巨人 2-4 ヤクルト
対 ヤクルト：6勝11敗4分
勝利投手：村 中 ９試合 ３勝 ４敗 ０S
敗戦投手：澤 村 21試合 ６勝 11敗 ０S
投手リレー
巨人：澤村→高木→野間口 捕手：阿部
ヤクルト：村中 捕手：川本→相川
巨人：ラミレス15号２ラン
ヤクルト：
フジテレビONE にて観戦
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２ゲーム差で迎えた首位・東京ヤクルトスワローズとの首位攻防戦の初戦。二回にラミレスの２ランで先制するも、先発の澤村がリードを守りきれず、五回に試合をひっくり返される。何とか反撃したいところだったが、頼みの打線は中盤以降、完全に沈黙。逆転負けを喫した
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今日は村中にまったく手が出ず、あっけなく敗戦・・・・以上
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じゃあレポートにならないな、ちょっと気が重いけど、つらつら書いてゆくか。
まず、連勝の勢いをそのままというつもりかもしれないが、左の村中に対しても亀井、ヨシノブをいじることなく、８番以外オーダーを代えなかった原監督を評価。
少なくとも１～５番までは日替わりではなく、今の状態のまま試合に挑むという姿勢は悪くないと思う。
が、、、、、、、
ラミちゃんの２ランで先制したものの、試合全体を通して言えば完封負けをくらったに近いくらい、完全に村中に封じ込められた。
初回、４試合連続で藤村が四球を選び、こうなると４試合連続で長野のタイムリーか！？と期待がかかるが、いかんせんその前の亀井の犠打がひどすぎた・・・・実は得点圏打率３位の長野（シーズン後には１位になっていると予想）。何とか藤村を２塁に置いた状態で打席に立たせてあげたかった。
ここまでの３試合のパターンが実行できなかったことで嫌な予感が走ったが、その不安をラミちゃんが払拭してくれた。立ち上がりに不安のある澤村が２イニングは完璧に抑えて良い立ち上がりをしただけに、これはこのまま逃げ切れるか！？と思ったファンも多いのでは？（もちろん私もその一人）
３１日までのヤクルトを見てると、陸上で言うなら背中で息をしている状態、スト２でいうならピヨってるに近い状態だった・・・（ように見えた）が、昨日、何とか広島に逃げ切り勝ちをし、少し回復したか、今日のヤクルトはとてもピヨっているようには見えず、強いときのヤクルトに近い（バレンティンは復調してないけど）状態に感じた。出塁すれば、キッチリ送って大振りせずにしっかりと振りぬく打撃をする、いやらしい野球を・・・。
四球に守備のミスが絡めば失点に繋がる・・・・そこから澤村はリズムを乱し、最終的に逆転されてしまう。１年目とはいえ即戦力として期待され、エースを目指すのであればこういう流れのときこそ、しっかりと抑えてチームに勢いをもたらして欲しかった。原監督は「澤村には荷が重かったかな」なんてのんきなことを言っているが、当の本人はそんなこと微塵も思ってないだろう。今夜はこれまでの敗戦以上に悔しくて眠れないのではないだろうか？
ただ、首位が見えてきた３連戦の初戦。巨人としては何としても勝って、ヤクルトにプレッシャーをかけなければいけない立場だった。これで明日勝てなければ背中が遠のいてしまうというプレッシャーを逆に巨人ナインが感じることになってしまう。
試合前の時点でヤクルトとの残り試合は４ゲーム。全て勝てれば勝敗は５分で終えられただけに、今日の敗戦で対ヤクルトの負け越しは決定してしまうし、相当残念な気持ちで今これを書いている。
それにしても、村中は良かった。初回、２回以外は全くといっていいほど隙が無い。あれだと変化球が抜けてくるのをひたすら待つか、ファーストストライクの球種、コースにヤマを張って思いっきりギャンブルスイングをするくらいしか、活路が見出せないだろう。ただ、首位を狙おうかというチームであれば、もっと気迫ある打席で気持ちの上でも村中にプレッシャーをかけて欲しい。藤村も２三振しているようでは一番打者としては頼りない。以前、エースクラスの投手であっても粘りある打席を身につけて欲しいと書いたが、残念ながらその域にはまだ遠かったようだ。ただ、目指すべき自分の野球は見えていると思う、試合後も２三振には反省をしているようだし、これからは自分（やベンチ）と戦うのではなく、相手と戦う姿勢でセーフティも試みるとか、相手投手が良い時に崩すための先鋒として成長してくれると期待したい。
でもま、いくらなんでも同じ投手にやられすぎ。このままじゃＣＳのような短期決戦になれば余計に勝てる気がしない。もう少し打撃コーチは悲壮感を持って左腕対策を考えてもらわないと。
（しっかし神宮とフジテレビＣＳ放送の時は勝てないなぁ～～～涙）
まぁ横浜戦のレポートを書いているときに、３ゲーム差くらいで神宮に乗り込めれば・・・と書いた手前、今日の敗戦で３ゲームに離されたとしても悲観することは無い。明日にプレッシャーがかかるのは当然だが、それをはねのけて東野が前回のような魂のピッチングをしてくれることを願っている。
最後にちょっと話はそれるけど、首位を走っているからというわけではないが、ここのところヤクルトの試合も録画して見るようにしているんだが、なんだろ？この観客動員の少なさは・・・・前夜は雨、今日は強風ということを差し引いても、とても単独で首位を走っているチームの球場とは思えない。
以前このことで飲んでるときにヤクルトファンから「おまえは巨人ファンだからわからないんだよ！」と理由を言われることなく罵倒されたことがあるが、いやいや、私には全くわかりません。今年は残念ながら神宮にゆくチャンスはまだ無いですが、去年、いや野村ヤクルトが優勝の時は巨人戦以外の３塁側のチケットを取るのだって、そこそこ大変だった気がする。週末の首位攻防戦、相手は巨人となれば悪天候でも、もっと入っていて良さそうなもんだが・・・・（ま、確かに巨大掲示板のヤクルトスレッドでは、首位チームとは思えない発言が多くてびっくりはしたが）。またこういう事を書くと、非難を浴びそうだが、他球団も含めてこれだけ混戦のセリーグ。野球ファンとしてはたまらない日が続いていると思うんで、少なくとも首位を走っているチームなら、こっちが圧倒されるくらいの大応援でお互いにやりあいたい・・・と思ってます。
ってことで、明日は神宮に行ってきます（中止かもしれんけど）
そうそう、今日はＣＳで「アジアＡＡＡ選手権」の決勝、日本vs韓国と「リトルリーグ・ワールドシリーズ」の決勝、浜松南vs米カリフォルニア州代表を見てた。まず、ＡＡＡ選手権は３大会ぶり４回目の優勝をしました。とにかく相手の韓国の選手がみんなデカくて、「ほんとに１８歳以下か？」と疑いたくなるほどの体格だったが、夏の甲子園の優勝投手、日大三の吉永が１３奪三振の素晴らしい内容でスカっとさせてくれた。
リトルリーグの方は１－２のサヨナラ負けで世界一を逃してしまったが、各世代での日本の野球のレベルの高さを見ることが出来て面白かった（Ｇ＋ではジャイアンツカップもやってたし）。
なでしこの活躍、ワールドカップ予選（最後はドキドキしたよ！勝ってよかった！）、世界陸上と野球以外も盛り上がってて、巷で野球の話をしても「そういやセリーグは混戦なんだってね、ふ～ん」くらいしか相手にされずに、ちょっぴり寂しい限りだけど、長いシーズンの中で、この１～２週間くらいは、特に野球から目が話せない時期だと思うので、行ける人は球場に足を運んで、野球を見ましょう！！！！
って、オレはＮＰＢの回し者か？（笑）
