ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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6/9 巨人 9-2 オリックス → 黄志龍デビュー!亀井、今季初の2発を含む猛打賞

巨人 9-2 オリックス 6月9日(水) 京セラドーム

オリックス:2勝1敗0分

勝利投手:久 保 29試合 4勝 0敗 1S

敗戦投手:金子千 13試合 4勝 5敗 0S

投手リレー

 巨人:ファン・ツーロン→星野→久保→山口→越智(C:阿部)

 オリックス:金子千→阿南→光原(C:日高)

ホームラン:

 巨人:亀井3号ソロ、阿部17号ソロ、亀井4号ソロ

 オリックス

交流戦首位に立つオリックスバッファローズとの3回戦。巨人は序盤に7安打の猛攻で5点を奪い主導権を握ると、終盤、阿部や亀井のソロ本塁打などでダメ押しの4点を追加し、9対2で快勝。初登板のファン・ツーロンは四回途中までを投げて2失点。3番手の久保が4つ目の白星をつけた。

Yomiuri Giants Official Web より

ゴンちゃんが一時帰国してあいた枠に入ってきたのは、台湾出身の黄志龍(ファン・ツーロン)。ファームで7試合35イニング投げて防御率 1.54 と堂々たる成績であがってきた台湾では「王建民二世」といわれている育成の星。ファームで投げている試合を見たことがあるが、MAX152kmの速球をダイナミックなフォームで投げる姿が印象的でした。

とはいえ、相手は一昨日の試合で21得点なんて叩き出す打線好調のオリックス。何とか初回から試合を壊さない事だけは気をつけて・・・・と見てましたが、ガッツのタイムリーと阿部の犠牲フライで早々に2点を取ってもらったからか、試合前に「とにかく思い切り投げます」と語っていたように、初球から全開の投球で見ていて気持ちよかった。

ストレートがキレ良く走っていたので、スライダーも効果的で、ランナーを出した後の投球(足の上げ方が小さくなり、球の勢いが落ちていた)と投げ終わった後に体勢が若干崩れるところが気になるものの、何より結果を恐れないアグレッシブな投球がイイ。試合開始からあれだけストレートで押せれば、中継ぎでの使い方も出来るかもしれない。

そして4回に星野にスイッチし、日高を打ち取ったところで久保の投入。

投球練習がちょうど終わったところで、調子が良かったという久保は首脳陣と我々ファンの期待に見事に応えてくれ、3回1/3を1安打6三振と完璧なロングリリーフをしてくれた。8回に由伸のタイムリーが飛び出すと、久保に抑えられてあせりを覚えたか、オリックス打線は淡白な攻撃となり山口、越智のリレーで試合をものにした。

カブレラはホームランのみを狙ってくれてたので、かえって抑えやすかった・・・かも。ま、病み上がりだったし)

打線においては亀井が今シーズン初の2つのホームランを含む猛打賞でお立ち台に!今日の亀井は先制を取った後の先頭打者、9回は阿部のダメ押しホームランの後という場面設定が良かったか、非常にきれいなスイングをしていた。ボールをしっかり呼び込み、頭をぶらさずに体の回転がスムーズに回り、去年の好調な時を思い出させてくれる感じに見て取れた。これが数試合続くようなら、復調傾向にあるといってもいいのではないだろうか。

そして阿部!もともと打ち出すと連続してホームランが出る阿部(去年もシーズン後半はすごかった!)だが、今シーズンは終始安定して結果を出しつつ、交流戦ではホームランを量産し、気がついたら17本とダービー2位タイにまで上がってきた。

ふ~~~~。これで対オリックスも負け越しは無くなってよかった。明日も勝って3連勝と行きたいが、オリ打線も黙ってはいないだろうし、明日は打撃が怖い・・・