巨人 4-1 広島 8月6日(金) 東京ドーム
対 広島:12勝3敗0分
勝利投手:前田健 20試合 12勝 5敗 0S
セーブ :大 島 26試合 1勝 0敗 3S
敗戦投手:オビスポ 13試合 2勝 3敗 0S
投手リレー
広島:前田健→大島(C:石原)
ホームラン:
巨人:
広島:天谷5号2ラン、嶋9号ソロ
打線は広島先発・前田健から二塁打3本を含む7安打を放ち、再三チャンスを作ったが、2併殺5残塁と決め手を欠き、前回対決では打ち崩した前田健に8イニングを1点に抑えられ、1対4で敗れた。
Yomiuri Giants Official Web より
安打の数でいけば、決して負けるような内容ではなかった。相手がマエケンとはいえ、7安打していれば2~3点はとっていてもおかしくない。一方のトオル(オビスポ)も5回1/3を4安打であれば頑張ったほうだろう。しかし・・・・点の取られ方が良くなかった、特に嶋のホームランが余計。あの1点が重くのしかかり、攻撃にバリエーションが持たせられないだけでなく、相手投手へのプレッシャーを減らす結果となってしまった。
とはいえ、トオルは責められないなぁ、特に3回のトオルの打席はすばらしかった。ストライクはカットし(本人は完全に打ちにいってるが)、ボールに手を出さず、フルカウントまで粘ったことが、次の坂本、松本のヒットを生んだといってもいい。ピッチングのみならず、打席でも貢献する姿には「負けたくない」という気迫を感じた。
原監督が試合後にコメントしたように、今日の敗戦ポイントは7回1アウト3塁での長野の凡退と8回の亀井の走塁ミスだろう。特に永川のいないカープにとってこの回での失点は球数が増えたマエケンに最後まで託さなくてはいけないかもしれないという迷いを呼ぶ得点だっただけに、最悪でも1点、できれば2点を奪う攻撃をしなければいけなかった。
見てなかった人のために説明すると、7回先頭の野間口の代打で代打の亀井が出塁。疲れの見えたマエケンから坂本が態勢を崩されながらのレフトへの大きなフライ。いや、フライというよりもひょっとしたら入るのでは?という大飛球。誰の目にも外野の頭を超えるのは明らかな打球。結果、フェンスギリギリ、あと1mでホームランという打球に、球場内が沸いた・・・・・さぁ1点は返した、次は松本だ!
何故か亀井が2塁に・・・・・
あれ?ん?2塁にいるのは坂本だよな、ん~~~~~なんで亀井が2塁にいるんだよ!!
ってことは、点は入ってないわけ???ぎゃ~~~~!!
と、食事中だった我が家はパニックになりました。
1点返し、ノーアウト2塁で松本の打席になるはずが、ノーアウト1,2塁という場面で松本。恐らく内野の頭を越すバッティングをしたかったんだと思うが、高目をたたいた松本の打球はゴロとなりゲッツー。続くガッツにも快音は聞かれず、結果0点で終わってしまった。
仮に亀井がホームにつけなかったとしても、足の速い亀井、坂本の2人が2,3塁となっていたなら、ゲッツーはないし、色んな作戦も考えられた。悔やんでも仕方ないことだが、まさか、まさかの走塁ミスに唖然とした敗戦だった。
阪神が苦手ナゴヤドームで奇しくも巨人と同じ4-1で負けたおかげで、順位の変動はなかったのが不幸中の幸いか。(山口、越智も休められたし)