ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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6/4 巨人 2-0 楽天 → 内海ナイスピッチング!打率が体重を上回ってうれしいと古城がお立ち台に!

巨人 2-0 楽天

楽天:4勝0敗0分

勝利投手:内 海 8試合 7勝 1敗 0S

セーブ :アルバラデホ 16試合 1勝 0敗 2S

敗戦投手:川 井 3試合 0勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:内海→山口→アルバラデホ 捕手:阿部

楽天:川井→青山→有銘→美馬  捕手:嶋

本塁打

巨人:坂本8号ソロ

楽天

日テレg+にて観戦

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東北楽天ゴールデンイーグルスとの交流戦の最終戦。坂本の先頭打者アーチで先制すると、ここまでハーラートップの6勝を挙げている内海が7回無失点の好投。七回に古城のタイムリーで追加点を挙げ、救援陣も完封リレーと投打がしっかりかみ合い2連勝で勝率5割復帰。今季の交流戦楽天に4戦全勝となった

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今日のお立ち台は坂本、古城、内海の3人。

坂本の先頭打者ホームランは今シーズン4本目で通算13本目。3番を任されてから湿りがちだったバットに持ち前の積極性が戻った。長打力のある1番バッターなら初回はガンガン狙ってゆくのは当たり前だと思うが、それを実践して結果を出してしまうあたりが彼の非凡なところだろう。個人的には3番で落ち着いて欲しい気がするが、今のチーム事情ではそうは行かないか。

古城のお立ち台は7回のタイムリーを打ったからだが、お立ち台で「打率が体重を越えたのがうれしい!」なんて笑いを取るあたり、さすがベテラン。この軽口が出てくるってことは、今は好調なんだろうなと思う。ノーアウトから阿部がヒット、矢野が送って、脇谷がフライアウト。2アウト2塁で古城だった状態で、次が投手の打席で谷が素振りをしていれば、普通に考えると敬遠だと考えるところ(ひょっとしたら内海続投という可能性も相手から見たらゼロではないし)。事実、キャッチャーは立たないものの、ベースの外側に構えてボール球を要求していた・・・・が、そう見せかけて、変化球でストライクを1つ取ったところで、アレレ?となってくる。カウント3ボール1ストライクから甘く入ったボールを古城が見逃さずにキッチリと打ち返した。

敬遠だと思わずに集中力を切らさなかった古城が素晴らしいのだが、あの場面はフォアボールを出すはずだったのか、勝負に行っているのか、それはベンチのサインなのか、バッテリの判断なのか、聞いてみたいところ。勝負しないと見せかけてストライクを1つ取るのは簡単だろう。3ボール1ストライクなら、打者はよほど甘い球が来ない限りは振りはしないだろうから、フルカウントには持ってゆける。そうなればバッターにも緊張が走り、ボールくさい球でも振る確立があがる。その辺の心理を狙った嶋オリジナルの配球なんじゃないかと想像するが、それにしても甘い球を投げすぎたし、古城の集中力を侮ってたと思う。次の右の谷よりも左の古城で・・・・というのもあったのか?

そして、投のヒーロー内海。ストレートを軸に新球フォークボールとチェンジアップを巧みに使用し、安定感のあるピッチングを披露。7回の攻撃で代打を出すことになり降板したが、あのまま投げていても9回まで抑えられただろうという信頼が今はある。8,9日の対ソフトバンク戦で内海vs杉内なんて投げあいが見れたらなぁ~なんて思っていたが、ローテの関係で実現はないのが残念。月が変わったら調子も落ちるか?と心配しながらスタートを見ていたが、今のところ落ちそうな気配はなく、まだしばらくはこの状態を維持してくれそうな感じ。先日の金刃が残念だが、澤村、東野、内海と開幕前に期待していた3本柱に勝ちがつき、あとは打線の復帰を待つだけというチーム状態になっているのがうれしい限り。

気になるのは藤村かな。

坂本が復調し、長野も安定感があるとなれば、間の藤村の打席が非常に大きな意味を持ってくる。バントに関しては今のところ何の問題も無いが、3安打猛打賞で周囲の期待を背負ってから思わしくない。走り打ちに関しては最近なりを潜め、しっかりとスイングしようと心がけているように見えるし、追い込まれてからしっかりと粘って球数を投げさせるところも申し分ない。ただ、余りにもセカンドゴロが多い。藤村の足があれば、ショートゴロ、サードゴロを打った時点で守備にはプレッシャーがかかるし、鋭い打球を打てるタイプではないので、ボテボテでセーフになる可能性は高い。「ボテボテを左方向に狙ったら走り打ちになるやん!」とツッコミも出そうだが、私自身は走り打ちはそれほど悪いこととは思っていないので、自身が打率ではなく、出塁率を上げるために何が最善策なのかをもう少し考えて打席に立って欲しいというのは、まだ無理か?

明日からは連続無失点タイ記録と守備力の高い日ハムとの戦い。打線が本調子ではないだけに、かなり厳しい戦いになると思うが、とにかく今はチャンスが来るまで粘って欲しいと投手陣の方にお願いしたい。