ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/28 巨人 9-2 横浜 → ツッコミどころ満載のゲームだったが、見所もいっぱいあった

巨人 9-2 横浜

対 横浜:5勝4敗0分

勝利投手:トーレス 4試合 1勝 1敗 0S

敗戦投手:リーチ 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:トーレス→高木→ロメロ→山口→金刃 捕手:實松→阿部

横浜:リーチ→真田→大原慎→藤江→篠原→ハミルトン  捕手:新沼

本塁打

巨人:

横浜:下園2号ソロ

日テレG+ にて観戦

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カード勝ち越しをかけた横浜ベイスターズとの9回戦。2点のリードを許す苦しい展開となったが、五回に相手のミスに乗じて4点を奪い逆転すると、八回にも3者連続のタイムリーヒットで一挙5点を奪う猛攻を見せて完勝した。投げては、先発のトーレスが5イニングを2失点に抑え来日初勝利を挙げると、リリーフ陣も高木、ロメロ、山口、金刃の4投手が相手に1本のヒットも許さない無失点リレーで試合を締めた

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日は変なテンションです、支離滅裂になっちゃうかもしれないので、その辺を汲み取りながら読んでくださいませ。

いやいや、どちらのチームもツッコミどころが満載で、冗談抜きで私の観戦メモには「バラエティかよ!」というツッコミ文句がところどころに埋まってます(笑)

結果的に勝ったから笑っていられるが、これで負けてたらそれこそ、愚痴のオンパレードになってるところだった・・・・(汗)

まず、何と言っても横浜の先発「リーチ」

怒らないで聞いてくださいね、私のメモには

「この身長、手足の長さでリーチって!!!そのままやんけ!!」

と外見にまずはツッコミ・・・(汗)いや、しかしストレートとカーブ、チェンジアップのコンビネーションは笑えない投球でした。試合後に尾花監督も「あとはスタミナだね」とコメントしてましたが、確かにピンチでもクレバーに投げれる落ち着きが、バージョンアップして、スタミナがついたら結構手強い投手になるなという感じ。事実、途中までは完全に抑えられてたし・・・・

で、巨人のスタメンにも「實松かよ!」とツッコミ・・・・ま、ファームで一緒だったトーレスとセットで使うことで、トーレスの緊張をほぐしたり、良いところを引き出すリードを期待したり・・・ということだったらしいが、それならせめて昨夜に猛打賞の阿部はファーストで起用してもいいだろ!?とさらにツッコミを入れた・・・が、先発を左のリーチと読んでのことだろうが、これまた見事なまで右を並べたなと、おまけのツッコミ。

ガッツは調子も落ちてるし、スタメン落ちは納得できても、阿部と亀井は決して左を苦手とはしていないんで、何とか先発で使って欲しかった・・・・ま、亀井の件はまた後で。

4回ノーアウト1,2塁のチャンス。昨夜はノーアウト2塁で進塁打を決めたフィールズに今日は送りバントのサイン。進塁打でも良かった気もするが、昨日と違って1塁が空いてないので最悪ゲッツーの危険もあるからということでの送りバントだと思うが、これを2度失敗し、結局は見逃しの三振。「おぃおぃせめてバットに当てろよ!」とツッコミを入れてたら、あれよあれよで、三者連続見逃し三振という、今日負けてたらあきらかに敗因となりそうな局面を迎えてしまった。

でもま、1点差ならまだきっとチャンスは来るから・・・と思ってたら、新沼にヒット。今日先制のホームランを打たれている下園に嫌な予感を感じながら、何とか三振でアウトひとつと思ってたら今日2度目のボーク・・・・さらに嫌な予感が走ったら案の上、タイムリーを打たれて0-2。

おぃおぃ1点取るのもヒーコラ言ってるのに逆転には3点が必要って、どれだけ遠いねん!とさらにツッコミ

裏の攻撃でトーレスの代打に亀井。

さっき谷を用意してたやん!今さらになって左の亀井かい!いくら誕生日だからって・・・ってか、誕生日ならせめて先発で使ってやれよぉ~~~~とツッコミ。

したら、坂本の四球、原監督がラッキーボーイという寺内が綺麗な右打ちでチャンスを広げれば、今度はリーチがボーク。「何や、そっちもかい!!!」とツッコミを入れれば、ラミちゃんが綺麗に2点タイムリーで同点に。ただね、ラミちゃん、ホームランと勘違いしたか、打った後に打球の行方を見ながらのテレンコ走り・・・・もうちょっとちゃんと走ってれば、ツーベースやったやないか!いいかげん言うのも面倒くさくなってきたツッコミ。まぁいいや、相手のミスのおかげで何とか振り出しに戻せたと安心していたら、さっきチャンスをつぶしたフィールズの打席で、バッテリエラーで三振のお礼にと利息つけて2点をくれた。おまけに振り逃げって・・・とツッコミを忘れて、ただただ呆然としてしまった・・・。

最後は9回に5点入れて終わってみれば9-2という久しぶりの大量得点での勝利だった。珍プレーだらけの試合だったが、昨日のゲームで見せた内容を継続し、1点に拘る野球をしている部分も見れて、単なる大味なゲーム以上の収穫もあったと思う。

まずは何といっても6つの四死球を奪った粘りは良かった。早打ちする場面もあったが、藤村、ヨシノブの打席での粘りはすばらしい。ヨシノブの9球粘って打ったヒットは投手に単なる被安打1以上のダメージを与えることが出来る。ファールで粘るうちにタイミングもあってくるし、次打者も予習が出来る。こういう粘りがこれからも欲しいし、せめてこういう意識を皆が持って打席に立ってくれると期待が持てる。

6回に實松が内野安打で出塁した後の亀井のセーフティ。本来なら次が坂本なので、普通に送りバントでも良かったのだが、自分も生きようというバントで、しかも絶妙の場所に転がすことが出来た。これは非常に大きな1打となるし、今後に繋がると思う。これを見れば、今後、同じ場面で亀井がバントの構えを見せなかったとしても、セーフティを警戒した守備陣形なり配球をしなければいけないなど、余計な気を使うことになる。さらにノーアウト1,2塁の場面で、4回は三者三振だったが坂本はキッチリと送ることに成功し、1アウト2,3塁という場面を演出できた。結果的には阿部のレフトフライに藤村のタッチアップがホームで刺され無得点に終わってしまうが、こういう流れも前半にはなかなか作れなかった展開で、前々夜の反省からの昨日の勝利、そして今日へと徐々に1点を取るための展開作りが出来つつあるように思う。

懸念の長野が4安打と当たり、坂本に安打は無かったものの、四球、死球、犠打と1番バッターとしての役割はこなせていたのも悪くない。

大量得点で終わったゲームだが、相手を打ち崩したというより、ミスで自滅してくれて、風向きが変わったところで最後に、その流れに乗っかって連打したようなものなので、これで打線が復活したと考える人はいないだろう。ただ、ラミちゃんの走りを見ていると(4回のテレンコは置いといて)足の怪我はもう大丈夫そうなので、明日以降のバッティングに期待が持てそうなのと、長野が5打席全てをセンターから右方向へ繋ぐ意識で4安打と「らしさ」が出たこと。ヨシノブが安打は1本だが四球を2つ選び、3度の出塁をするというしぶとさを見せたあたりに、明日への希望を感じた。

藤村も出塁さえすれば、盗塁を決め、果敢にタッチアップをする(アウトだったけど藤村の足じゃなきゃ、あの当りでタッチアップをしようとは思わない)など目立つ活躍ができるので、ヒットもいいが四球でも出塁するくらいのしつこさをもっと磨いてくれれば、バッティングは後からついてくると思うし、相手へのプレッシャーにもなるだろう。

明日以降、首位ヤクルトとの3連戦で、久保を休ませられたのも大きいし、大量得点以上に選手の意識が1点に向いていることが確認できたということが何よりもうれしかった。

最後に、ファームで結果を出しているにも関わらず・・・チームの打線がドン底にあるにも関わらず・・・7月17日に登録されて以降11日の間に1打席しかチャンスがもらえなかった大田。これじゃ、下でドンだけ打ってもチャンスもらえないのかよ!と私だったら腐っちゃうところだが、ぐっと堪えてまた下で大暴れして欲しい。近いうちにまたG球場に足を運んで応援するから。

入れたツッコミにさらにコメントでツッコミ返しされそうで怖いですけど、皆さん、お手柔らかに・・・・