ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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6/5 巨人 6-5 日ハム → 由伸連発で連夜の逆転勝ち!

巨人 6-5 日ハム 6月5日(土) 東京ドーム

対 日ハム:2勝2敗0分

勝利投手:久 保 27試合 3勝 0敗 1S

セーブ :クルーン 18試合 0勝 0敗 10S

敗戦投手:林 15試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

 巨 人:東野→オビスポ→山口→久保→越智→クルーン(C:阿部)

 日ハム:糸数→林→加藤武→木田→宮西(C:鶴岡)

ホームラン:

 巨 人:阿部15号ソロ、高橋由6号2ラン、高橋由7号3ラン

 日ハム:鶴岡1号2ラン

北海道日本ハムファイターズとの交流戦終戦。ここまで8連勝中の先発・東野が4回4失点でマウンドを降りるも、2点ビハインドの七回に高橋由が2打席連続となる7号3ランを放ち、連夜の逆転劇で日本ハムに連勝した。

Yomiuri Giants Official Web より

今日は久々の直生(G+で放送している巨人の練習風景のライブ)デー。前夜のサヨナラ勝ちの余韻を残しつつ、選手の仕上がり具合が見たくてチェックしていた。

と、その前に今朝の朝刊見てビックリ。てっきりダルビッシュだと思っていたら右膝の調子が思わしくないということで、登板回避というニュースが!!!!ちょっぴりホっとすると同時に、昨年の日本シリーズの借りを返せないという悔しさがふつふつと・・・

ってな気持ちで直生を見てました。途中から日ハムナインがグラウンドに出てきて、由伸と林の談笑や、ダルビッシュと藤井、イ・スンヨプと二岡(ちなみに二人は同い年)など、普段はめったに見れない試合前の両チームの選手たちの会話の様子(声は聞こえないけど)に和ませていただいた・・・。

由伸、ラミちゃんのフリー打撃をたっぷりと見せていただいて、今日も調子のよさを確認。このままゲームに入ってくれれば、連勝中の東野ということで今日の勝ちは間違いないと気持ちがはやった。

で、18:00プレイボール。初回、田中がレフト前ヒットで出塁するが、東野はあせることなくけん制で指す。稲葉に粘られた後、ヒットを打たれるが小谷野を三振で無失点で切り抜ける。

一方、3月30日以来となる先発の糸数だが、思い切りのいい投球でこちらも上々のスタート。こりゃ、投手戦かと思ったが、日ハムの粘りのある打線の前に4回8安打4失点で降板。前回の西武戦で6回をノーヒットながら足の張りを訴えて降板したことで、試合前に不安はあったが、さすがに中6日なので問題ないだろうと思っていた。序盤を見る限りはストレートの伸びも変化球のキレも、コントロールも良かったように思えたが、どこが悪かったのか、原監督は試合後に「まだ先もあるので大事をとって降板させた」とインタビューに答えたように、ひょっとしたら体調が万全ではなかったのかもしれない。

2回に阿部のホームランで先制したが、3、4回に2点ずつ取られ逆転され、昨夜と同じような展開となる。4-1ということで劣勢を予感していたが、5回の由伸のツーランホームランで気分一新。6回に1点を追加され2点差と広げられるが、昨日のこともあり空気はまだまだ”行けるぞ!”というムードが漂っていた。それは3日前のロッテ戦と同じくオビスポがロングリリーフで投げてくれたから。1日のロッテ戦でボカスカ打たれた翌日。原監督からフォームに関してのアドバイスを受けて調子が上がったというコメントがあったが、2日のロッテ戦、そして今日と長い回を最小失点で持ちこたえてくれたことで、試合が壊れることなく後半に望みを繋ぐことが出来た。

出来れば6回を投げきって欲しかったと思うが、流れが悪くなるとすかさず山口にスイッチ。そして久保が7回を無失点で切り抜けると、その裏、日ハムは元巨人の林がリリーフ。すかさずスンちゃんに代わって右打者の谷を送り込むと、四球で出塁。昨夜のヒーロー坂本がヒットで出塁し、ノーアウト1,2塁となったところで、試合前に楽しげに談笑していた由伸が打席へ。左投手を苦にしない絶好調の由伸は2打席連続となる3ランホームランで一気に試合をひっくり返した。

となれば8回は越智、9回はクルーンのリレーで昨夜に続いて連夜の逆転勝ちでゲームセット!先発投手勝負は巨人の負けだったが、中継ぎ以降の粘り勝ちで対日ハム戦を2勝2敗の五分とした。

個人的に惜しかったと思ったのは、3回、ツーアウト1塁(ランナー森本)の場面で稲葉が前の打席に続いてファールでツースリーまで粘った末に右中間へのヒット。オートスタートで1塁ランナーの森本が走っていたためにこれが同点のタイムリーとなってしまう。球数を投げさせられたからか、気持ちが落ちたか、続く小谷野に連打され逆転されてしまう。この稲葉を何とか抑えられれば、また波にも乗れたかもしれない・・・と思うと。対左打者の被打率が.274と右に比べて1割近く高い現状を何とかするのが東野の当面の課題といえそうだ。

さて、明日は楽天戦。予想はマー君となっている。今日交流戦首位に躍り出た楽天に対して、こちらは挑戦者となる。ホーム球場とはいえ交流戦好調のマー君を相手に先頭の同級生 坂本から始まるG打線がどのように攻略するのか、見ものだ。