巨人 1-4 楽天
対 楽天：3勝0敗0分
勝利投手：東 野 ８試合 ２勝 ５敗 ０S
セーブ ：ロメロ 18試合 ０勝 ２敗 11S
敗戦投手：塩 見 ５試合 １勝 ２敗 ０S
投手リレー
巨人：東野→久保→アルバラデホ→ロメロ 捕手：阿部
楽天：塩見→美馬→有銘→サンチェス→小山 捕手：嶋
巨人：ラミレス９号ソロ
楽天：
日テレｇ＋にて観戦
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本拠地東京ドームに東北楽天ゴールデンイーグルスを迎えた３回戦。一回に先制を許すもその裏、ラミレスのタイムリーヒットですぐさま同点に追いつく。さらに両チーム無得点で迎えた六回に、ラミレスのソロホームランで勝ち越しに成功。その後も長野の適時打などで追加点を奪い、先発の東野が開幕戦以来の２勝目を挙げた
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楽天の塩見はいい投手だ。星野監督が厳しく接しているのも、期待してのことだと思うし、来年以降の岩隈なき後、マー君、永井と共に楽天のローテを背負って立つ投手になるのは間違いないだろう（くれぐれもケガには気をつけて）。
ただ、巨人打線にとって、先日の涌井に比べれば塩見にはまだまだ付け入る隙があったということ。今日は１～６番までに安打が出て、4番のラミレスがチームに勢いをつけてくれた。クリーンアップが仕事をしてくれれば勝つのが野球であるならば、今日、勝負を分けたのは山崎に猛打賞を与えたものの、草野、松井稼を抑えたことが点差に現れたと思う。
スタメンでヒットがなかったのは、大田、古城（でも、出塁はあったし3点目もとったし）だけ、それもバラバラにではなく、何となく繋がった形だったのがヨカッタ。あとは個人的に大好きな矢野の2安打はヨカッタ！彼が打席に立てば球場全体（特に東京ドーム）が盛り上がる。相手にとっては余り気分が良いものでは無いだけに、一気にチャンスメークをすることが出来るのが大きい。勝負強さから今は6番になっているが、実は8番とかにいると嫌なバッターだと思う。ノーアウトで8番の矢野が出れば、坂本をはじめ上位打線に確実に回す事が出来て、大量得点のチャンスになる。
ま、ヨシノブやガッツが帰ってくれば、6番にいることはなくなると思うので、そこからが彼の本骨頂だと期待している。
大田は・・・・・前日に原監督直々の個別指導まで受けていながら、今日もちょっと結果が出なかった。ラミちゃんのようにとは言わないけれど、相手のリードや捕手の配球の傾向を読んで、打てる球を絞ってゆくような打ち方も意識しないと、単に来た球に反応しようとするだけでは、難しいんじゃないかな。
あとは、松本。
先日、残念な投球をしてしまった高木、なかなか結果を出せなかった大二郎の代わりに星野と松っちゃんが上がってきた。松本は今年、2軍でも2割0分7厘と成績は振るわないが、恐らく”お試し”の意味的な感じで、上げてきたのではないかと思う。某巨大掲示板では”原監督は松っちゃんが嫌い”なんて叩かれ方をしているが、巨人の将来を考えた時、彼のような存在が目茶苦茶必要になるのはあきらか。鈴木もベテランの域に入り、後継者を探すことも意識しなければいけない時期に入ってきたし、守備範囲が広く、単打も狙える左打者はキーマンとして大事な戦力。早く調子をあげて、去年序盤のような快進撃を見せてくれることを期待してます。
東野も2勝目をあげて、正直なところホッとしていると思う。
今日の出来は本人も監督も言う通り、本調子ではなかったと思う。ぶっちゃけ、楽天打線に助けてもらった部分も多分にあったし、課題のツーアウトからのピンチというのは解決できていなかった。それでも、悪いなりにその日の良いところを生かして、粘り強く・・・という姿勢は見れたし、インニング中の白い歯も今日はほとんど見れなかった。久々に勝ち星をあげたことで、これで彼自身の流れも変わってくるだろう。今日は6イニングに終わってしまったが、内海の完封、澤村の完投に触発されているのは間違いないと思うので、次回はさらにイニングを伸ばすことを意識したピッチングで我々ファンを安心させてほしい。
