ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/16 巨人 2-4 広島 → グラ調整不足か?西村・金刃の好投は光ったが今季初の敗戦

巨 人 2-4 広島

対広島:0勝1敗1分

勝利投手:今村 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :サファテ 3試合 0勝 0敗 2S

敗戦投手:グライシンガー 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:グライシンガー→西村→アルバラデホ→金刃 捕手:鶴岡→加藤

広島:ジオ→今村→青木→サファテ 捕手:石原

本塁打

巨人:ラミレス3号2ラン

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ラミレスが連夜の先制弾を放ったが、先発・グライシンガーが2回までに4失点と早々に逆転され、2対4で今季初黒星を喫した。

Yomiuri Giants Official Web Site

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プレイボールの瞬間から見たかったので、CSのTBSニュースバードで観戦。いやぁ衣笠氏の解説は人柄が垣間見れていいな。広島OBなのに巨人ファンに対しての配慮も決して忘れてない(でも、カープ寄り・・・なのは仕方ないか)。

そだ、今日は地上波でもやってるんだったと、19時から地上波に変更してしばらく見ていたが・・・いやぁ初めてペナントレースで野茂さんの解説を聞きました。

が、すんません、ぼそぼそしゃべってて何言ってるのか1/3くらい聞き取れませんでした。今までに無い新しいタイプの解説だと思ってしばらく見てたけど、たまに面白い視点で解説してるんですが、余りにも広島目線すぎて巨人ファンとしては聞き苦しい点が目立つなと思っていたら、そうか、そういえばキャンプで広島の臨時コーチやってたね、と納得。ただ、これでもかと広島寄り過ぎる解説に本来なら100%広島寄りであるはずの佐々岡氏の方が巨人側に気を遣う面も・・・実況のアナもちょっと困ってましたね。何を聞いても半分くらい「別に・・・」って沢尻かっ!ってツッコミを入れたくなりました(笑)。ってか、巨人嫌いなの?>野茂さん

ってことで、CSと地上波を行ったり来たりしながらの観戦となりました

4戦目にして今季初の敗戦となってしまったわけだが、まぁ序盤にグライシンガーが試合を壊してしまい、修復することも出来ずズルズルといってしまったという内容。再三にわたりチャンメークをするも、前夜の試合と同じくココゾという場面で得点することが出来ずに流れを取り戻すことが出来なかった。膠着した状態を打破できないスタイルを露呈してしまい、今後に尾を引かなければいいなと心配になる試合だったと思う。

試合後のインタビューで、5回ノーアウト1,2塁で打席に脇谷という場面で打たせた事について問われ

送りバントという選択肢もあるんでしょうが、あそこは強攻でした。

とコメントしているのを見て、「あぁやっぱりか、、、」と個人的にはガッカリしてしまった。2点ビハインドで打席に脇谷とくればやはりセオリーはバントじゃないだろうか?4試合で打率5割という当たっている状態なので、強行で一気に逆転という気もわからなくはないが、相手側からしたら送りバントで1アウト2,3塁となってガッツ、ラミちゃんを迎える方が何倍も嫌な展開になっていたかと思う。初回、2回と徹底して送りバントでチャンスを広げようとした野村野球に比べると、どうにも攻撃のバリエーションというか幅が無いというか・・・キャンプでガッツやラミちゃんにまでバント練習をさせて1点の重みをナインに浸透させようとした原監督なのに、いざペナントが始まると去年までのイケイケドンドンなスタイルと変わっていないように(見える)姿は正直なところ不安を隠せない。

クリーンアップを含め、満遍なく安打が出ている状態で決して攻撃陣の調子は悪くないだけに、ベンチワークの工夫次第でもっと得点を得られるのではないかと思ってしまう。

今日に関してはガッツがノーヒットだったのがあと1点を取れなかった原因かもしれない。おそらく体調がかなりいいんじゃないかと推察するが、体がキレているときは打ち気にはやってしまうことが多く、いつものガッツなら考えられないようなボール球に手を出している場面が目に付いた。2000本安打に関しては「意識している」とはっきり明言しているガッツだけに、早々に達成して自分も回りも落ち着きたいと考えているのかもしれない。まぁ、自分自身のコントロール術に関しては長けている選手だけに余り心配はしていないが、明日もこうだとちょっと不安・・・・

ただ、収穫もあった。

予想外の早い段階からの西村投入で本人の準備がどうだったのかわからないが、オープン戦からの好調さをうまく発揮しており、ペナントに入っても、ひと皮むけた投球を見せてくれたのは大きい。続くアルビー(アルバラデホ)は、まだ不安定な状態だがひとまず失点なくこなしてくれたので、今後への自信にはなったろう。7、8回を投げた金刃も好調さを維持しており、去年までに比べてストレートが走っていた。西村、金刃とロングリリーフ可能な二人の投手が使えることが見えたことは今後の大きな安心材料になったと思う。今日のように先発の調子が悪い時でも彼らが万全の準備をしてくれれば、早々に見切って試合を仕切りなおすことが出来る。確か西村が故障した年、ペナントの前半だけで中継ぎで7~8勝したことがあった記憶が頭にある(確か・・・ね)が、故障さえしなければ今年も同じくらい勝てるんじゃないかと思う。

(まぁ、中継ぎに勝ち星がつくようなゲームをしちゃいけないんだけどね)

先発ローテに離脱者が出れば、西村、金刃はいつでも先発メンバーの穴埋めをすることが出来るという安心感もあるし。

さて、明日はゴンザレス。川口コーチのアドバイスで右足の蹴りを強くして、いち昨年のフォームに戻したという話もあって非常に期待している。何としても今季初の連敗だけは避けてもらいたい。