ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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6/7 巨人 1-0 楽天 → 昨夜と一転、一点を争う投手戦!ガッツのサヨナラで勝利!

巨人 1-0 楽天 6月7日(月) 東京ドーム

楽天:2勝2敗0分

勝利投手:クルーン 19試合 1勝 0敗 10S

敗戦投手:山 村 12試合 0勝 1敗 1S

投手リレー

 巨人:内海→久保→越智→クルーン(C:阿部)

 楽天:ラズナー→小山→片山→山村→川井(C:嶋)

ホームラン:

 巨人:

 楽天

東北楽天ゴールデンイーグルスとの最終戦は、巨人・内海、楽天・ラズナーの投げ合いとなった。両先発が互いに得点を許さぬままマウンドを譲ると、リリーフ陣も踏ん張り、巨人は今季初となる延長戦に。延長十回、一死満塁から小笠原の犠牲フライでようやく1点をもぎとり、サヨナラ勝ちを果たした。

Yomiuri Giants Official Web より

昨夜の派手なホームラン攻勢の試合とは一転しての投手戦。

どちらも、あと一歩のところまでゆきながら、なかなかホームを奪えない展開で気がつけば延長戦。10回表をクルーン三者連続三振でリズムを作ると、脇谷のヒット、加治前の犠打、坂本の四球、由伸のヒットで1アウト満塁とすると、楽天内野手を5人するというシフトを敷いた。

しかし、気負うことなく平常心で打席に入れたと語るガッツがフライをあげると、珍しく右手をあげて喜びをあらわし、犠牲フライでゲームセット。

個人的にはノーガードでの打ち合いよりもこういう緊張感がすきなので、非常に見応えのある試合だった。内海も好調時にはまだ追いついていないものの、7回4安打5三振と手ごたえを感じたんではないかと思わせる投球内容だった。もともとバッタバッタと打者をねじ伏せる投手ではない(と私は思っている)、キレのある速球とカーブ、チェンジアップでタイミングを外して空振りや内野ゴロを打たせる投手。なので、ストレートのキレとコントロールが調子のバロメータなのだが、今日はフォームを見ればわかるとおり、躍動感があった。四球を出しはしたが、要所要所でうまくタイミングを外していたので、あわや!という打球を打たれてもスタンドまで持ってゆかれることはなかったし、ピンチでも落ち着いていたのでダブルプレーを取って凌ぐことが出来た。

絶好調とは言わなくても、これくらいの球が投げられれば、阿部のリードとあわせて好調な打線相手でも勝負が出来る。勝ちはつかなかったが、今日の感触を大事にしてもらえれば次も期待できると思わせてくれた内容だと思う。

次は交流戦明けの対中日だと思うが、それまでしっかり走りこんで次に備えてもらいたい。

また、楽天のラズナーも素晴らしい内容だった。ブラウン監督も来日して一番素晴らしいピッチングだったと絶賛したとおり。ストレートがズバっと決まり、フォークが低めに決まっていた。それでも若干制球が乱れるところもあり、何度かチャンスを作ったが、こちらもここぞというところでビシっと抑えられてしまった。これでピッチングを掴んでくると、岩隈、マー君、永井、ラズナーと、これから夏に向かって先発4本柱が誕生しそうで怖いチームになってきた(夏場にベテランが疲れなければ・・・だけど)。

(関係ないけど、我が家のプロスピ(PS2版)では、巨人vs楽天日本シリーズがやりたくて楽天から選手を巨人にトレードで入れては覚醒させて返すということを繰り返し、昨年はノムさんの胴上げを見た(その後、やり直して原監督の胴上げで終わらせたが)・・・というくらい、パでは楽天が好き)

さぁ、交流戦も残るはオリックスソフトバンク。どちらもアウェイでの対戦となり、どちらも1勝1敗。出来れば4連勝で飾りたいところだが、今の状態ではちょっと難しいか?交流戦の後は4日間あくこともあり、多少の無理は聞くので全力で頑張って(故障しない程度に)、とにかく全チームからの負け越し無しを目指してがんばって欲しい。