ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/16 巨人 2-1 阪神 → 好投手対決を制し、山崎伊7勝目ゲット!

阪神  7勝6敗1分 東京ドーム

勝利投手:山﨑伊 (7勝2敗0S) 
セーブ :大勢 (1勝1敗11S) 
敗戦投手:才木 (8勝3敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊、バルドナード、大勢 捕手:岸田
阪神:才木 捕手:梅野

本塁打
巨人:
阪神

日テレG+ にて観戦 解説:緒方耕一 実況:平松修造
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240716_8003_1/)
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両チーム共に9安打で得点が2-1ですから、如何に両投手が粘ったかというのがわかります。逆に言えばチャンスを生かしきれなかったとも言えますが、二人の投げている姿と内容を見れば、互いにしっかりと要所を抑えていたという点で、貧打戦ではなく投手戦だったと言っていいでしょう。


結果的に初回の2点が勝負を分けた形になるので、2点目を打った大城がお立ち台に上がるのは納得できます。


この日の才木は全対的にボールが高かくて、巨人打線もそこをうまく狙い撃ちした感じで、特に立ち上がりは上手く攻めました。


ただ・・・3回と7回のチャンスで点が取れなかったのは痛かった、阿部監督もゲーム後に苦言を呈していましたが、やはりどうしても印象に残ってしまうのは、3回の門脇でしょうかね。
さすがに私も言い飽きてきてしまいましたが・・・


プロ野球選手ですから、強い打球で遠くに飛ばしたいって気持ちがあるのは、いいことだと思います。とはいえ、飛ばすだけなら上には上がいる世界ですし、自分の代わりはいくらでもいる場ですから、どうやって生きてゆくのか考えないと。
川相コーチや篠塚氏は入団してから、長打では他の選手に勝てないと悟り、そこから自分がプロの世界で生き残ってゆくためにどうするべきかを試行錯誤して、不動のレギュラーを勝ち取ったと言ってました。


門脇の武器はもちろん守備力ですが、それだけではゲーム後半の守備固めでしか使えない選手で終わってしまいますし、それすら代わりがいないわけではありません。
まじめでストイックな性格だからこそ、周りの声も入ってきてないのかもしれませんし、大きなプレッシャー(というより焦り?)も感じているのかもしれませんが、自分に求められている役割をもう少し冷静に捉えて欲しいなと思いますし、特に門脇の場合は足という武器もあるわけですから、それを活用するためにどうしたら良いかを考えて欲しいです。


恐らく、阿部監督が特打ちに付き合って色々とアドバイスしていると思いますが、どちらかというと川相コーチにアドバイスを受けた方が良いのではないかと思います。
満塁の場面では、ボテボテでは難しい局面ではありましたが、あそこまで満振りしなくてもいいですし、一発長打を狙うような選手でもありません(先日は外野へ飛ばしてタイムリーというのがあったので、アレをイメージしてたんでしょうけど)


一番やってはいけないことが三振だとするなら、少しでもボールを長く見て、際どい球はファールで凌ぎ、相手の気持ちも考えつつ、自分が前に飛ばせるボールをひたすら待つという意識が必要だったと思います。
少しでも長く見る意識があれば、最後のフォークはギリギリで踏みとどまれたのではないかと思うと、ちょっと残念。
っていうか、門脇の役割を考えれば、1ゲームで2つの三振は多すぎます


ちなみに、佐々木にも同じことを言いたいです、とにかく打席で余裕がない。


対称的に昇格即スタメンの岡田は、変化球を上手いバットコントロールでヒットにし、冷静に四球を2つ選びました。何とか爪痕を残そうと鼻息荒く出場したと思いますが、自分に求められている役割を意識した打席が出来ており、ベンチ内の評価も高かったのではないでしょうか?


デーゲームのファーム中継では、モンテスが時差ぼけのある中、DHで3打席立ち、タイムリーを打ちました。桑田2軍監督、橋本コーチ、村田元コーチの評価も高く、コンタクト能力の高さを早速見せてくれ、今日は守備にも就くということで、これで守備がまぁまぁなら、ヘルナンデス並みに早々の昇格と即スタメンというのもあり得るかもしれません。
それは門脇にとって、さらなる焦りに繋がるかもしれませんし、泉口にとってもそうでしょう。とはいえ、これがプロの世界ですからね、改めて自分の立ち位置を確認し、生き残るためにどうするのか考えて欲しいと思います。
(くれぐれも間違った方向にゆかないように・・・)


と、勝ち試合なのに愚痴が出てしまいましたが、7回の岸田も惜しかった・・・最近はバットを短く持って右方向を意識したバッティングをしてますが、ちょっと打球が弱かったです、それは岸田のせいというよりも、才木が力でねじ伏せたという感じではありますが、それほど多くなかったチャンスなので、あそこで追加点があれば、もう少し楽に試合を進めることが出来たでしょう。


ただ、その岸田は5回に牽制のサインをだし、見事セカンドランナーを刺しました。センスの塊だと言われている山崎伊の素早くて正確なスローイングはもちろんですが、ランナーに悟られないような位置取りから一転してベースに入る吉川との阿吽の呼吸もお見事。
一打同点のピンチを凌ぎましたし、3人とも快感だったでしょう
プロ野球ニュースでもベタ褒めでしたね、アレもPlay of the Dayの対象にしてもいいのでは?)

岸田はバッティングだけでなく、守備でも最近、良い動きをしてますね


この2試合は思い切ってブルペンもつぎ込めますし、山崎伊が7回まで投げてくれたので、1点差とは言え、バルドナードと大勢で相手の反撃を食い止めました。特に大勢は三者連続三振と素晴らしい内容で、投げているボールもエグかった・・・・対阪神には悔しい思いもあったでしょうから、余計に気合が入っている感じでした。
このピッチングが続けられるなら、ぶっちゃけ、中日のマルティネスに匹敵するほど、出てきた時点で相手が絶望するようなストッパーになるでしょう。


ってことで、2得点しか取れなかったのは反省ではありますが、2戦連続0封負けの連敗を止め、このカード勝ち越しのチャンスを残したという点で、大きな勝利となりました。
今日は井上が投げますが、ブルペンもそれほど疲れてませんし、明日はゲームがありませんから、初回から全力で飛ばしてイケるところまで投げて欲しいですね。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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