巨人 2-1 西武
対 西武:2勝1敗0分
勝利投手:内 海 10試合 9勝 1敗 0S
敗戦投手:涌 井 9試合 4勝 4敗 0S
投手リレー
巨人:内海 捕手:阿部
西武:涌井→松永→平野→江草 捕手:銀仁朗
巨人:長野7号ソロ
西武:
日テレG+にて観戦
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交流戦の最終カードとなった埼玉西武ライオンズとの2連戦の初戦は、五回に長野のソロ本塁打などで2点を先制する展開となった。一方、先発の内海は9回を投げ切り、1失点で完投勝利。接戦を制した巨人が連敗を3で止めた
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今日はもう”内海劇場”それだけ!以上!
ってわけにはゆかないか。
お立ち台で”今年は20勝という言葉は封印します”と言っていた内海。
去年はあえて目標を口にすることで、自分を追い込んでいたが、結果的にプレッシャーに負けてしまい、納得の行かないシーズンとなった反省からか、今年はあえて数字を目標にせず”柱”になるということを口癖にしていた。
勝ち星を目標にしてしまえば、勝利が見えそうなところで堅くなってしまう。それで去年は回の途中で炎上するという場面が多かったが、今年の目標の”柱”は数字ではない。恐らく、勝ち負けに関係なく投手の柱とはこういう姿なんだと、投げる姿を見せることが目的になっているんじゃないかと思う。だからこそ、勝利を意識するような場面でも、柱としての姿を見せることに専念(結果、負けることがあったとしても)している結果が今の状態につながっている。
例え負け試合でもみっともない試合はしない!
そんな強い意志を感じるピッチングだった。
前回のオリックス戦で調子が上がらない中で勝利投手になった時、そろそろ息切れするか?と心配になったが、今日の内容を見る限りまだまだこの状態はしばらく続きそうな気がした。
と、褒めちぎったが
本当の試練はこれから。夏場の苦しい時期、そして9月から10月にかけての6連戦、9連戦の時に今と同じピッチングが出来るかどうか、そこが柱としての真価が問われる時だと思う。
でも、中島、中村、フェルナンデスと右の強打者が揃う西武打線を3安打に抑えた今日の実績はきっと大きな自信になったことだろう。
そして、脇谷。
最後のプレーはお見事だった!今日のファインプレーは私の中では「あの落球事件」を払拭するに値するプレーだ。これをきっかけにして、状態が上向きになってくれればイイ。それが結果的に藤村と脇谷両者のレベルアップに繋がるはず。ガッツが未だノーヒットなのは大きな問題だけれども、ボールは見えているようだし、あとは気持ちと体が繋がるためのワンピースが揃うのを待つだけだと信じている。
明日は澤村vs牧田か?
今季、ピッチング内容が良いにもかかわらず、2勝どまりの新人2人。
いろんな意味で見ごたえのある試合になるだろう。
今日の内海のエース対決もワクワクしたが、明日の新人対決も本当に楽しみだ。
内海が勝ってもその前後で連敗している悲しい状況だけど、今日の内海の集中力、脇谷のプレー、長野の配球を読んだホームランがトリガーとなって、調子が上向いてくれると信じてる。
追伸
ラミちゃん、2回の浅村の打球処理はまずかったねぇ。あそこで点を取られていたら、その後の流れは全く違うものになっていたと思う。汚名挽回しようと気合をいれたが、空回りしてゲッツーと、今日は反省が多かったと思う。でも、その借りをキッチリ返すのが4番のお仕事。明日は目の覚めるようなバッティングを見せてくれると期待してます。