ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/20 巨人 2-1 中日 → 勝ってた試合だったから、引き分けに終わらず勝ちで終わってよかった

巨人 2-1 中日

対 中日:5勝4敗0分

勝利投手:東 野 18試合 3勝 8敗 2S

敗戦投手:河 原 23試合 1勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:ゴンザレス→山口→久保→東野 捕手:阿部

中日:チェン→浅尾→河原→岩瀬  捕手:小山→小田

本塁打

巨人:

中日:

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前半戦、最後の試合となった中日ドラゴンズとの新潟シリーズ2戦目。巨人・ゴンザレス、中日・チェンの投手戦になるも、七回、大村の適時打で先制する。この1点を守りきりたいところであったが、九回二死から投入した山口が和田に適時打を浴び同点に。しかし十回、阿部が殊勲のサヨナラ打を放ち、前半戦を勝利で締めくくった

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昨日も書いたけど、フィールズ、藤村と下位打線にポツリ、ポツリとだが毎試合安打が出ている(今日はサブローが2安打だったし)。下位打線が出塁することで、上位打線が楽になり、繋がるという状況に近づきつつ・・・・ある。クリーンアップだけが仕事してもビッグイニングにはならないわけで、やっぱり下位打線が繋いでいってくれると相手も嫌だし、上位打線の志気も上がる。昨日、今日の戦い方はきっと後半戦に良い影響をもたらしてくれると思うので、これを続けて後半戦に爆発してほしい!

プロ野球ニュースでは、5回のフィールズのバントだったり、7回のゴンちゃんのヒッティング、9回和田の場面でピッチャーを代えないといったあたりに???が出ているようだけど、ん~~~その辺は難しいところじゃないだろか。

5回のフィールズのバントは・・・・まぁヒッティングよりはバント方が確率的には、よりスコアリングポジションにランナーを送れると踏んでのことだろうし、7回2アウト2,3塁でゴンちゃんに代打を出さなかったのは、球数がまだ100球いってなかったし、今日の中日打線と相性が良かったし、あのペースなら完封もあるのでは?という事でのヒッティングだったと思う(ゴンちゃん、バッティングイイしね)。だったらなんで9回2アウト2塁のところで代えるんだ?という意見もあったけど、スコアリングポジションまで来ちゃったらもう完封がどうとかいうよりも、より勝つ確率の高い方法論を取らざるをえんだろうということなんでしょう。その前のイニング間に川口コーチと結構長めに話をしていたようだけど、ひょっとしたら2塁にまで到達されたら交代するよ、くらいの話をしてたんじゃないかと思う。んで、だったら和田の場面では山口ではなく、久保じゃないか?と批判されてたけど、正直なところ、それこそ確率論で行けばどちらでも同じだったのではないかと・・・・内容的には打ち取っていたわけで、内野安打になってしまった不運を嘆くしかないかと。

むしろ個人的には、坂本が深い位置で取って、セカンドへ投げたけど、アレは坂本の肩ならファーストだったら間に合ってたんじゃないのかな?と思った。和田は打った後、体制を崩していたし、俊足ではないし、一塁側からのカメラで見る限りはファーストだったらセカンド以上にギリギリむしろ少し間に合ってたくらいのタイミングだったと思う(ま、坂本が暴投しなけりゃの前提だけど)。捕球体勢が崩れてたし、あの体の角度だとファーストランナーの状況はわかりづらかったので、セカンドに投げたと思うけど、TVで見て「いやぁ~~~おしかったなぁ」と思わずうなってしまった場面だった。

もひとつ言うなら、5,7,9回ではなく3回の1アウト1塁(ランナー藤村)の場面。ゴンちゃんが一発で犠打を決めて、2アウト2塁というチャンスを作ったところだけど、序盤だったし、あそこで一か八か藤村を盗塁させてからゴンちゃんに送りバントをさせるという作戦は考えなかったのか気になった。仮に盗塁が失敗して2アウトランナー無しになってしまったとしても、次の回は1番の坂本から迎えることが出来るし、盗塁成功、送りバント成功となれば2アウト3塁で坂本を迎えることになる。2アウトといえどランナー3塁で坂本となれば、第1打席でヒットを打っているし、ワイルドピッチが許されないということで、配球も球種も絞りやすくなるんで、チャンスは広がったんじゃないかと・・・・

いずれも結果論なんで、正解は無いわけだけど、私はそう感じたということで、やっぱり野球は奥が深いな

で、原監督ぅ~~結局、大田は使ってくれなかったわけね。今日の昼間はファームのゲームを見てたけど、1軍で使うつもり無いならまだファームのゲームに出ていたほうが、よっぽど練習になったと思う。昨日心配した寺内はしぶといヒットを打ってくれたけど、大田はゴンちゃんの代わりにネクストバッターサークルにただ居ただけだった・・・ガッツの代わりに先発で出して、ココぞというところでガッツの代打で交代、みたいな選択肢もあったと思うけど・・・

なんにしても9連戦を勝ち越しで終われてよかった。ヤクルト、中日に勝ち越して前半戦を終われるとは思わなかったので、正直なところホッとしてる。後半戦は投手の軸が内海、澤村、西村、ゴンザレスの安定した4本に加えて、残りふた枠がチャレンジ枠ということになるだろう。個人的には東野に戻ってきてもらいたい(下でマイケルが好調だし)が、グライシンガーが再度気持ちを立て直し、あとはファームのイキのいいのを週代わりで使っても面白いと思う。となるとやはり打線だな、フィールズ、サブローをこのまま使い続けるのもアリかもしれないが、個人的には上記二人のうちのひと枠をチャレンジ枠で大田、寺内、中井、大二郎、隠善、加冶前、山本といったフレッシュな選手を使ってゆくくらいのやりくりを期待したい。彼ら若手の中から1人でもチャンスに結果を出す選手が出てくれば、それが他の選手の刺激にもなると思う。助っ人に頼るのも悪くないが、自前の若手の中から助っ人に相当する選手を作り出すことも後半、そして来季に向けても必要な戦略じゃなかろうか。

そういう意味では明日のフレッシュオールスターが楽しみだ。巨人からは川相監督がコーチで、投手は小山、内野手に山本、外野手に橋本が出場する。すでに山本は8番ファーストで出場することが決まっているので、目立った活躍をしてキッカケを掴み、巨人の今季の育成の星として後半戦のキーマンになってくれるとうれしいけど・・・・

後半戦は東京ドームで横浜3連戦からスタートし、福島をワンクッションはさみつつ、神宮でヤクルト、さらに阪神と東京ドームで3連戦と割と楽な日程となる。8月5日のマツダスタジアムまでは自宅に帰れる連戦なので、ここで体調を整えながら良スタートを切ってくれること期待して、前半を締めたいと思う。