巨人 1-0 広島
対 広島:13勝6敗1分
勝利投手:西 村 31試合 7勝 1敗 0S
セーフ :久 保 56試合 3勝 1敗 17S
敗戦投手:前田健 24試合 8勝 9敗 0S
投手リレー
巨人:西村→山口→久保 捕手:阿部
広島:前田健→豊田→青木→菊地原 捕手:石原
巨人:ラミレス18号ソロ
広島:
日テレG+ にて観戦
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ラミレスのホームランによる1点を投手陣が守り切り広島東洋カープに勝利した。先発の西村は前田健との投げ合いを制して自己最多の7勝目をマーク。後を受けた山口、久保は走者を背負うも得点を許さず完封リレーを演じた
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最初に・・・・前夜は色々とコメントをありがとうございました。
おかげさまで、少し冷静になることが出来ました。
西村 vs マエケン
去年までなら、負けを覚悟しながら観戦・・・というところだが、今季に関しては西村は広島に相性が良く、マエケンは巨人と相性が悪い。前夜、悔しい負け方をしたので、嫌なイメージを吹き飛ばすためにも、スカっとした勝ち方をしてもらいたいところだが、
昨夜とは違った意味で胃の痛いゲームとなった。
(原監督も胃が痛いっていってたし)
巨人 4安打 四死球0
広島 10安打 四死球6
むしろ広島がスカッと気持ちよく勝っていてもおかしくない数字だが、野球というのは不思議なもので、スコアは1-0で巨人が勝った。虎の子の1点はラミレスのソロホームラン。
今日はとにかく投手陣が頑張った・・・いや、頑張ったという言い方はおかしいか、自分で作ったピンチを周りがカバーしつつ、粘り強く凌ぎきったという感じだろうか。
終わって見れば6回、9回以外は全て出塁を許し、1,2,3,4,7回は得点圏にランナーを背負っての投球。3~4点取られててもおかしくない状況で、ピンチになった時に集中力を発揮して抑えるという展開が続いた。
それでも、勝てるピッチャーというのは、こういうもの。綺麗に9回を抑えなくてもゲームに勝てるというある意味見本のような投球だった。ただ、それは西村にはシュートという協力な一芸を持っているからこその芸当だと思う。その自分の大きな武器をトドメに使うのではなく、餌に使うという配球の変化(プラス、フォークの習得)が今季の好調を支えている。川口コーチと何度もディスカッションを交し、阿部とも何度となく話し合ったであろうことは想像に難くなく、ケガに泣かされることの無い、プロとしての体のケアも手伝って、最高の7勝目を手に入れた。
そして、山口が2度のピンチを2失点で押さえ、久保があぶなげなく9回を締めてくれたことで、広島にとっては悔しさだけが残る勝ちで終了することが出来た。
僅か1週間前、9月2日の時点では1.5差まで迫った順位もあっという間に5.5ゲームに広げられてしまった。つめるときはあんなに苦労したのに、広げられるのはあっという間・・・・悲しい
さて、問題は明日の先発。
中4日で内海を持ってくるのか、前夜のリベンジで東野にラストチャンスを与えるのか、それとも・・・????グラを上げる?それとも、今日上げた金刃???
昨日、激しくキーボードを叩いたので、今日はこのへんで・・・
追記
とても楽しめたゲームだった。
最後まで斎藤佑樹を投げさせた梨田監督の采配にも痺れたし、マー君の投球にも痺れた。
斎藤佑樹を続投させたのは、彼に完投の経験をさせたかったということもあるだろうし、今後もライバルになるだろうマー君相手に、先に下ろさせたくないという意地もあるだろうし、ファンサービスもあるだろう。
DH制ということで、負けていてもあそこまで引っ張れるという采配のしやすさも手伝って、見ている側としては見ごたえのあるゲームだったと思う。
もちろん、斎藤佑樹にとってとても貴重な経験だったことは言うまでも無い。
澤村にもこういった痺れる舞台で投げさせてあげたいと思ったし、今日のマー君のような投球を目指して欲しいとも感じた。