ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/3 巨人 7-10 ヤクルト → 疲れた・・・寒い・・・9月2連敗スタートかぁ!

巨人 7-10 ヤクルト

対 ヤクルト:6勝12敗4分

勝利投手:由 規 15試合 7勝 6敗 0S

敗戦投手:東 野 24試合 6勝 9敗 2S

投手リレー

巨人:東野→星野→越智→アルバラデホ→高木 捕手:阿部→高橋信→阿部

ヤクルト:由規→バーネット→松岡→久古→林昌勇 捕手:相川

本塁打

巨人:長野14号ソロ

ヤクルト:川端2号2ラン、武内1号ソロ

神宮→フジテレビONE(録画) にて観戦

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東京ヤクルトスワローズとの第22回戦は、6点を奪われていたジャイアンツが五回に亀井と古城のタイムリーで2点を、八回には長野の14号ソロなどで4得点したが、終盤にさらに4失点し、追いつくことができないまま九回へ。ラミレスのタイムリ二塁打で反撃を試み粘ったが、連敗となった

Yomiuri Giants Official Web Site

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ほうほうの体で神宮から帰り、録画したゲームを見直し(負け試合の時はこれがツライ)、やっとこさパソコンに向かう・・・・

ツッコミどころ満載のゲームだったけど、いちいちツッコんでたら3日分くらいの量のレポートになりそうなんで、気になったところだけ

ノーガードの打ち合いなら本来、十八番のはずが結局追いつくことなくゲームセット。雨で中断もあったことで、我々もそうだが選手も相当疲れたんじゃなかろうか。せめてもの救いは自宅に帰れることと、明日もナイターということくらいか。

言わずもがな、今日の敗因をあげるなら東野。

昨日、魂のピッチングをお願いしたはずだが、大事なゲームだと意識してリキんでしまい、変化球がすっぽ抜けまくるという東野の悪いところが前面に出たゲームで、序盤から壊してしまった・・・・3塁側スタンドからは表情は読み取れなかったが、TVで見直して見れば相変わらずのヘラヘラ笑い。澤村の仏頂面もまぁ気にはなるが、東野のカラ元気なヘラヘラしたニヤケ顔は正直なところ見ていて見苦しい。エースを目指すのであれば、打たれても、四球を出しても、グッと唇を堪え、相手を見据える厳しい表情がほしいところ。その辺が精神的なモロさが解消できない原因の一旦なんではなかろうか。初回、2回とも四球がきっかけの失点になっているし、相性が悪いバッターが相手であれば、尚のことストライク先行で攻めてゆかないと・・・・(それで打たれたんならしょうがない)。

序盤は初戦を落とした影響が投打共にモロにでてしまったかのような展開。由規はいい投手だが、ここまで1勝2敗で決して苦手にしているわけではない。立ち上がりに難のある由規が綺麗に立ち上がったことで、逆に後半捕まえられるんじゃないかと思ったし。

(TV見返したら高木豊氏もそんなようなこと言ってたね)

事実5回以降は五分以上に渡り合ってたし・・・それは高橋信が見事なキャッチングで5,6回を締めたからだと思う。

ただ、何故、ここでキャッチャーを代えたのかはなぞ。元気の無いヨシノブを下げて信二を出したところまではOKだが、キャッチャーを代えたのは???原監督は有事に備えてというが、端から見ていると試合をあきらめたのか?と一瞬思ってしまった。その割には阿部は1塁でそのまま使っているし、正直なところ真意が不明。あえて言うなら、實松に代えても良かったが、それでは攻撃力が落ちてしまうから・・・ということなのか?ヨシノブは今日はライトに入っていたから、それなら谷に代えて阿部はキャッチャーのままでも良かった気がするが・・・・ヤクルト戦といえば伝説のキムタクがキャッチャーで引き分けた試合を思い出すが、もともとキャッチャーの信二とはいえ、目先を変える事で、あの時の再現をと縁起を担いだのか?

何はともあれ、予想外のナイスキャッチャーだった。

5回の時点で2-6。今季のゲームでは中盤の3点差以上は、かなりの確率で負けゲームになってしまうが、今日のような展開では試合が壊れて打ち合いになることも無いわけじゃないと、その1点に望みをかけて、帰ってしまいそうになる自分を奮い立たせた。

しっかし、原監督はライアルのどこが気に入って、代打に起用したのだろうか?まさかマグレのホームランを期待してというわけではないだろうが、我々にはわからない良いところがあるんだろう(あるんだよね?)。続く藤村、亀井にタイムリーが出たからまだよかったが、この回もしも0点だったら完全に終わってた。

半分心が折れかけていたが、優勝を狙おうってんなら、ヤクルト張りの粘りを見せて追いつかなきゃ話にならん!ってことでやってきた7回のチャンス。

代打に谷をチラつかせながらの橋本は、まぁわかる。ノーアウト1,2塁だったので送らせて何とか2点をまず返そうと・・・2点差になれば8,9回にもう一度ヤマがくるので、そこで谷を投入という計算だったと思う。

だったら、橋本はキッチリ決めないといけないし、藤村は三振ではいかん。

今日のヨシノリは首を振ったらほとんどスライダー、それを予想しないとなぁ。2安打の藤村を責めるのはかわいそうだが、2安打の勢いを持って強気にいかないといけなかった。

8,9回に粘りを見せて、大差での負けだけは避けたわけだが、もうひとつ納得いかないのはアルビーと高木の登板。アルビーを出したのは、半分負けゲームだとあきらめてのことだと思うが、あそこは連投で昨日失点してしまったけれど、野間口を出して欲しかったし、中断で延長は100%無いわけだから、何としても追いつくんだ!という気合を示すのであればグッさん、久保を投入するくらいの継投(二人とも休みがあったしね)をやって、首位を相手に絶対にあきらめないという姿を見せて欲しかった。

(反対する人もいるだろうけど、ヤクルトとのゲームはあと3試合だし、このまま負けるのは余りにも悔しすぎる)

結果的に7,8回の失点が響いてしまったわけで、結果論だと言われそうだけど、強気の継投をすることで打者陣ももっと気合が入ったんじゃないかと思うんだがなぁ。

かなりショックのデカイ負けではあったが、収穫が無かったわけでもない。

川口コーチに言われ、8分の力でストレートを投げるよう修正された越智のストレートが良くなっていたし、信二のキャッチャーが使えることもわかった。これまでやられ続けたバーネットと林昌勇から(どちらも今は好調では無いとはいえ)得点をすることも出来たし、ヨシノブ以外にはヒットが出た(さらに長野以外はマルチ安打)。相手にも同じように安打が多く出ているので、単純には喜べないが、後半になすすべも無くあっけなく負けるよりはまだイイ。

せっかく阪神がヤクルトを叩いて弱らせてくれたのに、借りを返さなきゃいけない立場の巨人が逆にヤクルト野球を復活させてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだが、せめて明日、意地を見せてくれると期待して・・・・そろそろ寝かせて欲しいZZzzzzz