけど、この時点で今日のゲームの勝敗を分けるにふさわしい一打だったように思う


だからといって、炭谷の2本のホームランを過小評価するつもりはない、キャッチャーが打てばリードにも影響するし、特に5回表の若林のエラーが絡んだピンチを無失点で切り抜けたのは、打撃で貢献した炭谷と強気で攻めた桜井との共同作業だったと言っていい。それなりのリードはあったけれど、あそこでバタバタと失点していたら短気な原監督のことだから勝ち投手の権利を手にする前に桜井を代えていたことだってありえるわけで、今日の勝利に炭谷の攻守にわたる貢献度が高かったのは明らか。

本人も久々にスカっとするゲーム内容だったのではないだろうか?


(だからこそ、ホームだしゲレーロも含めたお立ち台3人でもよかったのでは?と思わなくもないが…)

 

山本を除く先発野手がマルチ安打を放ったこともあり、これまでの鬱憤を晴らすかのような攻撃が出来たけれど、それは相手先発を早い回で捕まえて主導権を握り、勝ちパを出さないようにしてからの展開なので、4回以降の点に関しては余り高評価を与えてはいけないところだが、それでも好機に1本が出なくて苦しんでいた巨人打線にとっては、誰が相手であっても結果が伴うという事実が必要だったので、苦しい状況を繰り返してきたチームにとっては、何かを変えるきっかけになる1勝だったと思いたくなるのは当然。


点と取りすぎると、その反動が来ることの多いのが野球だけど、今回ばかりは厄払いが出来たと思って、次の試合に繋げるきっかけにしたくなるのが心情というもの。
これまで、あと一本がでなくてモヤがかかっていたような打線に、この試合が勢いをあたえる呼び水となる試合になってくれたら・・・と考えるのは、我々ファンだけでなく、選手全員、首脳陣全員の願いだと思う

 

継投に関しては…判断が難しいところ


これだけの点差があったので、7~8点取られてもいいから、最後まで桜井に投げさせる経験をさせて、ブルペンを休ませるという判断もできたし、上がってきた選手に試合慣れさせる機会を与えたいという判断もできた。桜井が頑張って7回まで投げたので、クック、戸根という流れで投入したけれど、その判断に関しては、まぁ妥当かなと…


欲を言えばクック、戸根と無失点リレーだったら最高だったけれど、今日のような大味の展開で、緊張感をもって投げるのも難しいわけで、とりあえず楽な場面で投げさせられることが出来たことをヨシとする方が、すんなり来るかもしれない。


いずれにしても、今日負けてホームで広島を迎えるのと、勝って迎えるのとでは雲泥の違いがあるので、まずは連敗を止めれたことにホッとしたいし、組み替えた打線が機能したことにもホッとしたい。

 

3カード連続で負け越しという事実は変わらないし、4連敗、1勝、4連敗と流れは決して良くないが、スイープされたのはマツダの3連敗で、そのあとのカードは1勝2敗x2なので実はギリギリで最悪の事態は避けられていると思う。


来週はヘビーな戦いだけど、同じく1勝2敗x2ならまだ首位キープだし、2勝1敗x2なら勢いも取り戻せる。
決して下を向く必要はなく、極論を言えば、3連敗してもまだ首位だし!って割り切れるかどうかがキーになりそうな気がするので、まずは連敗を止めたことを素直に喜んで、もう一度自信を取り戻すために、夏場の天王山の初戦となる広島、DeNAとのカードをしっかりと戦える準備をしてリセットしたい


そのためのきっかけとしては、結果に満足できる勝利だったのではないかと思う

(いや、思いたい)

 


管理人:みんぐ
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