ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/9 巨人 7-5 横浜 → ラミちゃん球団通算の9000号HRで5連勝

巨人 7-5 横浜 5月9日(日) HARD OFF ECOスタジアム新潟

対 横浜:6勝1敗0分

勝利投手:内 海 6試合 5勝 0敗 0S

セーブ :クルーン 10試合 0勝 0敗 5S

敗戦投手:ランドルフ 8試合 0勝 6敗 0S

・投手リレー

 巨人:内海→久保→金刃→山口→クルーン(C:阿部)

 横浜:ランドルフ→桑原謙→小林太→佐藤(C:武山)

ホームラン:

 巨人:ラミレス12号3ラン、阿部7号ソロ

 横浜:カスティーヨ5号ソロ

巨人は初回、小笠原のタイムリーと2本の本塁打で5点を奪うと五回に矢野の2点タイムリ二塁打で加点。先発の内海は苦しみながらも5回3失点と試合をつくる。七回に失策も絡み2点を失ったが、粘る横浜ベイスターズを振り切り7-5で勝利。5連勝で交流戦前を締めくくった。

Yomiuri Giants Official Web より

昨夜のヒーロー長野を2番、谷を6番ファースト。矢野と中井をスタメンに入れたオーダーでの勝負。初回にガッツのタイムリー、ラミレスの3ラン、慎之介のソロホームランで5点を先制する。

先発の内海は1,3,4回に1点ずつ返され、5-3となるが5回に矢野の2点タイムリーで7-3とする。7回に金刀が2失点し、8回にも山口がピンチを招くが何とか切り抜け、9回をクルーンが抑えて勝利した。

と、概要を記せば簡単だが、そう単純ではない。

ランドルフの立ち上がりをうまく攻めたまでは良かったが、1~7回まで毎回ランナーを出しながら追加点を奪うのに手間取った、特に6,7,8回は完全に立場が逆転しての展開となり、昨夜に続いてスレッジがいて、どっかでパコーンとやられていればわからなかった試合だったといえる。

先発の内海も前回と同じく早い回での交代となってしまい、本人的にも不満の残る勝ちとなったことだろう、打者20人に対して被安打6まではまぁいいが、三振が1個と内海にしては非常に少なかったことが、本来の投球ではないことを意味しているといえるのではないだろうか。

金刀、山口の両左腕も安心できる内容ではなかった。

2日休んでの交流戦はまず西武、そしてロッテと攻撃力のあるチームが相手となるだけに中継ぎの踏ん張りが勝負を握る展開となるだろう。7回以降の得点が少ない傾向にある状態と相まって、多少の不安を抱えた状態でどこまで戦えるか期待したい。

矢野の5回の2点タイムリーは彼らしい勝負強さを見せてくれたと思う。

原監督がいうように、結果を出してくれると今後も使いやすくなる。そこでさらに結果を出すことで昨年亀井のブレイクで悔しい思いをした(と思う)気持ちを返して欲しいと思う。

中井は3打数ノーヒット、2三振と結果が全く出ていない。

それでも彼らしいスイングを今日はしたのではないかと思うが、脇谷が好調なだけに使ってもらえるチャンスはそう多くない、現状では脇谷が当確で古城とセカンドセカンドポジション(わかりづらいな)を争っている状態だが、松本、亀井があがってくるタイミングではどちらかがファームへ戻る可能性が高い。

矢野、古城、中井は熾烈な短期勝負をしているわけで、あせる気持ちはわかるが出場した時は凡打してももう1度使ってみたいと思わせるスイングをすることで、首脳陣にアピールしてもらいたいと思う。

(現在ファームでは小田嶋が好調なので、ヘタをすると小田嶋との入れ替えという可能性もある。残り何試合出れるかわからないがとにかく思いっきり頑張って欲しい)