ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/3 巨人 2-8 阪神 → 対阪神5連敗・・・やりたかった試合をやられてしまった

巨人 2-8 阪神 7月3日(土) 東京ドーム

阪神:3勝8敗0分

勝利投手:鶴 9試合 2勝 1敗 0S

敗戦投手:藤 井 14試合 6勝 2敗 0S

投手リレー

 巨人:藤井→豊田→MICHEAL→星野(C:阿部→加藤)

 阪神:鶴→渡辺→久保田→西村(C:城島)

ホームラン:

 巨人:エドガー4号ソロ

 阪神ブラゼル28号2ラン、鳥谷9号3ラン、城島14号ソロ

巨人は三回、エドガーの一発で先制。しかし、直後の四回に前日に続きブラゼルに逆転2ランを許すとこの回5失点。その後も小刻みに追加点を許す。打線は六回に阪神タイガース先発・鶴を攻め立て1点を奪ったものの、反撃及ばす2対8で敗戦。対阪神5連敗を喫した。

Yomiuri Giants Official Web より

6安打 vs 13安打・・・・これがすべてか?

巨人がやりたいと思っていた攻撃を阪神にやられてしまったという結果。

先発の藤井も鶴も悪くないピッチングだったが、甘い球がところどころであった。

それをキッチリ決めた阪神と打ち逃してしまった巨人の差が序盤に出てしまったように感じた。特に6回の由伸の犠牲フライは、ホームランを打ってくださいといわんばかりの球。由伸の集中力ならスタンドに入れられたと思うが、僅かにバットがずれてフライとなってしまう。一方で高めに浮いた甘い球を逃さなかったブラゼルには脱帽。

本来はあぁいう甘い球を一発でしとめる打撃は巨人の方のお家芸だと思うが、4点のビハインドのせいか、皆がみんなリキんでいたように思う。特にラミレスは昨日、今日とノーヒット、さらに対阪神では1割台という低打率。特に今日は彼にしては珍しく体が少し前のめりになり、ミートポイントもかなり前よりだった。結果は欲しいし、ブラゼルに一発が出て触発されたところもあっただろうが、ラミちゃんらしくない。まぁ研究熱心なので昨日、今日のビデオをしっかり見て明日はアジャストしてくれると期待しているが、鶴の好投、城島のナイスリードを差し引いても1,2,4番がノーヒットでは得点が生まれるわけもない。

球場の雰囲気も昨日に続いてアウェーのような状態。選手の顔色も間逆でどっちがリーグトップなのかわからない表情で、見ているほうが重く感じてしまうほど。初球からドンドン打ってゆくスタイルは巨人のスタンダードだが、鶴も明らかに緊張していたし、もっとファールで粘るなりセーフティで揺さぶるなどがあれば、もう少し楽に主導権を握れたのではないかと思う。この辺は首脳陣が鶴に対して「そのうち捕まえられる」的な甘い考えがあったのか?と疑いたくなってしまう。

今年これで4度目の3連敗。対阪神戦は5連敗。完全に雰囲気はのまれている。明日負ければ2カード連続の3連敗で1ゲーム差と迫られてしまう。目先の阪神からの1勝も欲しいし大事だが、そろそろ阪神への対処の仕方になにか工夫を凝らさないと、今シーズンの負け越しの可能性も大きくなってしまう。たとえシーズンを制したとしても大きく負け越しているチームがあるのは釈然としないし、プレーオフのことも考えれば苦手チームや苦手意識は作りたくない。

ってか、明日は誰を先発に?????唯一決まっていない6人目の枠が明日の登板となる。先週はファン・ツーロンが登板し負けしまいすぐに抹消された。今のベンチ入りメンバーの中では東野が中4日くらい・・・か?急遽ファームからあげてくるのかもしれないが、6連敗阻止のためのプレッシャーのかかる試合を誰が投げるのか、今の時点ではちょっと想像がつかない。