ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/23 巨人 2-5 横浜 → 大家投手がすっかり苦手になってしまった巨人打撃陣

巨人 2-5 横浜 9月23日(木) 東京ドーム

対 横浜:14勝07敗0分

勝利投手:大 家 21試合 7勝 9敗 0S

セーブ :山 口 51試合 2勝 8敗 27S

敗戦投手:ゴンザレス 23試合 5勝 12敗 0S

投手リレー

 巨人:ゴンザレス→久保→高木→MICHEAL(C:阿部)

 横浜:大家→牛田→山口(C:武山)

ホームラン:

 巨人:

 横浜:ハーパー18号2ラン、カスティーヨ19号2ラン、村田23号ソロ

セ・リーグ4連覇に向け負けられない巨人は、3連勝をかけ横浜ベイスターズとの一戦に臨む。ゴンザレスが2ランを浴びるも、2点を追う四回にラミレス、阿部、高橋由の3連打で同点とする。しかし2発の本塁打で再びリードを許すと、最後まで横浜投手陣から追加点を奪うことができず、2対5で敗戦。痛い1敗となった。

Yomiuri Giants Official Web より

ここは3連勝が絶対に必要だった。ゴンちゃんがホームランを浴びて結果的に負けてしまったが、ゴンちゃんを責めることは出来ないなぁ。本人が悔しがるようにカスティーヨへの失投は大きかったが、こういう時こそ打線が援護してあげなければいけなかった。

連夜のヒーロー坂本と松本のバットが空を切った・・・・おまけにガッツもノーヒット。1,2,3番がノーヒットでは勝てるわけがないというのを証明した内容になるも、それにしても大家を打ち崩せなかった。もちろん良い投手なのはわかってはいるけれど、原監督のコメント

「同じピッチャーに同じような形でやられています。今年の悪い意味での特徴が出てしまったと思います。まだシーズンを振り返る必要はないが、対策として考えなくてはいけない」

相性というのはあると思うが、苦手投手を作ってしまうのはやっぱりよくない。阪神だと能見を苦手としているし、秋山も苦手投手に成長しつつある。苦手な投手が来たときに工夫無くやられている印象が強いが、負けるにしても何か対策を練っているな!食い下がっているな!というのが見える試合をして欲しい。よくラミレスがノーヒットで終わった試合のコメントに「今日は相手投手が良くてやられてしまった」というのを連発するが、それを言っていいのは若手だったり、下位打線の選手が言うセリフ。やはり4番を任される以上は相手投手が良ければ良いほど、決めて欲しい。それが4番の仕事だし、それだけの報酬をいただいている理由だと思うんで・・・

さて、正直なところ今日の負けはリーチをかけられたに等しい負けだと思うが、ちょっと下記を見ていただきたい。

   巨人 中日

9/10  ○  ○

9/11  ○  ○

9/12  ○  ○

9/14  ○  ○

9/15  ○  ○

9/16  ●  ●

9/18  ●  ●

9/19  ○  ○

9/20  ●  ●

9/21  ○  ○

9/22  ○  ○

9/23  ● ●

よく「中日が付き合いが良くて」というセリフを使うが、9月10日以降中日と全く同じ勝率となっている。もう付き合いが良いどころか、愛しちゃってるくらいの感じ(笑)。これじゃあ、差が縮まるわけが無い。今日は特に阪神が勝ったわけで、今日勝っていれば1位中日と1.5ゲーム、2位阪神と1ゲームという状態になって、少し連覇の影が見えるところだった・・・(涙)8勝4敗と素晴らしい成績ではあるが、これでは追いつけない。

ちょっとヘコミそうにはなるが、中日だって残り試合負け続ける可能性も0ではないし、残り試合は2連戦が続いた後、さらにゆるい間隔になる。状態の良い投手をつぎ込めるし中継ぎも少し休める。久保は先日の悔しさを晴らそうと今日も頑張ったが、明らかに下半身に疲れが見えて粘りがなくなっている。持ち前の変化球が僅かだけれども高めに行った事でホームランを打たれてしまったと言ってもイイ(リベンジさせたかったんだろうけど今日に限っては久保のところは、横浜戦には意外と苦戦しているが、マイケルだったんじゃないかと思う)。

いよいよ先発の中から状態を見てセットアッパーに使用することも必要となってくる時が来た。西村、オビスポをあげることも検討されているようだし、ここからはコレまでの実績に関係なく、その日、その瞬間、状態が良いかどうかで登板するスクランブル体制となってくるだろう。