ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/20 巨人 1-3 日ハム → 元日ハムコンビが終盤に頑張った!・・・・が

巨人 1-3 日ハム

対 日ハム:0勝1敗0分

勝利投手:ケッペル 6試合 4勝 0敗 0S

セーブ :武田久 13試合 0勝 0敗 11S

敗戦投手:東 野 6試合 1勝 4敗 0S

投手リレー

巨人:東野→西村 捕手:阿部

日ハム:ケッペル→武田久 捕手:大野

本塁打

巨人:

日ハム:

NHK BS1にてTV観戦

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日本ハムとの今季初対戦は、先発・東野が3失点で踏ん張ったが、打線は日本ハム先発・ケッペルの前に7残塁と決め手を欠き、1対3で敗れた。東野は開幕戦以来勝ち星がなく、4敗目を喫した。

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日ハムから移籍してきた選手の多いジャイアンツ。今日のベンチ入りメンバーでは紺田、古城、高橋信二がそうだ。特に紺田と高橋(信)はもうついこの間まで仲間だったチームと戦うことになる。

交流戦前に高橋(信)が[日ハムメンバーについて聞かれれば、何でも答えますよ、今はジャイアンツの選手ですから」と言っていたが、日ハムにも二岡、岩舘とベテラン、若手に詳しい選手が控えている。情報戦という意味では五分か?とも思われるが・・・・

やはりここまで3連勝を導いてきたヤングジャイアンツも、パリーグ2位のチームとガチンコで戦うのは厳しかったか?東野の頑張りに期待したが、ココゾという場面で踏ん張れなかったのが痛かった。特にこれまで不調だった小谷野を目覚めさせてしまったのは痛い。明日の試合に響かなければいいが・・・・左投手なら大田の選抜出場を示唆していた原監督だったが、ケッペルということで今日はベンチスタート。同じく高橋(信)も出番は無く紺田の1番となった。まぁ、紺田にしても高橋にしても、自チームとの対戦成績はないわけで、出たからといって打てるというわけでもないし・・・・

一見捉えたように見えた打球も微妙に動く球にいいようにやられ、内野ゴロの山を築くハメになり、積極的なバッティングは悪く言えば早打ちで相手の配球をじっくり探ることも出来ず、なおかつ先発を8回まで(9回まで投げられてもおかしくない)引っ張らせることに繋がった。ま、早打ちに関してはハマって連打を生むこともあるし、それを否定する気はないけれど”今日に関しては”相手を楽にさせてしまう方に転がってしまったということか。

せめてもの救いは8回に捕まえかけたことと、9回にこれまで無失点だった武田久にひとあわふかせたことくらいか。ココのところ7回以降に集中力を発揮する巨人打線。8回に紺田、古城の元日ハムコンビが出塁し、坂本、ラミレスにつなげたが、あと一歩及ばなかった。せめて、どちらかが出て、阿部にまでつなげれば・・・・と思ったが、そうは問屋が卸さなかった。

ただ、2009年の日本シリーズでの印象が強いのか、武田久には苦手意識を感じていないのか、阿部がココに来て復活!昨年の交流戦は結果を残せなかった長野も続き、一気にムードは高まったが、矢野がゲッツー、大二郎がファウルフライで終了してしまった。

また、タラレバの話をさせてもらえれば、東野の最初の失点が2点ではなく、1点であったなら相手投手にプレッシャーをかけることになるし、味方打線も1点を返しにゆくためだけの攻撃をすることが出来た。7回3失点は先発投手としてまずまずではあるが、2失点だったことが結果的にその後の攻撃のリズムを狂わせることになってしまったのではないかと思う。

試合後の原監督は「東野は徐々に良くなっている」と評価していたが、1勝4敗は開幕を任された投手の成績ではない。監督も我々ファンも望む結果は遥か上であるので、せめて今日をキッカケに上向いてくれることを願うしかない。

それにしても、中田翔は良くなったなぁ。

オープン戦での戦跡もスゴイし、5月は月間MVPも狙えるほど打ちまくっているが、彼がバットを持つと、まるでプラスチックのオモチャのバットじゃないのか?と思えるほどバットを軽く持っているように感じる。その軽そうな仕草そのままに、ものすごいスイングスピードで振ってるもんだから、コスっただけでドームの天井に届いてしまう。今日は陽と小谷野にやられた格好になったが、中田翔に関しては明日こそ要注意だと背筋が寒くなった。

明日はウルフということなので、また高橋(信)と大田の先発はないかもしれないが、あの中田のスイングを見せられたら大田だって、黙ってはいないだろう。明日は右左に捕らわれず大田に活躍の場を与えてあげて欲しいなと思う。